山の道具


私の山の道具

山の道具は、日進月歩が早くハイテック製品もいろいろ出されておりますが、大げさに言えば間違うと命とりになりかねない、 また各人いろいろこだわりがあるようですし・・・
 クッカー(ジェットボイル)
 
 
 
Jetboilを購入しました。で、Jetboilって何???
Jetboilとは山用クッカーのことでこのような形で収まっております。
この筒の中に下記の道具がすべて収まっております。
ガスコンロを組み立たところ。といってもガスタンクとバーナー部がネジになっているので回して付けただけ。
筒の部分にお水を入れて、このような形でお湯を沸かします。
なんといっても500mlの水が2分程度で沸騰します。これがこの製品の売りで、12,500円也です。 コーヒーを飲みたい時など重宝します。ただ料理となるとお湯だけでできるものに限られてしまう欠点があります。 鍋料理とか炒め物といった料理には使えません。
 テント
 
 
 
テントも昔の布製の重いテントを担いだ者にとっては最も進化した登山用具のひとつではないでしょうか。 昔と違ってそれこそいろいろな形はありますが、中高年登山者はやはり軽量という点が重要です。 私が購入したテントはエルブレスのLBS20(2人用)というやつで 37,000円でした。 これまで2回使いましたが、ひとりで寝た時は余裕の広さで、また息子とふたりで使用した時も窮屈といった感じはありませんでした。 また2重になっておりますので、北アルプスや南アルプスでも夜露に濡れることなく快適に睡眠出来ました。 組み立ても簡単です。

・重量:約1.69kg
・素材:<フライシート>30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
    <インナー>30Dポリエステルリップ(通気撥水加工)
    <ポール>DAC-7001S
・付属品:収納袋、ペグ、張り網、フライシート袋

それからテントを購入したら、急に山に行きたくなりました。 山小屋泊だと予約とか混雑した中で他人に気を使ったりして億劫になりますが、テント泊となりますと自由に予定がたてられます。 (もっともテントを張れるところは限られているのですが・・) それにテントの中で寝袋で寝ていると、それこそ大地と接して、自然の中で過ごしている感覚になります。
 シュラフ
 
左からエアーマット、
ファインポリゴンシュラフ、
コールマンシュラフ
雑誌で「濡れても温かくメンテナンスが楽」という宣伝文句に惹かれてファインポリゴンという化繊のシュラフを購入しました。 27,000円也で少々高かったのですが、非常に軽くてコンパクトです。 ただ南アルプスで使用したら朝方寒い思いをしました。 性能をよく見たら、使用可能下限温度:7℃ とありますので、アルプスでは寒いはずです。 それで、剱岳に行ったときはColemanの普通の化繊のシュラフを持って行きました。 これはポリゴンシュラフよりは嵩張るのですが、寒い思いをして寝れなくなるのも嫌だし、普通のシュラフを持っていきましたが、 このポリゴンシュラフが夏のアルプスでは使えないということとなると結局高い買い物をしてしまったようです。 雑誌では北アルプス北穂高で快適に過ごせた、と書いてありましたがよく見たらオーバーシュラフもしていたようです。 上等のダウンのシュラフで2万円も出せばいいものが購入できますが、 ただダウンは取扱いに気を付けないと固まったりしてしまうとか聞いたことがあります。悩むところです。

 品番 FAG0504 ポリゴンネスト(r)4×3
 使用可能下限温度:7℃ 身長185cmまで
 収納サイズ:Φ13cm×26cm
 重量: 430g
 素材 表:ナイロン100% 裏:ナイロン100%
     中間層:ファインポリゴン(ポリエステル100%)

それとエアーマットもついでに購入しました。 テント泊だと地べたに寝ることとなるのでやはり必須ですね。 エアーマット、単にクッションと断熱だけの機能でいいのですが、やはりコンパクト、 軽量の観点からニーモのスリーピングパッド「ゾアショート」という製品を買いました。 確かにコンパクト性におていはピカ一ではないでしょうか。 これも7,800円と相当高かったが、果たして費用対効果と言う点ではどうかな、という気もしないでもありませんでした。 すなわち空気層が薄いので地面が平らで石などなければ問題ありませんでしたが、 岩の上とか、春や秋の冷たい地面では果たして機能を発揮できるか、ちょっと不安ですね。普通のエアーマットがいいみたい。
 てぬぐい
  このてぬぐい。山にはタオルの方が流れた汗を拭くには絶対有効であるが、これは我がOutdoorライフの原点が示されていて私の宝物の一つである。
これはワンゲル時代にクロスカントリーレースといって兵庫県垂水区の塩谷駅から宝塚まで六甲山全縦走に参加したものだけが手にする貴重なものである。 直線距離にして54km、また標高差はトータル2,000mにもなる全縦走、関西ではこれを達成しないとアルプスには行けないと言われていたコースをワンゲル部員では競争する訳であります。 まあ今日流行っているトレイルランみたいなものでりますが、その当時山で走って登ったり下ったりするのは異常な連中とみられておりましたね。
毎年12月だったか寒くて日照時間の短い冬に開催されておりましたが、先輩達も途中のエイドを設けてお汁粉とかサポートしてくれておりました。 私は毎年参加しておりましたが、朝6時の時報で真っ暗な中をスタートするんですが、宝塚には午後の3時か4時頃の到着でした。 確か2年生の時が最高で午後2時半頃の到着だったかと思います。 8時間半という記録は僕にとって輝かしい記録ですが、トップ選手は12時過ぎに到着、つまり6時間少々で走りきる選手もおり、その男は「加藤文太郎」と呼ばれておりました。

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