本社ヶ丸
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 秀麗富嶽十二景の12番山頂である本社ヶ丸(1,631m)に行ってきました。
山行日 2015年5月2日(土)
清八山から富士山
天気 快晴、微風
企画 KMT
装備 5-6kg (日帰り)
同行者 Tさん、Mさん、Kさん
コース
概要
笹子駅--角研山--222号鉄塔--本社ヶ丸--清八山--清八峠--変電所--笹子駅

行動記録
【5/2(土)晴れ、微風】
自宅(5:30)== 鶴川(5:44)+++町田(5:51,6:06)+++笹子駅(7:33,8:05)--0:30--庭洞山(8:35) --0:05--30号送電鉄塔(8:40)--1:30--角研山(10:10)--0:20--222号送電鉄塔(10:40)--0:45--本社ヶ丸山頂(11:25,12:20)--0:30--清八峠(12:50) --0:05--清八山(12:55,13:05)--1:00--登山口(14:05)--0:10--変電所(14:25)--追分(15:00)--0:20--笹子駅(15:20,15:44)+++立川(16:00,18:00)+++登戸(18:30,18:35)+++鶴川(18:50)==自宅(19:00)

行程図

Mさん作成のGPS地図により

天気図
【5/2(土)】 日の出 4:54, 日の入り 18:33, 晴れ 30.5℃/11.9℃, 24%, 南南西 6m/s, 0.0mm
   
Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @山梨中西部(甲府)


◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・小田急電鉄 鶴川→町田:     ¥ 154
       登戸→鶴川:     ¥ 216
・JR中央線 町田→笹子:     ¥1,317
       笹子→立川:     ¥1,144
       立川→登戸:     ¥ 302

◆ 日誌と写真
行動日誌
【5/2(土) 曇り、微風】
5月の連休前の2日、本社ヶ丸に行ってきました。山の名前としてちょっと奇妙ですが、ここは大月市の秀麗富嶽十二景の12番山頂になります。 4月には高畑山・倉岳山の9番山頂だったので、続けて大月市の秀麗富嶽十二景の山の挑戦です。
今回は朝から雲一つない快晴、前回と違って富士山も期待できます。
またまた中央線ですが笹子駅までちょっと遠いので早起きして、笹子駅には7時半ごろ着きました。ここでコンビニで買った朝飯を食べながらいつものメンバーの待ち合わせです。 笹子といえばいつも中央高速道で笹子トンネル、2012年12月に起きた天井板落下事故を思い起こします。駅の向かい側にある小さな公園には笹子隧道の碑が立っておりました。 甲州街道最大の難所といわれた笹子峠を回避するため昭和13年に完成したとのことで、この旧トンネルは長さ240m、幅3mですが、 当時の人々にとっては悲願のトンネルであったとのことです。今では国道20号線、JR中央線、それに中央高速道とそれぞれりっぱなトンネルが作られておりますが、 いつもよく通る中央高速道の笹子トンネルは全長4.7km程です。

快晴の笹子駅

アキレス腱にくる急斜面を登る
さて駅からすぐ山に取りつきますが、これがなんとジグザクの急な坂です。階段もなく土の斜面をひたすら登っていくという感じで、アキレス腱にきます。

一息。本社ヶ丸方面を望む

角研山(つのとぎやま)1,377m
急な登りも送電鉄塔を過ぎ、林道を通り過ぎたところからやや緩やかになるが、角研山までとにかく登る。

狭い本社ヶ丸山頂。富士山がきれい

本社ヶ丸山頂からはるかに南アルプス
角研山から稜線になるが、ほどなくして送電鉄塔にであう。ここから富士山の撮影ポイントで有名な三ッ峠山が望める。ただ山頂は電波塔だらけ。 ここからまだ本社ヶ丸までコースタイムで40分もかかる。本社ヶ丸山頂は狭いが、展望は開けて富士山もばっちり見える。 それにうれしいことに雪をかぶった南アルプスもはるかに望める。本当はここで昼食といきたかったが、山頂には他の登山客もいて、 食事をするスペースはない。仕方がないので、清八山に向かったところ、山頂直下の岩陰がちょっとしたスペースがあったので、 そこで食事とする。日差しもきつく風もなく暑い。

清八山山頂にて

清八山から変電所に向けて下る。
清八山は清八峠からちょっと南に向かったところで、山頂は開けたところで明るい。富士山はちょっと山頂付近に雲がかかってしまったが、 真っ青な青空の中で輝いている。谷から涼しい風も吹いてきて、のんびり昼寝でもしたい気にさせられる。

もうすぐ林道。

舗装道路で変電所を過ぎた辺り、これから長い。
感想
山から林道に出て巨大な変電所を通り過ぎる。こんな山奥に似合わない大きな変電所である。そこを通り過ぎてさらに下りていくと 金網でぐるっと囲まれた何も看板のない白い建物に出くわす。そこは民家から相当離れているし、何の表示もないということが気にかかる。 ふとこの山の下にリニアーの試験線があることを思い出す。地図にもまっすぐトンネルが描かれている。 そこから、変電所もこの不可解な建物もおそらくリニアー関連施設であろうと勝手に思った。
そこからさらに下るとトンネルを抜けて国道20号線、すなわち甲州街道に出る。そこは車やトラックの往来があり、細い歩道を延々と歩く。 笹子駅までが遠かった。山道で移動した分だけ舗装道路で戻ることとなり、天気も快晴、喉も乾いてきて駅についたらビールや、と思いつつも 清涼飲料水の自動販売機しかなかった。とりあえず、サイダーで喉を潤し、電車が来たのでそのまま中央線に乗ったが、明日も明後日も連休ということで、 途中下車して呑み屋で打ち上げとなった。
大月市の秀麗富嶽十二景、これで3つ制覇しました。まだまだ富士山を眺める山は9つも残っておりますね。

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