鬼ヶ岳(1,738m) |
◆ 山行記録 |
山行概要 | ||
報告概要 | 富士山の眺めがよい鬼ヶ岳に行ってきました。 | |
山行日 | 2019年12月14日(土) | 鬼ヶ岳山頂にて |
天気 | 晴れ、微風 | |
企画 | KMT | |
装備 | 7-8kg | |
同行者 | Tさん、Kさん、Kさん、Tさん、Fさん、Mさん、Sさん、Uさん夫妻の計10名 | |
コース 概要 |
根場登山口━東入川堰堤広場━ブナ原生林標識━雪頭ヶ岳━鬼ヶ岳━鍵掛峠━登山口━駐車場 |
行動記録 | |
【12/14(土)晴れ、微風】 | |
自宅(5:10)==こどもの国(5:20)==相川IC==河口湖IC==根場駐車場 登山口(9:00)→雁ケ腹摺山(09:55/10:05)→姥子山東峰(11:20/12:20)→雁ケ腹摺山(13:40)→大峠駐登山口(14:30) 根場駐車場(14:45)===河口湖IC(17:30)==高尾山IC(17:30)==子供の国(17:30)==自宅(17:50) |
行程図 | |||
国土地理院地図より作成 |
天気図 | |
【12/14(土)】 日の出 6:43, 日の入り 16:30 晴れ 13.7℃/0.8℃, 降雨量 0.0mm, |
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日本気象協会より転載 @山梨 |
◆ 山行資料 |
アプローチメモ | |||||
交通手段 |
・中央道(相模原愛川IC→河口湖IC): 1,760円(ETC料金) ・中央道(河口湖IC→高尾山IC): 1,270円(ETC料金) |
◆ 日誌と写真 |
行動日誌 | |
12月のKMTは例年通り忘年登山であった。 計画では7日(土)に埼玉県で芋煮会をする予定で、場所選定にあたっては適当な広さがあってトイレもあるところなど必須条件を決めて、 メンバー内でいろいろ候補が出たが結局日向山で芋煮会をすることになって、材料手配など各メンバーの分担まで決めて準備していた。 しかしながら、あいにく天候が思わしなく急遽中止となった。材料などすでに準備していたメンバーもいてなんともはや残念なことである。 ということで、芋煮会の忘年会は流れてしまったが、幹事のTさんがその1週間後の14日(土)に山に行こうという提案があり、さっそくそれに手を挙げた。 場所は富士山麓西湖の北側にある鬼ヶ岳とのことである。名前は聞いたことはないが、富士山がきれいに見えるという。 富士山方面となると自宅からも近いので参加することとした。 7日の忘年登山では14~15人の参加であったが、今回は宴会はないものの10名の参加となった。 |
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【12/14(土) 晴れ、微風】 | |
当日天気は快晴。今回は近所に住むS君も参加するというので、今度の私の車で行くこととし、5時半に彼を迎えに行く。
あたりは真っ暗で待ち合わせの場所のモスバーガー駐車場もよく分からなかった。
無事彼を拾って、圏央道経由中央道に入る。中央道といえばいつもの渋滞を予想するが、今日はまったく渋滞に遭うこともなく、
集合場所である西湖いやしの里根場の駐車場に予定より30分以上も前に到着した。 天気は最高、富士山もキラキラ輝いているが、少々風が冷たく今回登る山の方をみると雲が流れていて稜線はうっすら白い。 陽射しを浴びるぽかぽか陽気を期待していたのだが、山の上は寒そうだ。 全員トイレを済ましてさっそく登り始める。堰堤を過ぎたあたりから斜面が急になり身体もだんだん温まってきた。ただ手は冷たい。 |
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登山口にて全員集合 |
登る登る、意外と急斜面 |
樹林帯の急斜面を過ぎると傾斜も緩くなり、周りも開けてきて木々の間から遠くの山が見えてくる。その中で富士山が堂々と構えている。 鬼ヶ岳の手前に雪頭ヶ岳という山があり、その山頂は南側が広大な斜面となっていて、それこそ富士山の展望台といったところか。 キラキラ輝く西湖を前に、雪をいだいた富士山が雄大で美しい。 | |
もうすぐ山頂 |
広々とした雪頭ヶ岳山頂の斜面 |
幸い風もなくいつのまにか雲も取れて暖かである。昼飯には少々早いがここで景色を見ながらゆっくりランチタイムとする。 | |
西湖と富士山(雪頭ヶ岳から) |
秩父地方の山並み(鬼ヶ岳から) |
パノラマ富士山(雪頭ヶ岳から) |
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富士山を眺めながらいつものカップラーメンとコンビニおにぎりで昼食を済ませ、ゆったりとしたコーヒータイムを過ごした後、
今日の目的である鬼ヶ岳山頂を目指す。 鬼ヶ岳へは一ヵ所はしごがかけられている場所を通る。約20分ほどで山頂に到着。広場はないが見晴らしは良い。 大きな岩があって登って下にいる方からちょうど太陽を入れたユニークな写真を撮ってくれた。 鬼ヶ岳山頂からは雪頭ヶ岳からは見えなかった南アルプスや奥秩父の山々が望めた。 |
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鬼ヶ岳に続く階段 |
岩の上で10,000Wの電球を持つ(鬼ヶ岳にて) |
頂上をあとにして鍵掛峠に向かう。途中、霜柱、霧氷が落ちた氷を踏みしめながら行く。
左手にずっと富士山が望め、南アルプスや遠くの山々、それに開けた甲府盆地も時々見える展望の良い尾根道歩きであった。
途中ロープを張った急斜面あり、小さなピークを登ったり下ったりして少々疲れてきたと思ったところでやっと鍵掛峠に到着した。 ここからは斜面の林の中をどんどん下る。富士山も隠れてしまったが行く手の先には今朝集合した駐車場が見える。 ふかふかの落ち葉を踏みしめながら登山口に2時半に到着。 |
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急な坂を下ります |
枯葉の斜面を下ります |
ここ登山口から駐車場までは林道を歩くこととなるが、いきなりカモシカが後ろを横切り、全員がびっくり。 斜面の上を見ると置いてきぼりされたカモシカがもう一匹、寂しそうにこちらを見ていた。 きっと連れを心配していたのだろうが、じっと我々の動きを見ていた。 猟師かどうか確認していたのであろうか。それから林道を歩くこと20分程で茅葺屋根の村落が見えた。 | |
途中で遭遇したカモシカ |
茅葺の古民家と富士山 |
茅葺の昔のりっぱな農家であるが集落の合間から見える富士山が見える。柵があり入園料を徴収している。 ここが西湖いやしの里根場である。日本の原風景という触れ込みで、我々も茅葺の家と、火の見梯子、富士山をバックに記念写真を撮る。 集落の入り口に向かって下りていくとインバウンドのお客さんが多い。店の看板も英語あり中国語あり、はたまたハラールの表示もあった。 | |
下山した一行 |
いやしの里 |
朝来た時とは大違い、観光地である。ここで我々も甘酒を買って飲みながら駐車場に戻った。 駐車場で解散宣言して、さっそくS君と中央道で帰る。帰りの中央道もいつもなら延々と渋滞する小仏トンネルもあっけなく通過する。 12月ということで行楽客は少ないのであろうか。 | |
感想 | |
ここはなんといっても雪頭ヶ岳からの富士山が美しい。手前の西湖のキラキラ輝いているのも素敵だ。 10月に行った雁ヶ腹摺山からの500円札富士山もさることながら、こちらの富士山も最高である。 それに1円玉天気であったことに感謝している。 |