倉見山
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 都留市にある倉見山(1,266.4m)に行ってきました。
山行日 2017年3月25日(土)
倉見山山頂にて(富士山は雲に覆われ眺望良くない)
天気 3月25日 晴れのち曇り、微風
企画 KMT
装備 3-4kg
同行者 Tさん、Kさん
コース
概要
東桂駅→境橋→天満天神社→送電鉄塔→倉見分岐→倉見山→見晴台→富士見台→寿駅
行動記録
【3月25日(土)晴れのち曇り、微風】
自宅(5:50)+++鶴川(6:02)+++登戸(6:22,6:28)+++立川(6:55,7:03)+++高尾(7:21,7:47)+++東桂駅(9:04,9:20) --0:25--天満天神社(9:45)--1:00--送電鉄塔(10:45)--1:00--倉見山(11:50,12:00) --0:10--見晴台(12:10,12:50)--1:05--富士見台(13:50,14:00)--0:30--寿駅(14:30,14:50) +++大月(15:29,15:47)+++八王子(16:42,18:31)+++町田(18:59,19:24)+++鶴川(19:30)===自宅(19:40)

行程図

国土地理院地図より作成
天気図
【3/25(土)】 日の出 5:43, 日の入り 18:01  曇り 8.3℃/-3.3℃, 62%, 東南東 5m/s, 降雨量 0.0mm,
   
Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @東部富士五湖(河口湖)
◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・小田急線(鶴川→登戸):    ¥ 216
・JR中央線(登戸→大月):    ¥1,144
・富士急行線(大月→東桂):   ¥ 630
・富士急行線(寿→大月):    ¥ 870
・JR中央線(大月→八王子):   ¥ 756
・JR横浜線(八王子→町田):   ¥ 302
・小田急線(町田→鶴川):    ¥ 154
               合計 ¥4,072
温泉 ・なし(パスする。)
◆ 日誌と写真
行動日誌
【3月25日(土) 晴れのち曇り、微風】
 倉見山に行くこととした。
 東桂駅に降り立ったのは、我々の他に男性1人に女性2人の3人組の中年パーティだけであった。 駅前は商店も何もなくまた登山客を迎えるような雰囲気もない。 倉見山というマイナーな山ということで、駅前にある大きな地図にも詳しい登山道など描かれておらず、大月や河口湖周辺の山々を単に記しただけの地図であった。 登山口は駅から少々町中を歩くので、スマホの地図を頼りに本日の登山口である天満天神社に行く。
 中年のパーティは我々とは違って別の登り口である今宮神社方面に向かった模様である。

富士急行東桂駅

天満天神社
 さて天満天神社の階段を上り社殿から登山道があるはずであるが、これがなかなか見つからない。 スマホの地図でも神社の裏手から尾根道を登るルートが描かれている。手分けして道を探しているうちに、林の中に赤テープを付けた木があったので、とりあえず登る。 登山道とはとても思えないが、少々登ると赤テープがあったので、それを頼りに登っていくとその赤テープもなくなってしまう。 スマホのGPSで現在地を確認すると地図の登山道からは少々ずれているが、方向はあっている。地図にある登山道方向も少々探したが、道らしい道は見つからない。 仕方がないので、とにかく登れば、送電鉄塔をめがけてとにかく登る。登山道ではないので、ほぼ直登。枯れた木々で前の行く手を遮る。
 送電鉄塔からは歩きやすい登山道であり、やはり道があるのとないのとこうも違うのかと思い知らされる。 山頂に近づくと最近降った雪がまだ残っていて足元が滑りやすくなる。アイゼンをつけるほどではないが、慎重に足を運ぶ。

天満天神社の裏手を登る、道はなし

山頂直下の雪道
 倉見山山頂に着くと、駅で降りたあの3人組がすでに昼食の準備をしていた。我々と同じ時刻に登り出しのであるが、先方の方が早く到着している。 我々と同年配、あるいはもう少し上の年齢の方、それも女性2人なので、我々は直登したので、当然早く着くと思っていた。 聞いてみると登山道は特に迷うことなく登ってきたということで、やはり道なき道を直登しても、登山道で登る方が結局早いということに気づかされる。
 残念ながら富士山にはすでに雲がかかっており、雄大な裾野しか望めない。山頂は標識があるがあまり広くない。 頂上での記念写真を撮った後、小さなギャップを急降下し登り返すと、すぐ見晴台に着く。そこにはテーブルとベンチが置かれている。

眺望が良くない倉見山山頂

眺望が良いはずの見晴台にて昼食
 富士山の雄大な景色を眺めながらの昼食のはずであったが、残念ながら富士山は5合目あたりから雲の中、裾野だけしか見えない。ただ風もなくそんなに寒くないのがありがたい。

富士見台(堂尾山公園)

無人駅の富士急行寿駅
 見晴台からの下りはずっと富士山を正面に見ながら下ることとなるが、残念ながら富士山は相変わらず雲の中であった。 途中、富士見台というちょっとした広場があり、テントが張れるくらいの広があった。
感想
 久しぶりにブッシュ程ではないが道なき道を歩く。昔は地図と磁石で現在地を確認しながら進むのであるが、そこは現代、GPSで現在地がばっちり確認できる。 山地図のアプリにある登山道とGPSで示す現在地がちょっとずれていたが、GPSに不正確さが生じているのかな、と思ったりした。 昭文社の山と高原地図に描かれているルートは神社を経由して登っているので、あまり人が通らないので荒れてしまったのかな、と勝手に思いこんでしまった。
 山から帰ってネットで調べてみるとやはり完全にルートを間違っていた。神社の階段を上らず横の道を登っていくのが正解である。 関東近辺の山では、やはり名前のある山ではしっかりした登山道があるはずということを改めて認識した。
 今回9月で周りの木々も枯れていたので、これがもし新緑の季節や夏場だと見通しも得られず、またそれこそブッシュで苦労したものと思う。 か、やはりあきらめていたであろう。
 倉見山は手軽に登れる標高ながら、富士山の展望に優れている。 この山に登るならば絶対に天気の良い日を選ぶべきである。今回も好天予報が出ていて、朝のうちは富士急行の電車の中から、また下車した東桂駅からも富士山は望めていた。 ただやはり春になったせいか霞が出て、また富士山も結局雲に隠れてしまった。
 帰り道で3人組の男性の方と話しして、今回のコースを逆に辿れば、午前中に富士山を眺めながら山頂に目指すことができたかもしれない。 また下山途中にある富士見台はちょっとした広場で目の前に富士山の雄大な姿が望める。 今後天気の良い日にテント担いで、ここで酒を呑みながら一泊するっていうのも面白いかもしれない。

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