雁ヶ腹摺山(1,874m)
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 秀峰富嶽12景1番山頂の雁ヶ腹摺山に行ってきました。
山行日 2019年10月5日(土)
雁ヶ腹摺山より富士山
天気 晴れ、微風
企画 KMT
装備 7-8kg
同行者 Tさん、Kさん、Aさん、Yさん、Fさん、Mさんの計7名
コース
概要
大峠駐登山口━雁ケ腹摺山━姥子山東峰━雁ケ腹摺山━大峠駐登山口

行動記録
【10/5(土)晴れ、微風】
自宅(4:40)==鶴川(4:54)+++登戸+++立川+++拝島(6:16)
拝島(6:35)==八王子IC==勝沼IC==大月IC==大峠(8:50)

大峠駐登山口(9:00)→雁ケ腹摺山(09:55/10:05)→姥子山東峰(11:20/12:20)→雁ケ腹摺山(13:40)→大峠駐登山口(14:30)

大峠(14:45)===大月IC==八王子IC==拝島(16:15)
拝島(16:30)+++立川+++登戸+++鶴川(17:40)==自宅(17:50)

行程図

国土地理院地図より作成

天気図
【10/5(土)】 日の出 5:39, 日の入り 17:21  晴れ 30.3℃/21.5℃, 降雨量 0.0mm,
   
日本気象協会より転載 @東京

◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・小田急(鶴川-登戸):         220円
・JR(登戸→拝島):          473円
・中央道(八王子IC→大月IC):    960円(ETC料金)
・中央道(大月IC→あきる野IC):  1,080円(ETC料金)

◆ 日誌と写真
行動日誌
 雁が腹摺山、秀麗富嶽十二景のひとつということで昨年11月に笹子雁ヶ腹摺山に行ってきたが、 秀麗富嶽十二景1番山頂である本当の雁が腹摺山は500円札で有名なところでもあり行ってみたいという気持ちがずっと頭の片隅にあった。 今回KMTで企画してくれたのでありがたいと思っていた。ただ前日に昔の仕事仲間に会えるシンポジウムが予定されていたので、その後は呑み会になってしまうことで躊躇していた。 が、やはりこの機会を逃す手はないということで前日の呑み会は早々に切り上げることにして参加することとした。
 雁ヶ腹摺山の登山口は大月から1時間ほど山中に入ったところで車で行くしかないが、前日の呑み会なのでTさんに拝島駅で乗っけてもらうこととした。
【10/5(土) 晴れ、微風】
 お天気は申し分なしの快晴。昨晩の呑み会は8時にお開きなり、自宅には9時過ぎに帰ることができたので通常通り就寝できた。
 翌朝4時に目覚ましセットして、始発に乗る。集合場所の拝島駅には集合時間の6:30に対して余裕をもって着いた。 そこには乗っけてもらうTさんはすでに6時前に到着していたほか、車で行くKさんもすでついていて、Kさんの車に乗るAさんを待っていた。 Aさんは6:33に到着するというので、彼を待ってKさんの車と一緒に拝島駅を出発した。
 Tさんとは久しぶりの山行なので、車の中で先週行った木曽駒ヶ岳の話とかこれまで積る話をしているうちになんと下りるべき大月ICを通り過ぎてしまった。 大月ICを過ぎると笹子トンネルを抜けて勝沼ICまで行くしかない。勝沼で急いで引き返し大月ICを降りて、曲がりくねった県道510号線を登って集合場所である大峠に着いたのは8:50であった。 約30分ほどのロスではあったが、当初予定していた集合時間には間に合ったと思ったが、すでに峠で長々と待っていたFさんからワインは買ってきたのでしょうね、と言われてしまった。
 大峠からはすでに富士山が青空の中でくっきり見えていた。これは期待できるぞ。

大峠からの富士山

登山口にて集合写真
 最初は樹林帯の中をなだらかな道をゆっくり登っていく。 途中一休みして急な坂をジグザクに登っていくと急に原っぱに出た。そこからすぐ先が雁ヶ腹摺山の山頂であった。

雁ヶ腹摺山の登山道

もう少しで山頂
 山頂に登って振り返ると青空の中にでーんと富士山が青いシルエットを映していた。 富士山の手前には三つ峠、滝子山が重なって、その重なり具合がちょうどよい。まさに500円札のデザインになっただけあって日本画というか日本を感じさせる風景である。 手前の原っぱはこの景色のために木々が取り払われたのであろう。

雁ヶ腹摺山からの富士山

山頂で記念写真
 山頂からの富士山を堪能した後、さらに奥の姥子山を目指す。ここから一旦下る。せっかく登ったのにずいぶん下る。 途中の鞍部で林道に出くわし、そこから15分ほど登ったところが姥小山である。
 ここからの富士山の眺めも雁ヶ腹摺山と違って奥深い奥多摩の山々の全貌も見えて、その奥に富士山が堂々と鎮座していて素晴らしい。 お天気も最高で気持ち良い。時折風があってすがすがしいお天気ではあるが日射しがきついので、少ない日陰を探して昼食の支度をする。

姥子山から雁ヶ腹摺山の稜線

姥子山から富士山

いつもの山仲間

のんびりコーヒータイム
 姥子山でのんびり昼食、そして記念写真を撮って元来た道を引き返すこととなるが、なんとこの姥子山の山頂(1,503m)は雁ヶ腹摺山はもとより、集合した大峠よりも低い。 ということは午前中の登りはいっさい帳消しで、さらに登ることとなる。 途中の鞍部である林道から雁ヶ腹摺山へは急な登りで一汗かいてやっと山頂に戻ると富士山はすでに雲に隠れていた。
 そこからはのんびり大峠まで下って登山口に予定通り下山した。

雁ヶ腹摺山山頂直下でしばし休憩

登山口近くの御硯水
 大峠で解散してTさんの車で帰る。中央高速の渋滞を考え途中休憩を取らずに拝島まで送ってもらい、そこから電車に乗って家に帰った。
感想
 雁ヶ腹摺山って面白い名前であるが、これはガンががその腹をこするようにしてここを越えていったことから、雁ヶ腹摺と呼ばれたそうで地元の人は「ハラスリ」と呼んでるそうだ。 近くに、笹子雁ヶ腹摺山や牛奥雁ヶ腹摺山があり、昨年笹子雁ヶ腹摺山(通称ササガン)に行ったが、そこからは林が少々邪魔していたが、 今日の雁ヶ腹摺山は1番山頂だけあってやはり富士山の姿、それにそれを囲む山々の配置が美しい。 牛奥雁ヶ腹摺山だけを残しているが、秀麗富嶽十二景の2番山頂であることからいつかは制覇してみたい。

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