明神山・高指山
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 山中湖畔にある明神山(1,291m)と高指山(1,174m)に行ってきました。
山行日 2016年2月11日(木)
鉄砲木の頭(明神山にて)
天気 快晴、無風
企画 KMT
装備 5-6kg (日帰り)
同行者 Kさん、Tさん、Yさん、Hさん、Fさん、Mさん総勢7名
コース
概要
交流プラザ駐車場→パノラマ台→明神山→切通峠→高指山→平野→交流プラザ駐車場

行動記録
【2/11(木)晴れ、微風】
自宅(7:00)== 横浜青葉IC(7:30)== 御殿場IC(8:45)==山中湖交流プラザ駐車場(9:00,9:55)--0:30--パノラマ台(10:30,10:40) --0:30--明神山(11:10,11:30)--切通峠(12:15)--0:30--高指山(12:45,14:00)--0:40--平野(14:40) --0:20--山中湖交流プラザ駐車場(15:00,15:30)== 御殿場IC(16:30)== 横浜青葉IC(18:30)==自宅(19:00)

行程図

天気図
【2/11(木)】 日の出 6:38, 日の入り 17:23 晴れ 7.5℃/-6.0℃, 46%, 東南東 3m/s, 降雨量 0.0mm, 積雪量 12cm
   
Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @東部富士五湖(河口湖)

◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・東名高速  横浜青葉IC~御殿場IC:    ¥1,760

◆ 日誌と写真
行動日誌
【2/11(木) 快晴、微風】
 KMTの1月の登山を陣馬山で餅つきという計画であったが、その前日に大雪があり、山頂は40cmもの積雪ということでお流れになり、結局2月にずれ込んで今回の山行となった。 やはり富士山の眺めのいいところということで、三国山を予定していたが、とにかく明神山を目指すこととした。
 山中湖は毎年5月の山中湖マラソン(ハーフ)に来ており、マラソンで湖畔を1周しているので、馴染みのある場所である。 山中湖にはいつもは中央道を通ってきているが、今回東名高速を利用してみた。 今日は申し分のない快晴で、車の運転する方向に白い富士山が輝いている。御殿場ICで降りて籠坂峠を越えて来たが、山中湖に着いてみると人や車が少なく閑散としているのに驚く。 いつも5月の新緑の頃と比べてひっそりとしている。 集合場所の山中湖交流プラザ駐車場には9時前に到着した。すでにTさん、Kさんも到着していて、富士山を眺めながら自動販売機の缶コーヒーで身体を温めた。 駐車場ではKさんがカメラを抱えた人と話しているので、近づいてみると、所沢からやってきたとのことで、今朝朝焼けに染まる富士山を撮影したとのこと。 その立派なカメラの小さなモニター画面を見せてもらったが湖面を通した富士山が映っていた。

すぐに雪道、アイゼンつけて登り出す

パノラマ台
 駐車場を出て湖畔周回道路を超え住宅街に入るとすぐに雪道となる。前を家族連れが行く。 そのうち住宅街を抜けたあたりから雪道が延々と続くので、さっそくアイゼンを付ける。 アイゼンを初めて使用する女性もいたが、普通の雪道であり転倒さえしなければ問題ない。しばらくして、パノラマ台に着く。 車でも来れるところで、中国人らしい団体がいて賑やか。振り返ると富士山と山中湖が見渡せる。遠くに南アルプスの山並みも見えるではないですか。 奥多摩の方から富士山を眺めると午前中はどうしても逆光になりはっきりしないが、ここから見る富士山は朝日に照らされ山肌の雪面も輝いている。

明神山への登り

明神山にて大パノラマを堪能
 パノラマ台で眺望を楽しんだ後、明神山を目指して登り出す。まわりが萱かススキのせいか見晴らしが良く登りではあるが気持ちが良い。 山頂に向かう雪道は、さぞかしアルプスの頂を登っているような雪原である。そして、山頂に着くとそれこそ360度の大パノラマである。 目の前に白い富士山、その右手に南アルプスの白い峰が続いている。八ヶ岳と思しき山も望める。南の方に目を転ずれば丹沢や箱根の山々が見える。

雨氷

切通峠
 さて明神山に着いたものの昼食にはちょっと早いので、次に三国山を目指すか反対の高指山を目指すか迷った。 しかし、三国山山頂はあまり展望が良くないとのことで、ちょっと時間はかかるが高指山を目指すこととした。
 相変わらずの雪道であるが踏み跡もあり、また天気も良いので迷う心配はない。木々の枝には雨なのかそれとも雪が解けて氷ったのか枝先に氷が着いていて太陽の光があたって輝いている。 新雪には動物の足跡もついている。切通峠までちょっと長かったが、風もなく寒くもないので気持ちが良い。雪道の散策といった感じである。

高指山での遅い昼食

山中湖畔にて、もうすぐダイヤモンド富士
 切通峠までずいぶん下ったので、高指山にはきつい登りが待ってるかな、と思ったが案外すんなり到着。 さっそく遅い昼食を取る。広いテーブルがあり、コンロでお湯を沸かして暖かいラーメン、コーヒーを味わう。 風もなく寒くもなく、また富士山もまったく雲にかかることもなく眺めも最高。
 食事の後、山を下って林道を歩いているとカメラを担いだ若い兄ちゃんがこれから高指山を目指すのだとか。 なんでこんな時間に、との問いに山頂からダイヤモンド富士を撮影するとのこと。 それはそれは、今日は写真には最高の天気ですね。湖畔に下りた後、周回道路をのんびり会話しながら朝集合した山中湖交流プラザ駐車場に帰った。
 朝は気が付かなかったが、駐車場わきの公園で地元の雪まつりを開催中で中で雪合戦大会をしていた。 正式の雪合戦大会なのか頭には雪玉は大きさが揃っていてメンバーの頭にはヘルメット、ゼッケンで赤、青のチームで試合をしていた。 さて駐車場に戻るところで、湖畔のある場所で15~16人の方がカメラを構えてたむろしている。そうか、ダイヤモンド富士を狙っているのですね。 夕方までまだずいぶん時間があるので、我々は家路に着くことにした。
感想
 ダイヤモンド富士、そういえばこの時期はちょうどこのシーズンで山中湖畔は絶好の撮影ポイントだとか。 カメラを持った人に出会う理由がよく分かる。それにこの日は朝から快晴で雲一つなく無風。 富士山も朝からずっと姿を見せているので、今日はほんとに貴重な一日であったかと思と夕方まで待ってダイヤモンド富士をカメラに収めることもできたかとちょっと気になった。 しかし、山から下りてきて疲れていたし、早く家に帰ってのんびり風呂でも浴びたいと思ったのでそのまま帰る。 山で十分富士山の景色を堪能したせいもある、というそんな贅沢な山の一日であった。

 ホームへ