日光戦場ヶ原
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 日光戦場ヶ原でスノーシューハイキングをしてきました。
山行日 2022年2月19日(土)
戦場ヶ原展望台にて(バックは男体山)
天気 うす曇り、微風
コース
概要
三本松茶屋→赤沼バス停→展望台→青木橋→泉門池→赤沼バス停→三本松茶屋
装備 4-5kg (日帰り)
企画 KMT
同行者 Tさん、Iさん、Sさん、Nさん、Tさん、Kさん、Kさん親子の計9名
行動記録
【2/19(土) 曇り、微風】
自宅(5:30)==こどもの国(5:40)==用賀IC(6:10)==東北接続(6:39)==宇都宮JCT(8:06)==東武日光駅(8:15)==清滝IC(8:35)==三本松茶屋駐車場(9:30)

三本松茶屋(10:40)→赤沼バス停(11:00)→展望台→青木橋→泉門池(12:30,13:10)→赤沼バス停(14:30,14:40)→三本松茶屋(14:50)

三本松茶屋駐車場(15:10)==清滝IC(8:35)==宇都宮JCT(15:51)==東北接続(17:11)==東名接続(18:10)==横浜青葉IC(18:22)==こどもの国(19:00)==自宅(19:15)
行程図

地図データは国土地理院の地図を編集しました。
天気図
【2/19(土)】 日の出 6:27 日の入り 17:27、曇り、1.3/-9.9℃、湿度 80%,、西 2.8m/s、0.0mm
気象協会 過去の天気より転載 @奥日光
◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・首都高速    用賀―東北接続:     1,320円
・東北道     東北接続―宇都宮:    2,510円
・日光宇都宮道路 宇都宮―日光:       210円
・日光宇都宮道路 日光→清滝:        100円
・日光宇都宮道路 清滝→日光:        150円
・東名道     東名接続→横浜青葉IC:  600円
駐車場 三本松茶屋駐車場:             無料
・スノーシューレンタル:          1,000円
◆ 日誌と写真
行動日誌
 2月のKMTハイキングはスノーシューと聞いて自分ではなかなか企画できないので参加することとした。 また戦場ヶ原ということで平坦な場所で楽なコースということでも魅力を感じていた。 ただ日光戦場ヶ原に車で行くには日光いろは坂が果たして雪道になっていないか気になっていた。 もちろん車はスタッドレスタイヤにしているが、それにしても曲がりくねった坂道の運転には不安を感じていた。 幹事のTさんは除雪されているので大丈夫というのであるが。。。
 今回参加する女性の方も運転が不安なので電車とバスで行くというので、私もそれで行こうかと思ったが、 幸い今回も近所のS君も参加してくれるので運転を交代して三本松茶屋までのバスが出ている東武日光駅まで行き、そこで様子を見てどうするか彼と相談することとして出発することとした。
【2/19(土) 晴れ、無風】
 今回は栃木県日光まで遠くまた都心を抜けていくので朝5時15分に自宅を出た。 近所のS君宅に立ち寄り彼を乗っけて都心を抜け東北道をひたすら日光駅まで走る。 東武日光駅に8時15分に着き8時30分発のバスには間に合いそうであるが、あたりの道路には雪がなく、気温も氷点下になっていないので、そのままいろは坂に向かう。 数台の車もいろは坂に向かっていて少々安心する。いろは坂は除雪されており、アスファルトの路面も乾いていて問題なかった。 中禅寺湖に着くとさすが標高が高くなったせいか、道路脇の雪も相当積もっている。 間違って赤沼茶屋の駐車場に入ってしまい、雪面の道路をバックせざるを得な位トラブルにあった。幹線道路に戻り無事三本松茶屋に到着。
 三本松茶屋ではTさんの車はすでに到着していて、後はバスで来る女性陣を待つ。 その女性陣、電車乗り継ぎを間違え1本後のバスで行くとの連絡が入る。また一人だけ予定のバスに乗ったが、三本松茶屋を乗り過ごし次のバス停で下りてそこから戻ってくるとの連絡が入る。 出発前にいろいろトラブルがあったが無事全員集合。スノーシューを借りてまずは幹線道路沿いの道をスノーシューを付けず靴で赤沼茶屋に向かう。 赤沼バス停の前にある東屋でスノーシューに履き替え戦場ヶ原に向かう。

いろは坂(除雪されて路面が出ている)

三本松茶屋

スノーシューレンタル

赤沼バス停前の東屋でスノーシュー装着
 林の中に踏み固められた道が戦場ヶ原に向かっている。スノーシューのザクザクという感触を久々に味わいながら進む。 大勢の人が通ったせいか踏み固められていて歩きやすい。 この道は木道に沿ったコースと思われ、踏み固められた道から少しでも外れると膝までズボっと入ってしまう。

スノーシューハイキング出発

歩くと暑くなってきました
 昨日も降ったらしく辺りは豊富な雪の量であった。 あたりの木々には雪が張り付いていて、道の上に張り出した小枝に頭を擦ると帽子に雪がついてしまう。 ほどなくして展望台に到着。そこから戦場ヶ原を通して女峰山、男体山が見渡せる。写真スポットである。 写真タイムをとってさらに踏み固められた雪原の中の道を進む。道の途中ところどころにりっぱな案内板があり、現在地を示した地図とともに風景や草花の解説も示されている。 その中に戦場ヶ原の由来に関する説明があり、それによると男体山と赤城山の神が中禅寺湖を獲るための戦い場所であったとのこと。 戦国時代の戦場跡かと思ったが神話の世界である。
 時刻は12時を過ぎていたが、昼食場所の予定である分岐の泉門池まで進む。 分岐は残念ながらベンチとかなかったので、道の脇の深雪を踏み固めて座る場所を確保していつものようにお湯を沸かしてカップラーメンをすする。 雪の中ではやはり暖かいラーメンがおいしかった。

展望台に出ました

泉門池分岐で昼食
 昼食をとった分岐からは小田代を経て赤沼をめざしして進む。 小田代湿原からの道は登山者があまり歩いていないせいかあまり踏み固められていない。スノーシューの威力を発揮する。 途中で出会った登山靴の登山者は雪にハマって歩くのに苦労していた。

再びスノーシューハイキング

せっせと歩きます
 小田代湿原は白樺の林が美しい。静かな雪景色を楽しんでいたが、歩いている途中で靴擦れが気になってきた。 どうやらスノーシューを付けて登山靴が動いて踵付近で擦れている。 少々痛くなってきたが、時折り薄日も指し輝く白銀の世界を見ながら我慢して歩く。そのうちゴールの石楠花橋がやっと近づいた。 赤沼バス停の東屋でスノーシューを脱いでやっと痛さから解放される。その後は靴で歩いて三本松茶屋まで戻る。

ゴールの石楠花橋が見えてきました

三本松茶屋に戻ってきました
 三本松茶屋ではスノーシューを返却して戦場ヶ原の看板の前で記念写真。 そこで今回初めて参加した方がおられたので、出発前に忘れていた自己紹介をお互いして解散となった。
 3時過ぎに雪となる天気予報なので、下りのいろは坂が気になり早々に三本松茶屋を後にした。 いろは坂の下りは幸い雪は降らず路面も普通のアスファルト道路であった。高速道路も渋滞もなく順調に流れていたが都心に近づくと雨が降り出した。
感想
 日光戦場ヶ原のスノーシュー、青空バックの雪景色を期待したが、残念ながら曇り空であったが、広い戦場ヶ原を楽しむことが出来た。 スノーシューを付けるのであるからハイカットの登山靴は要らないだろうということで、ローカットのハイキングシューズで行ったのが間違いであった。 しっかりとした登山靴にスノーシューを付けないと靴擦れを起こすことが今回の教訓であった。 もっともハイキングシューズでも靴紐をしっかり締めておけば大丈夫であったかもしれない。 とにかく雪もふらず、曇り空ながらも男体山など雪景色を楽しむことが出来た。 それになんといっても意外と寒くなかった。手袋はしていたが、指先が冷たくなってかじかむことがなかったのが幸いである。 次回行くとすれば、是非晴天の中、青空をバックに雪景色を楽しみたい。

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