滝子山(たきごやま) |
◆ 山行記録 |
山行概要 | ||
報告概要 | 富嶽十二景4番、山梨百名山の滝子山(1,015m)に行ってきました。 | |
山行日 | 2017年4月23日(日) | 滝子山頂より富士山 |
天気 | 4月23日 晴れのち曇りにち晴れ、微風 | |
企画 | KMT | |
装備 | 3-4kg | |
同行者 | Kさん、Mさんの総勢3名 | |
コース 概要 |
笹子駅→桜森林公園→寂しょう苑→分岐→滝子山→檜平→林道終点→初狩駅 |
行動記録 | |
【4/23(日)晴れ、微風】 | |
自宅(5:15)==鶴川(5:27)+++八王子(6:32,6:35)+++笹子駅(7:33,8:15)
--1:10--駐車場(9:25,9:40)--0:10--桜森林公園(9:50)--0:30--寂しょう庵(12:15)--0:30--分岐(11:20/12:00)
--0:20--滝子山(12:20)--0:40--檜平(13:00,13:00)--0:40--林道終点(13:40)--0:20--駐車場(14:00)
--0:40--初狩駅(14:40,15:41)+++八王子(16:42,16:49)+++鶴川(17:29)==自宅(17:45) |
行程図 | |||
天気図 | |
【4/23(日)】 日の出 5:03, 日の入り 18:25 晴れ 21.0℃/7.2℃, 29%, 南西 4m/s, 降雨量 0.0mm, | |
Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @山梨県(甲府) |
◆ 山行資料 |
アプローチメモ | |||||
交通手段 |
・小田急 鶴川⇔町田: 308円 ・JR 町田→笹子: 1,317円 ・JR 初狩→町田: 1,144円 計 2,769円 |
◆ 日誌と写真 |
行動日誌 | |
【4/23(日) 晴れ、微風】 | |
4月のKMT山行は西上州の鹿岳(かなたけ)であったが、この新緑の季節、もう少し春山を楽しもうということで、
中央沿線の滝子山に行くこととした。滝子山は私はそういう山は知らなかったが、TさんもKさん、Mさんもいい山と言っているので、
さっそくお供することとした。ただKさんによれば、寂しょう尾根と言って昭文社の「山と高原地図」では点線、岩場あり道不明瞭、
上級者向きと記載されている。いくら先週の鹿岳のスリリングな岩山を制覇したとは言えちょっと気になる。ネットで調べてみると
そんなに危険な感じではないようである。残念ながら今回Tさんは欠席、ということでKMTの精鋭?3人で行くこととなった。 始めは土曜日に行く予定であったが、天気があまり良くないので、翌日の日曜日に行くこととなった。 | |
中央高速道路を越える |
しばらく車道を歩く。雲のかかったところが滝子山 |
笹子駅にはまっ先に到着。駅で朝飯のパンをほうばる。ザックが小さいので用意してきたパンをすべて食べた。そのうち、Mさん、Kさんが到着、さっそくJRの中央線、それに高速道路の中央道を越えて町の中の道を北側に進む。 | |
桜森林公園 |
寂しょう庵 |
しばらく林道を歩い桜森林公園に着く。桜は終わりかけで、ところどころに花びらが道路に落ちていた。そこから登山口の寂しょう庵に着く。
この小屋の裏手を通っていくのであるが、寂しょう庵が無人であれているせいか少々道が分からなくなっていたが、ほどなくして登山道が出てくる。
そこからしばらくして鉄塔に、その後いったん道路に出て再び尾根道を登っていく。地図の?!マークのところまでは道もしっかりしており、
高度を稼いでいく。そこで岩山が出てきた時点で休憩。休憩して大量を温存してから危険個所を登るつもり。休んでいると中年の男性がひとり下りてきた。
この危険ルートをよく単独で下りてくるもんだ、と思いながらもその人からは大したことないとのこと。 さて最初の鎖を登っていくとやはり痩せた尾根の岩が続く。3点確保さえしておけば問題ないがやはり高度を稼ぐので疲れが出てくる。 疲れが出て足を滑らせばやはり危険な箇所には変わりない。 ようやく登り切ったところで見晴らしのよい場所に出る。しばし風景を楽しんだ後、すぐに分岐に到着。そこには登ってきたルートに「滑落多発!危険」の看板がある。 | |
寂しょう尾根の岩場(とっかかり場所でその後も続く) |
稜線に出る。滑落多発の道標 |
分岐から山頂らしきものは見えているのであるが、以前行ったことのあるKさんからは山頂はもっと奥のとのこと。でもすぐに山頂に到着。 山頂からは、富士山が望める。北側の方も山々が続くが行ったことのない地域なのでよく分からない。谷の方に目を転ずれば笹子峠に続く中央道沿いの街並みが望める。 山頂でいつものようにカップラーメンの昼食を取り、写真撮影などのんびり過ごす。 | |
滝子山の山頂 |
中央沿線沿いの町 |
山頂でゆっくり過ごした後、初狩駅目指して下山する。途中男坂、女坂と別れていたが傾斜がゆるそうな女坂を下っている。 まだ山道は落ち葉に埋もれている。檜平で最後の富士山を眺めて尾根道を下っていくと沢筋におりる。そこからは沢沿いの道を下っていくが、新緑の中で気持ちがよい。 途中ヒトリシズカが道の傍らで密かに咲いていた。 | |
ヒトリシズカ |
杉林が心地よい |
林道終点 |
初狩駅から滝子山を振り返る |
オゾンたっぷりの沢筋の道を下りてきて、林道に出る。そこでMさん、ザックからシューズを取り出し登山靴を履き替えるではないですか。 なるほど、そういう手があったのか。登山靴を履いて舗装道路を歩くのは少々疲れますね。運動靴がうらやましい。 ほどなく初狩駅に到着したが、電車には1時間近くあるので、近くのコンビニで缶ビールを買って駅前の花壇の前に座り込んで乾杯。 晴れ渡った日差しの下で、ビールがうまかった。 | |
感想 | |
滝子山はKMTメンバーでは人気の山ということで、今回初めて登ってみて岩登りあり、富士山が望め、なだらかな下りと変化のある登山を楽しむことが出来た。 また滝子山は富嶽百景の第4番目となり、これで12景のうち6つ(扇山、岩殿山、倉岳山、高畑山、本社ヶ丸、清八山)を制覇したこととなった。 次は同じ笹子駅から登れる笹子雁ヶ腹擦山を制覇したくなった。 |