大菩薩嶺(2,095m)
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 百名山の大菩薩嶺に行ってきました。
山行日 2021年5月29日(土)
大菩薩嶺にて
天気 晴れ、微風
企画 KMT
装備 5-6kg
同行者 Tさん、Kaさん、Kiさん、Fさん、Mさん、Sさんの総勢7名
コース
概要
上日川峠登山口━石丸峠━熊沢山━大菩薩峠━雷岩━大菩薩嶺━福ちゃん山荘━上日川峠登山口

行動記録
【5/29(土)晴れ、微風】
自宅(5:40)==高尾IC(6:03)==八王子JCT(6:15)==大月JCT(6:30)==勝沼IC(6:46)==第3駐車場(7:25)

駐車場(8:00)→上日川峠登山口(8:10)→バス停(8:38,8:46)→石丸峠(9:50,9:58)→熊沢山(10:06,10:12) →大菩薩峠(10:25,10:40)→サイノ河原→雷岩(11:20,12:10)→大菩薩嶺(12:24,12:33)→福ちゃん山荘(13:23,13:50)→駐車場(14:15)

第3駐車場(14:30)==勝沼IC(15:10)==大月JCT(15:25)==八王子JCT(16:00)==高尾IC(16:23)==自宅(18:00)

行程図

YAMAP地図をもとに作成

天気図
【5/29(土)】 日の出 4:23, 日の入り 19:03  曇り時々晴れ 28.1℃/13.7℃, 0.9m/s 南南西, 降雨量 0.0mm,
   
日本気象協会より転載 @勝沼

◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・中央道  高尾山IC~勝沼IC:     1,980円
             総距離:     200.0km

◆ 日誌と写真
行動日誌
 5月の三ッ峠山では富士山が望めなかったので、幹事のTさんから富士山の眺望が素晴らしい大菩薩嶺ということとなった。 大菩薩嶺は百名山で2009年8月にすでに登頂したことになっている。 ただその当時はまだ百名山制覇の意識はなく、大菩薩峠の名前に惹かれて参加した程度であった。 それよりも登山が終わり下りてきて、車で上日川峠の坂を下っている時、車内に異様な臭いが立ち込め、 また後ろからついてきているTさんから車から煙が出てるよ、との指摘を受け、なんとサイドブレーキをかけたまま坂を下っていたではないか。 その後サイドブレーキを外し注意しながら下っていったが、念のため帰る途中ガソリンスタンドに立ち寄って一応見てもらった。 ただスタンドの人もなす術がなく特に修理することはなかった。 果たしてブレーキが効かなくなっているのでは、と中央高速を恐々運転しながら帰ったことが強く印象に残っている。
 という訳で、とんだ百名山ではあったが峠の茶屋があったことくらいしか記憶がない。 今回はしっかり大菩薩嶺を心に刻む百名山としたい。
【5/29(木) 曇りのち晴れ、微風】
 今回はちょっと自宅より遠い場所であるが、幸い近所のSさんも参加することなのでまたまたご一緒することとした。 中央高速の勝沼ICを下りてからフルーツラインというところを通る。 爽やかに晴れ渡った中周りはブドウ畑で快調に走り、その後ヘアピンカーブが連続する道路を登って行って上日川峠に向けて到着した。
 上日川峠には大きな駐車場があるが、警備員が立っており峠付近の駐車場は満車、そこからちょっと先の第3駐車場に行けとのことであった。 そこにはFさん、Mさんがすでに到着していた。ほどなくしてTさんとKさんも到着し、準備してさっそく出かける。
 まずは上日川峠のバス停に戻り、他の登山客は直接大菩薩峠に向かうところ、我々はそこから小さな山道を下る。

上日川峠にあるロッヂ長兵衛

さあ石丸峠目指して出発
 しばらく樹林帯の中を通る。鳥のさえずりが良く聞こえる。 途中小さな沢を超えて道路に出て、さらに樹林帯の登山道を登りまたまた道路に出る。そこで見晴らしが一気に開けた。

樹林帯の山道できれいな沢を超える

石丸峠
 さらに急な坂を登っていくとだんだん傾斜は緩くなり石丸峠に到着。
 石丸峠付近は笹原で見晴らしはよく、なだらかな稜線が続いている。薄雲の中遠くの方に富士山も姿を現わしている。 稜線に出たので風をまともに受け、登りで熱くなった身体が冷えそうなのでヤッケを着こむ。

石丸峠から今度は稜線を登っていく

熊沢山
 石丸峠からはなだらかな稜線を歩きで熊沢山を越え、樹林帯の中に入ると急に道が分かりにくくなる。 注意して踏み跡を探しながら下ると大菩薩峠の介山荘の屋根が見えてきた。

大菩薩峠

大菩薩嶺への稜線
 大菩薩峠には大勢の登山客が休憩していた。またここから大菩薩嶺への稜線はお馴染みの風景である。 富士山の写真を撮ったり南アルプスの山々をあてっこしたりして過ごす。 峠の標識前で記念写真を撮って、大菩薩嶺までの稜線歩きが始まる。遮る木々もなく見晴らしは良い。

親不知ノ頭(大菩薩峠と大菩薩嶺のちょうど中間点)

大菩薩湖
 大菩薩嶺の山頂は樹林帯の中にあり見晴しも良くないことが分かっていたので、その手前の雷岩というところで昼食タイムとする。 周りにはたくさんの人が同じく昼食を取っている。昼食を終え、今日の目標の大菩薩嶺に登る。 やはり見晴らしは良くない。記念写真を撮って早々に登ってきた道を引き返す。

昼食タイム

雷岩から下ります
 昼食を取った雷岩からは、富士山、それに大菩薩湖を見ながら下る。 下る途中右手の草むらでのんびり草を食べている鹿2匹を見かけた。

富士山と大菩薩湖を見ながら下ります

途中鹿に遭遇
 樹林帯に入るとなだらかな道になり、周りは新緑に包まれて気持ちよい。 このパーティ、次世代おらず5G(爺)、いや2G(山ガール)やとか、ぐだぐだしゃべりながら下っていった。

樹林帯のなだらかな下り道で

福ちゃん山荘前に下りてきました。
 福ちゃん山荘からは緩やかな山道を下りて行って、今朝の登り口にあたる上日川峠に着いた。
感想
 大菩薩嶺がこんなに大勢の登山客がいて、それも女性の登山者が多く意外と気軽に登れる山であったことを改めて認識した。 福ちゃん山荘には今の天皇陛下と雅子様が宿泊されたとの標識が掲げられていた。 確かに上日川峠から直接登ると2時間程度で登れるのではないか、また登山道もしっかりしていて危険はない。 百名山にしては楽な山に違いないが、深田久弥の時代はおそらく麓から登ったに違いない。
 駐車場で皆さんに分かれ、カーブの連続したアスファルト道を下る。 サイドブレーキ解除に気を付けなければならないところだが、私の車は残念ながら電動パーキングブレーキなのでその心配はまったくない。 世の中、進歩したものだ。

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