岩木山(1624m) |
◆ 山行記録 |
山行概要 | ||
報告概要 | 東北の百名山である岩木山に行ってきました。 | |
山行日 | 2020年9月20日 | 岩木山(津軽富士) |
天気 | 9/20 晴れ | |
企画 | 個人企画 | |
装備 | 5-6kg | |
同行者 | 単独行 | |
コース 概要 |
岩木山神社前⇔登山道入口⇔姥石⇔焼泊りヒュッテ⇔鳳鳴ヒュッテ⇔岩木山 |
行動記録 | |
【9/20(日) 晴れ、強風】 | |
東横イン弘前(5:00)== 岩木山神社前(5:30) 岩木山神社前(5:40)→登山道入口(6:15)→姥石(7:00,7:10)→焼泊りヒュッテ(8:10,8:15)→鳳鳴ヒュッテ(9:20,9:30) →岩木山(9:55,10:30)→鳳鳴ヒュッテ(10:50,10:55)→焼泊りヒュッテ(12:07,12:10)→ 姥石(12:45,12:50)→登山道入口(13:40)岩木山神社前(14:10) 岩木山神社前(14:30)==境関温泉(15:20,16:00)== 東横イン弘前(16:20) |
行程図 | |||
国土地理院地図より作成 |
天気図 | |
【9月20日(日)】 日の出 5:22, 日の入り 17:38 晴れ時々曇り 24.8℃/15.6℃ 3.7m/s 西南西 0.0mm |
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衛星画像、天気図は日本気象協会より転載、気温は弘前 |
◆ 山行資料 |
アプローチメモ | |||
交通手段 |
・中央道稲城IC→首都高中央道接続: ¥ 490 ・首都高中央道接続→首都高東北道接続: ¥1,320 ・首都高東北道接続→東北道大鰐弘前IC: ¥9,380 | ||
温泉 | ・境関温泉(日帰り入浴): ¥ 380 |
◆ 日誌と写真 |
行動日誌 | |
東北百名山の旅、第2弾です。残りの東北百名山の岩木山と八甲田山を制覇することで計画した。 どちらも青森県、それも弘前市から近いので弘前のホテルに泊まってそこから日帰りで行くことにした。 問題は自宅から青森までの移動であるが、ある先輩は新幹線+レンタカーで行ったとのことであるが、 コロナ禍の中でもあるのでマイカーで行くこととした。東北道をほぼ完走することとなるが、 前回の鳥海山、早池峰山で東北道を走っているのでだいたいの道路混雑やSA、PAなどの状況は経験済みである。 | |
【9/19(土) 晴のち曇り、無風】 | |
パソコンのナビでは8時間半で弘前まで行けることになっているが、なにしろ4連休なので渋滞が懸念されたので、
前日の金曜日の晩8時過ぎに自宅を出た。首都高は新宿から板橋まで渋滞であったが、東北道に入り最初のSAである蓮田には10時頃に到着。
そこで無理せず車中泊とした。 翌朝5時過ぎに出発して再び東北道をひたすら北上する。途中、SAで朝飯、昼食をとる。やはりgo to トラベルが始まって4連休でもあり、高速道路のSAは混んでいる。 天気は北に行くほど青空が広がってきて、八戸の分岐である安代JCTを過ぎると走っている車がほとんどなく、それに山間の自然いっぱいの道で気持ちよく走れた。 やっと大枠弘前ICに着いて高速道路を出て市内に向かう途中、目の前に岩手山がどんと目に飛び込んできた。それをみるとやはり気持ちが昂る。 そして3時過ぎには東横イン弘前に到着した。 ホテルにチェックインした後、弘前駅前の中心にぶらぶら散策。明日の山の食料、それと今晩と朝の食料、それに缶ビールを買い込む。 その日はそれくらいにして、ホテルの部屋でゆっくり買ってきたお寿司と缶ビールで乾杯して寝た。 |
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【9/20(日) 晴のち曇り、無風】 |
ホテル朝5時前に出る。まだあたりは暗いが岩木山に向かってまっすぐな道を進む。
やがて岩木山神社に到着したが、神社前の広い駐車スペースには車が数台、それに登山者らしき人がいない。
幸い隣の車の人が車中泊していたらしくこれから岩木山の登るとのことであったが、支度をして車で出かけてしまった。
おそらく車で岩木山の別の登山口から登るのであろうと思い、確か岩木山ガイドブックでも正規ルートは岩木山神社出発となっているので、そこから登ることとした。
幸い私以外に若い登山者ひとりが鳥居に一礼して登って行ったので、仲間がいることに安心する。 |
岩木山神社 |
岩木山神社裏の道を進む |
岩木山神社の石畳を本殿に向かって進むと朝早くお参りに訪れている年配のご夫婦とすれ違う。
本殿前の横から登山道に入るが最初は神社裏のうっそうとした杉林の中を進むと突然視界が開け、広々とした公園に出た。
桜林公園というところであるが、緑の芝生にはいくつかのテントが張られてキャンプしているグループがいた。
駐車場もあり数台の車が止まっている。岩木山神社前で会った隣のおっさんもここまで車で来たのであろう。 公園を抜けしばらくゲレンデ脇を通ってようやく本格的な登山口に着いた。 |
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桜林公園の中を進む |
岩木山百沢スキー場のゲレンデ横を進む |
登山口からはだらだらした登りで途中七曲りで少々きつくなり、少々疲れてきたところでちょっとした広場に出てここがコースタイムの目印の「姥石」かと思ったが、
「カラスの休場」であった。気を取り直してさらに進むと大きな石に注連縄が這わされた「姥石」に到着した。ここで少々休憩。
これまで抜きつ抜かれつ下男女2人組とほぼ一緒。しばらくして単独行の女性が現れ、ちょっと休んだだけで早々で通り過ぎて行った。 そこからも樹林帯の中をどんどん登っていく。傾斜がなくなって左手に視界が開けたところで焼止りヒュッテに到着した。 |
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姥石で休憩 |
焼止りヒュッテ |
焼止りヒュッテからは沢沿いを登っていく。最初は大きな岩の中を登っていくが滑りやすい岩やガレをトラバースする箇所もあり、少々緊張を要する。 この沢沿いを進んで高度を上げていき水がなくなったところで振り返ると下界が見渡せた。 | |
ここから沢沿いを進む |
下界は視界が開けているが。。。 |
さらに稜線を目指して登ってようやく鳳鳴ヒュッテに到着。ここはスカイラインとリフトで来た登山者も来ていて人が多い。 ここまで登りで汗をかいたが稜線に出て風にあたり長袖を着る。ここからはコースタイムで30分、やはり岩だらけの道を山頂に目指して登る。 人が多い。山頂に着いたが人がつぎつぎと登ってきて人が多い。残念ながら山頂はガスに包まれていて下界は全く見えない。 | |
ガスの中の鳳鳴ヒュッテ |
岩木山山頂。依然ガスの中 |
山頂でゆっくりカップラーメンでもと思ったがまだ10時前、見晴も良くないので記念写真を撮って休憩して下山。 下山し始めると鳳鳴ヒュッテ付近はガスが取れていてリフト乗り場を望めてそこから大勢の登山者が登ってくるが見えた。 | |
山頂から下るとガスが取れている。赤い屋根は鳳鳴ヒュッテ |
岩木山神社への分岐 |
岩木山神社への分岐から登ってきた道を下るが視界が開けているので、登りの時に見えなかった種時苗代や錫枝清水などゆっくり写真を撮りながら下る。 | |
種蒔苗代 |
種蒔苗代 |
錫枝清水で寛ぐ登山者 |
姥石から岩木山山頂、晴れてる。 |
途中でザックの上に環境省の腕章をはくっつけ、腰にナタをぶら下げた登山者に出会い、沢沿いを下る時、ストックを使わない方がよいとか先月ここで事故が遭ったことを教えられた。 アドバイスに従い慎重に下って姥石まで到着したところで振り返ると岩木山山頂はすっかり晴れ渡っていた。 | |
登山口 |
ゲレンデから岩木山、完全に晴れてる! |
登山口を出て広々としたゲレンデからも晴れ渡った岩木山山頂が見えていた。 岩木山神社は朝と打って変わって大勢の参拝客。最後に鳥居越しに三角形のピークをした岩木山山頂がちょこっと見えていた。 | |
参拝客の多い岩木山神社 |
岩木山神社前に戻ってきました |
岩木山神社前の駐車場も車で満車状態。すぐに温泉へ向けて出発。
神社の近くにも温泉は多数あるが、汗でまみれた身体を洗うにはスーパー銭湯の方がよいだろうということで弘前市まで戻って「境関温泉」という地元の客がくるスーパー銭湯にいった。 その後、ホテルに戻って一休みしてから近くのスーパーで食料と缶ビールなどを買い込み、今宵もホテルの部屋でひとり大河ドラマを見ながら食べて飲んで寝た。 |
感想 | |
岩木山は津軽富士と呼ばれるくらい美しい。弘前市内のどこからでも眺められ、特にスーパー銭湯の駐車場から実った田んぼ越しに堂々と見えた岩木山は素晴らしかった。
円錐状の山で今回は岩木山神社が標高180mで山頂が1,624m、すなわち約1,450mの上り下りであった。
最後の下りで少々脚が筋肉痛になりペースもあがらなかったが、きっちりふもとの岩木山神社から制覇できたことで満足であった。 これで百名山は98座制覇したことになり、明日は99座目となる八甲田山を目指す。 |