陣馬山・景信山・高尾山
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 陣馬山(855m)・景信山(727m)・高尾山(599m)に行ってきました。
山行日 2015年9月5日(土)
陣馬山、おなじみの彫像の前で
天気 曇り、微風
企画 KMT
装備 5-6kg (日帰り)
同行者 Tさんとふたり山行
コース概要 藤野駅--陣馬山--堂所山--景信山--小仏峠--城山--高尾山--高尾山口
行動記録
【9/5(土)曇り、微風】
自宅(6:30)== 鶴川+++高尾+++藤野駅(8:05)

藤野駅(8:35)--0:25--陣馬登山口(9:00)--1:40--陣馬山(10:37,11:00)--0:27--奈良子峠(11:27) --0:07--明王峠(11:34)--0:08--底沢峠(11:42)--0:13--堂所山(11:55)--0:43--景信山(12:38,13:18) --0:36--小仏峠(13:54,13:56)--0:20--城山(14:16,14:38)--0:47--高尾山(15:25,15:30)--0:40--高尾山口駅(16:35)

高尾山口駅(17:00)+++府中本町(16:30)+++鶴川(18:50)==自宅(19:00)
行程図
天気図
【9/5(土)】 日の出 5:15, 日の入り 18:04, 曇り 29.3℃/22.9℃, 59%, 東 2m/s, 0.0mm
   
Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @東京
◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・小田急線  鶴川→登戸:     ¥216
・JR南武線 登戸→分倍河原:   ¥216
・京王線   分倍河原→高尾:   ¥278
・JR中央線 高尾→藤野:     ¥237
・京王線   高尾山口→分倍河原: ¥278
・JR南武線 分倍河原→登戸:   ¥216
・小田急線  登戸→鶴川      ¥216
◆ 日誌と写真
行動日誌
【6/7(日) 曇り、微風】
今年の8月もあまり天候に恵まれず、土日は雨が続いてそのうち9月に入ってしまったが、久しぶりに週末晴れるとの予報。 いつものTさんと近場の山に行くこととした。そこで、近場ということでは陣馬山なら簡単にちょっと行けると思い、 Tさんに提案すると昔行ったことあるけどOKとのこと。そこで、急遽とりあえず藤野駅8:30集合ということで、前日にこの山行が決まった。
いつものメンバーであるKさんやMさんは所要のため、今回は欠席。結局2人で行くことになった。

中央線「藤野駅」

陣馬登山口、左(一ノ尾尾根)、右(栃谷尾根)
さて土曜日起きてみると天気がいいので、一本早い電車で出発。おかげで集合場所の藤野駅にはおよそ30分早く到着。 Tさんは予定通り8:22着。バスは朝1便しかないようで、バス停には誰もおらず。駅から陣馬登山口ま30分ほど道路を歩く。
陣馬登山口では左に行けば一ノ尾尾根、右は栃谷尾根の2通りルートがあるが、Tさんは以前一ノ尾尾根に行ったとのことなので、今日は右の栃谷尾根を選ぶ。 しばらく舗装道路をゆるやかに登っていくと陣馬温泉に着く。そのあたりからヘアピンカーブの舗装道路をさらに登り、そこから民家の庭先の細い道をとおり抜けて山道に入る。 結構急登である。林間の中尾根筋を登って行く。最後に階段が出てきて陣馬山山頂に到着。非常に暑い。

陣馬山の茶店、景色は望めず

かき氷 400円
栃谷尾根ルートではほんの2、3のパーティしか遭わなかったが、山頂に着いてみるとやはり人が多い。 ここから富士山がきれいに望めるようであるが、今日は湿気が多いのか霞んで何も見えない。蒸し暑いので茶店でかき氷を求める。これが結構うまい。
さてここからどこを目指すか。急に思い立った山行でTさんから、ここから生藤山へのルートはどうかとの提案があったが、 スマホで調べるに生藤山はあまり景色が望めないらしい。そこで、代表コースとなる景信山を目指して縦走することとした。
陣馬山から奈良子峠、明王峠、底沢峠を経て堂所山を通過し、白沢峠を経て景信山に至るのであるが、このコースは東海自然歩道となっており整備されていて歩き易いし、あまり高低差もない。 その道を最近流行りトレイルランナーにすれ違う。本当に老若男女が行き交う尾根路である。

景信山、依然景色は望めない

小仏峠にて
この尾根道はあまり登り下りはないが、景信山までは結構遠い。また人が多く尾根に続く小さな山頂に対して巻き道も結構ある。 ただ我々はバカ丁寧になるべくピークを通過する。 途中おばさんから「どこまで?」と尋ねると「できれば高尾山まで」との返事。 我々は景信山から小仏峠で下りるつもりでいたが、高尾山までという言葉にちょっと心が揺れる。 まあ、とにかく汗をかきかき、やっと辿りついて景信山で遅い昼食をとる。いつものカップ麺とおにぎりであるが。 景信山は景色が良いとのことであるが、今日は陣馬山と同じく見通しがあまりよくない。うっすら八王子の市街が望める程度である。
景信山の茶店、それから立派なトイレ小屋の横を通過してから小仏峠に下る。そしてマイクロアンテナの立つ城山を登ると山頂である。

城山のかき氷 300円

整備された高尾山への道
城山でも茶店があり、かき氷の旗がある。Tさんによればここのかき氷が有名とのこと。 400円がラージ、300円が並みとのことであるが、暑いのでラージを注文するとなんと高さが30~40cm程度の氷の柱で、おばさんがこれでいいのと確認してくれる。 そのジャンボサイズにはさすが気が引けるので、300円の並みを注文。 ここでは氷にかけるシロップもつけてくれるので良心的である。 疲れた身体に久しぶりのかき氷がおいしい。これで元気を取り戻したせいか、高尾山まで行くことにした。
ここからの道はますますきれいに整備された道で、ところどころにベンチも設けられ至って歩き易い。しかし高尾山まで50分ほど要した。
高尾山に着くとさすがに人が多く、それもスーツを着た兄ちゃんもいてちょっと違和感を感じる。 ここから麓の高尾山口まではいろいろなルートがあり、またケーブルカーでも下ることも出来るが、我々登山者、やはり登山道である稲荷山ルートを下る。 もう時刻も3時半を過ぎあたりは少々夕方の雰囲気を感じるが、道を下っているとなぜかこれから登ってくる登山者に遭遇する。 確かに高尾山には休憩所や売店もあるが、こんな時間に登るなんて、と思う。 ただ会うのは二人連れが多いようなので、そうか、山頂からの夜景目当てに来ているのか、と想像する。まあどうでもいいけど。

高尾山ビジターセンター

京王高尾山口駅
高尾山からの下りは以外と長く、やっと高尾山のケーブルカーの駅に到着。 そこから京王線の高尾山口の駅まで10分程度であるが、観光客でごった返しする中、汗臭い疲れた身体を引きずって駅に到着した。 大縦走を達成したことに満足感を感じた。
感想
KMT3月の山行で相模湖を挟んだ向こう側の山脈で石老山に登った時、大明神展望台から生藤山、陣馬山から高尾山までの長い稜線が見渡せたが、 その時はこの長い縦走コースを1日でこなせるとは思えなかった。 今回の山行、最初は天気も良く、近場でのんびり昼寝でもして帰るつもりであったが、景信山に登る途中で会ったあのおばちゃんの一言で、厳しい山行となった。 天気も霞んでいてあまり景観を楽しむことは出来なかったが、1日で中央沿線の有名な山々を知れたことが大きい。 またほんとに何年ぶりかでかき氷のおいしさを味わった山行であった。

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