荒山(1,572m)・鍋割山(1,332m)
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 赤城山の外輪山にあたる荒山と鍋割山に行ってきました。
山行日 2018年11月17日(土)
鍋割山 山頂から前橋市内を望て
天気 晴れ、微風
企画 KMT
装備 7-8kg
同行者 Tさん、Kさん、Aさん、Kさん、Fさん、Mさん、T夫妻
コース
概要
姫百合駐車場━荒山高原━棚上十字路━荒山━荒山高原━鍋割山━荒山高原━姫百合駐車場

行動記録
【11/17(土)晴れ、微風】
自宅(4:10)==稲城IC(4:30)==高井戸IC==荻窪駅(4:50,5:15)==練馬IC==前橋IC==姫百合駐車場(7:40)

姫百合駐車場--0:05--荒山高原登山口(8:10)--035--荒山高原(08:45)--棚上十字路--休憩舎(09:50)--0:20--荒山(10:10,10:20)--0:40--荒山高原(11:00,11:10)--0:30--鍋割山(11:40,12:50)--荒山高原--荒山高原登山口(14:20)

姫百合駐車場(14:40)===前橋IC(15:00)==練馬IC(16:10)+++中野(16:30,16:40)==永福IC(17:30)==稲城IC(18:00)==自宅(18:30)

行程図

国土地理院地図より作成

天気図
【11/17(土)】 日の出 6:22, 日の入り 16:34  晴れ 18.6℃/8.5℃, 降雨量 0.0mm,
   
天気図、衛星画像 yahoo天気、goo天気より転載 @前橋

◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・中央高速道(稲城IC-高井戸IC)       480円
・関越自動車道(練馬IC-前橋IC):     2,350円
・首都高(永福IC→高井戸IC):        300円
            総距離 324km  (22.7km/L)

◆ 日誌と写真
行動日誌
 吾妻山、磐梯山で素晴らしい紅葉を満喫したこと、笹子雁ヶ腹摺山が快晴で気持ち良い山行を楽しんだことで、この山行はその翌週にあたりどうもお天気予報をみると週末はどうも天気が悪そうで、そう毎週毎週快晴という訳にはいかないと思われた。 やはり天気予報で水曜日までは週末雨予想で、例え曇りであったとしても紅葉はやはり太陽の光がないとあまり美しないので正直あまり進まなかった。 また群馬県の赤城山ということで、東京の西に住んでいる者にとっては都内を抜けていくこととなり、朝早く出発しないといけないので億劫であった。 ところが天気予報がだんだん変わり、晴れのち曇りとなった。また今回同乗者がいるので、私だけキャンセルという訳にはいかない。 お天気もまずまずだし、またKMTメンバーとは久しく会っていないので面白い山行になると期待が膨らんできた。
【11/17(土) 晴れ、微風】
 同乗者と荻窪駅に朝5時に待ち合わせなので、午前4時過ぎに自宅を出た。この時期、この時間は当然真っ暗である。荻窪駅についても人通りはなく、5時になってもまだ暗い。 同乗者のAさんが予定通り駅に到着し合流できたので、朝の環八経由練馬ICから関越自動車道で前橋ICに向かう。朝が早いせいか、あまり渋滞に引っかからなかった。 埼玉の川口JCTを過ぎたあたりから明るくなるとなんと青空である。
 集合場所には20分程前に到着した。仲間がまだ来ていないと思っていたが、女性陣はすでに到着していて車中で待っていたので気づかなかった。 KMTには久しぶりの参加だったので、お互い再会の挨拶などで話が弾む。
やはり標高1,000mの高原なので、少々肌寒い。登山口で笑顔を写真に収め階段状の斜面を登っていく。
 比較的緩やかな斜面を登り30分程で草原の広場(荒山高原)に出た。あたりの木々はすでに紅葉は過ぎていて葉は散っていた。 そこからは赤城山の山裾と前橋市内が望め、遠くの方にはなんと富士山も見える。今日は思ったより天気も良いし気持ちよい。少々寒いが。。
 荒山高原からはさらに10分ほど進むと十字路に出て、そこからはなだらかな関東ふれあいの道を進む。最後にごつごつした岩の道を登ると休憩舎と呼ばれる見晴らしのよい場所に出た。 そこからは広大な赤城山麓が広がっている。また関東平野の向こうに筑波山も望める。

登山口でまず全員集合

眺めのよい休憩舎
  ここから荒山までの道のりが今回の一番の坂でしたが、20分程で頂上に着く。残念ながら山頂は木々に囲まれていて眺望は林間越しに眺める程度。 そこでは記念写真だけを撮って、本日の昼食場所である鍋割山に向けて歩を進める。

赤城山の外輪山、地蔵岳、

林の中の荒山山頂
 荒山からは、富士山、秩父連峰、妙義山、榛名山、浅間山、谷川岳方向の山々の景色を楽しみながら下る。それに目の前には鍋割山が堂々と控えている。 荒山と比べると思ったより低い。一度下り荒山高原まで降りてから、いよいよ目的の鍋割山に向かって登るのであるが、コースタイムで約1時間、途中で山頂と思ったところは火起山というところで、そこから少々下り、やっと鍋割山頂に到着した。 やはり低いと思っていたがコースタイムどおり時間がかかった。
 鍋割山は荒山と違って山頂から草原の斜面が広がっており、そこから前橋市内が手に取るように眺められる。榛名山、妙義山や両神山、筑波山などをそれぞれ確認しあう。 それに奥多摩や秩父の山々の向こうには富士山も確認できた。関東平野が広い。

鍋割山を目指す

眺めの良い鍋割山山頂
 鍋割山の斜面で景色を見ながら、さっそくカップラーメンで昼食。朝方寒かったが、すでにポカポカ陽気で睡魔が襲いついうたたねしてしまう。

山頂で記念写真

火起山から赤城山の外輪山を望む
 このままボ~としていたいところであるが、片付けて記念写真を撮ってブラブラ下山する。途中鍋割山の山頂と間違えた火起山からは赤城山外輪山のひとつである鈴ヶ岳がきれいな三角錐を見せている。 その向こうには上州武尊山も確認できた。谷川岳方面は雲がかかっていて、日本海からの北風を防いでくれているようであった。

荒山高原から林間の道を下る

木漏れ日
 一旦荒山高原に出て、そこから朝方登ってきた道を下る。午後の木漏れ陽の浴びながらメンバーとくだくだ話しながらほどなくして駐車場に戻ってきた。 時刻はまだ午後の2時過ぎで、皆さんは日帰り温泉に立ち寄って帰るというところ、我々同乗者のAさんと僕は都内を抜けて帰らなければならないので、温泉はパスしそのまま帰ることとした。 幸い関越自動車道も渋滞に遭わずに都内に住むAさんの住む中野までは順調であったが、Aさんを下ろした後、都内の環七通りで夕方の激しい渋滞に巻き込まれてしまった。
感想
 最初は雨を覚悟していたが、小春日和りの陽気でまた関東平野を取り囲む山々を存分に楽しめた。紅葉は少々終わっていたが。
 以前、小野子山に登った時、山頂でお会いしたご夫婦から仕事をリタイヤしてから登山を始めまずは赤城山セブンから登り始めていると伺った。 そこで赤城セブンという言葉を始めて聞いたが、あまり公には広まっていないようだ。おそらく、次の7つの外輪山になるであろう。
 ① 鈴ヶ岳 (1,564m)
 ② 黒檜山 (1,827m)
 ③ 駒ヶ岳 (1,689m)
 ④ 長七郎山(1,579m)
 ⑤ 地蔵岳 (1,674m)
 ⑥ 荒山  (1,572m)
 ⑦ 鍋割山 (1,332m)
 長七郎山と地蔵岳は2013年に、鈴ヶ岳、黒檜山、それに駒ヶ岳は2014年に行ったので、これですべて制覇したことになる。
 赤城山、KMTメンバーの多くは埼玉県民なので、気軽に行ける山という感覚であろうが、東京都内や東京以西に住む者にとっては少々遠い。 しかし、今回行った鍋割山は赤城山外輪山の中でも前橋市内に一番近く、また素晴らしい景色が楽しめたのでハイキング日帰り登山ということで、東京都民でも許せる山であった。

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