三ッ峠山(1,785m)
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 富士山の眺望で有名な三ッ峠山に行ってきました。
山行日 2021年5月6日(木)
三ッ峠山山頂にて
天気 晴れ、微風
企画 KMT
装備 5-6kg
同行者 Tさん、Kaさん、Kiさん、Uさん夫妻の総勢6名
コース
概要
登山口━三ツ峠山頂━毛無山━霜山━天上山━河口湖無料駐車場

行動記録
【5/6(木)晴れ、微風】
自宅(5:40)==高尾IC(6:03)==八王子JCT(6:44)==大月JCT(6:44)==河口湖IC(7:00)==河口湖無料駐車場(7:25)
河口湖無料駐車場(8:15)==登山口(8:50)

登山口(9:00)→三ツ峠山荘(10:15)→三ツ峠①(10:15,10:30)→三ツ峠山頂(10:45,10:50)→送電鉄塔下(昼食)(12:20,13:30) →霜山(13:10)→天上山(14:25,14:30)→天上山ロープウェイ駅(14:45)→河口湖無料駐車場(15:15)

河口湖無料駐車場(15:30)==登山口(15:50,16:00)==河口湖無料駐車場(16:20) 河口湖無料駐車場(16:40)==河口湖IC(17:00)==大月JCT(17:20)==八王子IC(17:40)==自宅(18:10)
行程図

国土地理院の地図をもとに作成

天気図
【5/6(木)】 日の出 4:42, 日の入り 18:42  晴れ 22.0℃/11.7℃, 2.1m/s 西北西, 降雨量 0.0mm,
   
日本気象協会より転載 @河口湖

◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・圏央道・中央道  高尾山IC→河口湖IC:     1,790円
・中央道      河口湖IC→八王子IC:     2,010円
                  総距離:     200.0km

◆ 日誌と写真
行動日誌
 4月のKMTで関八州見晴台に行った時、5月の連休の過ごし方について話していた。 なにしろコロナ禍でまた緊急事態宣言が出されているので、どうも例年のように遠出はできない。 ということで、それで内輪で近場の山に行こうではないかということとなり、この緊急事態宣言中でも参加しそうな連中を中心に声掛けし、 また場所もいろいろ挙げられたが、結局私の希望である三ッ峠山に行くこととなった。
 三ッ峠山は正月の富士山を映し出すテレビ中継でも有名な場所で、一度は行ってみたいところであった。 奥多摩の高畑山や本社ヶ丸に行った時も山頂に電波塔がある三ッ峠山は気になる存在であった。
【5/6(木) 曇りのち晴れ、微風】
 5月連休、最初はぐづいていたがその後はいつもの五月晴れが続いていたが果たして6日まで持ってくれるか気になっていた。 また平日なので天気が悪くて中止となれば仕事と思っていたが、天気予報を見ているとだんだん良くなってきた。
 今回は近所のS君は平日ということで参加できないとのことで、一人で車で出かける。 また河口湖畔の無料駐車場に9時集合ということであったが、湖畔の無料駐車場ということで空きがなくなるのではないかと気になり、 出来るだけ早く自宅を出ることにした。5時に目覚まし、6時前には自宅を出て圏央道・中央道を走るも幸い渋滞もなく、駐車場には7時半前には到着。 意外と広い駐車場で、まだまだ10台以上は駐車できるスペースがあった。
ほどなくKaさん、Kiさんを乗っけたTさんの車も到着。その後Uさん夫妻が8時40分ごろ到着。 あいにくちょうど登山口まで行くバスが出たところで、次のバスは1時間後。 時間の無駄なので、私の車をこの駐車場に残して、Tさんの車とUさんの車で登山口まで行くことにした。

河口湖無料駐車場

登山口駐車場
 登山口までアスファルトのきれいな道路であった。 途中乗り過ごしたバスに乗っていたと思われる登山者2人が道路を歩いていたので、バスで行くとここ登山口まで来ないことが分かり正解であった。
 登山口からはジープが通れる林道で緩やかな登りをだらだら歩きながら山頂を目指す。空は予想に反して雲が多い。 コースタイムで1時間半の登りであったが、思ったより早く三ッ峠山荘に到着した。

林道みたいな登山道

三ッ峠山荘
 三ッ峠山荘の裏手は広場になっていてそこから富士山の雄大な景色が望めるはずであるが、あいにく雲の中で周りは何も見えず。 三ッ峠山なので、ピークは他にもあるかと思いきや三ッ峠の山頂はそこから10分ほど急坂を登ったところであった。 どおりで広場には山の標識も三角点もなくただの広場であった。

三ッ峠山山頂に向かいます

三ッ峠山山頂
 三つ峠山のピークに登っても雲の中で富士山方向は白色一色であった。 そのうちかすかに富士山の裾野の一部が見えるだけ。 先ほどの広場も下の方に見えたが、しばらく待っていると木無山方向の山々、市街地が現れ、山頂に来た甲斐が少々あった。 とにかく登頂記念写真をとって山を下りることとした。

雲の下の山しか見えません

三ッ峠山を後にします
 さて下山ルートは集合場所である湖畔の駐車場まで降りるのであるが1000m以上下る。 登りの時のような広い道ではなく、樹林帯の山道であるが整備されていてまた緩やかな下り道で、 周りも新緑で気持ち良い。林間から本来ならば富士山も垣間見れそうであるが、下るにつれ下界の市街地や河口湖方面の山並みが見えた。

毛無山

樹林帯の道です
 さて三つ峠山頂での昼飯はパスしたのでどこか広いところを探しながら下山していたが、なかなか最適な場所が見つからず、 そのうち登ってくる登山者から鉄塔付近が見晴らしがよいと教えてくれたので、そこまで我慢して歩を進めた。 すると送電線の鉄塔が見えてきて、あたりの視界が開け展望のよい場所で昼食を取るにはぴったりの場所であった。
 そこでさっそくビニールシートを敷いて昼飯に取り掛かる。ぽかぽか陽気な中、1時間程昼食と景色を楽しんだ。

鉄塔下の広場

昼食タイム

富士吉田の市街地が見えます

河口湖が見えます
 昼食を終えさらに下る。霜山に到着したが林の中で見晴もあまり良くない。標識も小さく見逃してしまいそうだ。
 その後林道が出たが、そこを横切ってまた山道に入るのであるがなぜかキャタピラの跡がついた工事用道路が稜線に沿ってまっすぐ作られている。 天上山への近道かと思われ、急勾配の道を喘ぎ喘ぎ登ったが結局ピークを巻いている山道と遭遇。結局体力トレーニングのための道路であった。
 天上山までちょっと遠かったが着いてみるとそこには観光客らしく赤ちゃんを抱っこした家族連れがいた。 ここからも富士山の雄大な景色が望めるが、あいにく大きな雲がかかっていた。

霜山の小さな標識

天上山にて
 天上山からは観光地の様相。 下ってまもなく戦国時代の戦場によくある陣を模したロケみたいな場所が現れ、そこには立派な展望台が建てられていた。 そこからすぐにロープウェイの駅に出ると飲み物を提供しているお店もあり大勢の観光客がたむろしていた。

富士山は相変わらず雲の中

河口湖が近くなりました
 賑やかな観光客と別れて我々は山道を下る。途中公園みたいな場所を経て集合場所の無料駐車場に到着した。 時刻は3時を過ぎていたが、朝よりも空は晴れ渡って明るい日差しを浴びた河口湖の風景が広がっていた。

ナカバ平展望広場

やっと下りてきました
 駐車場でまず私の車でTさん、Uさんを乗っけて再度登山口に向かう。 そこで彼らの車に乗り移りそれぞれの車で再度河口湖畔の無料駐車場で全員集合となった。 今回は私ひとりで運転してきたが、計画ではバスで登山口に向かうところ、車を使うとまったくもって効率が良い。
感想
 富士山の眺望で有名な三ッ峠山であたっが、残念ながら富士山を望むことができなかった。 天気予報では晴れであったが、ちょうど高度2,000m付近に雲が出ていて山頂はその中にすっぽり入っていた。 再度リベンジという話も湧きおこり、行くならやはり冬場の方が景色も良いだろうという流れになっている。 寒がりの私にはちょっと気が引けるが雪の富士山の美しいことは否定できない。 三ッ峠山だけ制覇するのであれば林道みたいな道路をただひたすら登ればよいので、雪があったとしても問題はないと思われる。
 それにしても長い距離を歩いたものだが、その割には疲労感があまりない。下りの道がなだらかであったせいなのかもしれない。 お天気もまずまずでコロナ禍でどこへも行けない中、大いにストレスを発散することができた。

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