鹿岳(かなたけ)
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 西上州の山のひとつである鹿岳(1,015m)に行ってきました。
山行日 2017年4月15日(土)
狭い鹿岳山頂
天気 4月15日 晴れのち曇りにち晴れ、微風
企画 KMT
装備 3-4kg
同行者 Tさん、Mさん、Iさん、Fさん、Mさんの総勢6名
コース
概要
駐車場→鹿岳登山口→鹿岳のコル→二の岳(本峰)→二の岳→マメガタ峠→下山口→駐車場
行動記録
【4/15(土)晴れ、微風】
自宅(5:30)==東大和市(6:20)==狭山(6:50)==入間IC(7:15)==下仁田IC(8:46)==道の駅オアシスなんもく(9:10,9:20)==駐車場(9:25)

駐車場(9:40)--0:10--鹿岳登山口(9:50)--0:30--鹿岳のコル(12:15)--0:30--二の岳(本峰)(11:20/12:00) --0:20--二の岳(12:20)--0:40--マメガタ峠(13:00,13:00)--0:40--下山口(13:40)--0:20--駐車場(14:00)

駐車場(14:10)==道の駅オアシスなんもく(14:20,14:30)==下仁田IC(15:04)==入間IC(16:01)==狭山(16:40)==東大和市(17:10)==自宅(18:30)
行程図
天気図
【4/15(土)】 日の出 5:11, 日の入り 18:18  晴れ 23.2℃/9.5℃, 32%, 西 6m/s, 降雨量 0.0mm
   
Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @群馬南部(前橋)
◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・関越道・上信越自動車道(入間IC⇔下仁田IC):    ¥2,190
 全走行距離:  293.9km,   燃費: 23.6km/l
温泉 下仁田温泉清流荘   800円 (今回はパス)
◆ 日誌と写真
行動日誌
【4/15(土) 晴れ、微風】
 4月のKMT山行は西上州の鹿岳(かなたけ)というところ。西上州といえば昨年は小沢岳に行ったが今回もあまり高い山ではないが、ネットでみると結構鎖やはしごのある岩山である。 久しぶりに女性の参加もあり、果たして無事踏破できるか、若干の不安を抱く。

下仁田から鹿岳方面を望む。あのこぶの山

鹿岳登山口で
 小生が一番遠いので、いつものどおりマイカーでKさん、Mさんを拾っていく。 途中圏央道から関越道に入るところで渋滞に巻き込まれ、少々遅れ気味。下仁田ICを下りて集合場所である道の駅「オアシスなんもく」に行く途中、前方にギザギザした異様な山容が見え隠れするが、そこが今日登るところと察しが付く。 道の駅には少々遅れて到着。女性陣は早々到着してお待ちになられていた。
 そこから一緒に登山口に向かう。心配した駐車場は登山口のちょっと手前に5,6台駐車できるスペースがあった。

山肌に大きな岩

コルから「二の岳」を眺める
 登山口から木立の中を登っていく。かなりきつい。途中大きな岩があったが、稜線に出るとそこは結構幅の狭い稜線であった。 右にいけば「一の岳」、左に行けば「二の岳」、ということで、まずは鹿岳山頂である「二の岳」に挑戦する。
 痩せた尾根をしばらく行くと高さ10mほどあろうか古い木でこしらえたはしごに出くわす。いびつなはしごであるが、見た目ほど危なくなくしっかりしていた。 そこを過ぎると岩肌を少々トラバース気味に行く。鎖はあるが岩の面が谷方向に傾いており、そのまま靴底をつけると垂直にかからないので慎重に足場を選んで進む。 すると今度は木の階段があるがこれも谷方向に傾斜していて、どうも身体が谷方向に流されるような気がしてちょっとヒヤッとする。そこを過ぎるとほどなく山頂に到着。
 まだ時刻が早いので昼食にするかどうか迷うも場所もないので、山頂で昼食をとる。

二の岳に向かうとすぐに弱々しい木の階段

ここがもっとも危険な箇所かな。すべったら谷底
 山頂からの眺めは、昨年の小沢岳と同じように東側に真っ平らな荒船山と荒々しい妙義山、北側には浅間山、浅間山はまだ雪が残っている。また北の方に小沢岳らしき山容も伺えた。
 記念写真をとった後、あの崖を下るのかと思うと少々緊張したが、登った時ほど全然怖さを感じない。やはり一度通過したことから、道を知っている安心感のせいなのか。
 再びコルに戻ってきて今度は「一の岳」を目指すとそこからヘルメットをかぶった2人連れの登山客が下りてきた。 危険なところはないかと尋ねると「ちょっと」という答え。その答えで女性陣のひとりがビビッてしまい「ここで待ってる。」と。 が、他のみんなが行くので「それでは行けるとこまで。」ということで出発した。始めは木の短いはしごはあったが、それ以降は何もなくあえなく山頂に到着。 「二の岳」と比べてもぜんぜん大丈夫であった。あのヘルメット姿はなんだたのか。しかし、ここ「一の岳」山頂は岩山でここからは結構高度感のある風景が撮れる。 「二の岳」に負けないくらいの大展望であった。

岩登り練習のパーティに遭遇

沢とともに下る滝坂、ちょっとした滑滝
 さて「一の岳」で山頂の風景を楽しんだ後、コルに戻り北側のマメガタ峠に向かう。最初は岩肌もある急な下りを進むと、なんかヘルメットを装着した登山客一向に出くわす。 全員ヘルメット姿、中にははっきり言ってお年寄り、それもおばちゃんも混じっている。聞くところによるとクラブツーリズモのツアー客で岩登りの訓練をしているとのことであった。 夏にアルプスの岩山を制覇するとのことらしい。こちらは7人のパーティの下り、相手は20人近い登り、お互い狭い登山道ですれ違うのに少々時間がかかった。
 マメガタ峠からの下りは谷筋を下りていく。途中滑滝に澄んだきれいな水が流れていたりマイナスイオンを浴びながら下山した。 下りきったところで、ポツポツ雨粒が降ってきたが、駐車場に着く頃は雨は上がっていた。
 駐車場から再び道の駅「オアシスなんもく」に移動すると青空が広がっていて振り返るとちょうど登っていた山だけに雲がかかっている。 時刻はお昼の2時過ぎ、帰りの高速道路の渋滞を懸念して温泉はパスして帰ることとした。
感想
 またまた西上州の山に来たが、標高がない割にしては結構な岩山であった。妙義山といい上州の山は結構岩山が多いらしい。 年齢のことを考えるとあまり岩山は遠慮させていただきたいのであるが、この程度であればかえって楽しい。女性陣も結構面白かったのではないでしょうか。

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