甲武信ヶ岳 |
◆ 山行記録 |
山行概要 | ||
報告概要 | 八ヶ岳の真ん中に位置する天狗岳(2,645.8m)に行ってきました。 | |
山行日 | 2015年7月19日(日) | 西天狗岳山頂にて(あいにく雨が降り出す) |
天気 | 晴れのち曇り、雨 | |
企画 | KMT | |
装備 | 5-6kg (日帰り) | |
同行者 | Tさん、Mさん、Kさん、Kさん、Tさん | |
コース 概要 |
唐沢鉱泉--西尾根--西天狗岳--東天狗岳--天狗の裏庭--黒百合平--唐沢鉱泉 |
行動記録 | |
【7/19(日)曇りのち雨、微風】 | |
自宅(5:00)== 鶴川+++向ヶ丘遊園(05:32,05:40)==調布IC(6:10)==諏訪南IC(8:10)==唐沢鉱泉(8:45) 唐沢鉱泉(9:10)--0:50--稜線分岐(10:00)--0:35--展望台(10:35)--1:15--西天狗岳(11:50,12:20)--0:15--東天狗岳(12:35) --1:15--黒百合平小屋(13:50,14:00)--1:45--唐沢鉱泉(15:45) 唐沢鉱泉(16:00)==甲斐大泉(17:00-19:00)==須玉IC(20:00)==都留IC(21:00)==自宅(23:00) |
行程図 | |||
天気図 | |
【7/19(日)】 日の出 4:43, 日の入り 19:04, 晴れ 31.8℃/20.5℃, 67%, 北 5m/s, 0.0mm |
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Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @長野 |
◆ 山行資料 |
アプローチメモ | |||||
交通手段 |
・中央高速道 調布IC→諏訪南IC: ¥2,150 須玉IC→都留IC: ¥1,750 |
◆ 日誌と写真 |
行動日誌 | |
【7/19(日) 曇り、微風】 | |
KMTの月例登山は夏場に向けてだんだん標高をあげていきまして、7月は標高2,000m級の天狗岳となりました。 7月に入り気温はだんだん暑くなってきておりましたが、ときならぬ台風11号の発生でちょうど予定していた日程で日本を通過する予報でした。 速度の遅い台風11号は各地に大雨を降らしながら17日に四国に上陸して18日(土)は日本海に抜けましたが、 予定した18日は台風の影響が残っていて天気はよくならず、結局1日延期し台風一過の晴天を期待して19日の日曜日に決行となりました。 6月の甲武信ヶ岳では一人で車で行って帰りの中央高速の渋滞をうんざりしていたので、今回は一緒に行くKさんの車に乗っけてもらうことにした。 | |
唐沢鉱泉の駐車場(満杯) |
西天狗岳登山口 |
朝目を覚ますと太陽がまぶしく青空で見えてて一安心しました。5時半に集合場所で落合い、調布ICから中央高速に入りましたが、3連休のせいか
八王子や圏央道との合流で早くも渋滞です。そこを過ぎると順調に流れてまして、笹子トンネルを抜け山梨県に入ると鳳凰三山など朝陽を浴びて稜線もきれいに見えました。
ただ八ヶ岳方面は山頂の方は雲がかかっています。きっと午後から晴れるであろうと期待しながら八ヶ岳の麓に近づくとやはり太陽が雲に隠れてしまった。 集合場所である唐沢鉱泉には8:45分頃到着しましたが、駐車場はすでに満杯、仕方なく唐沢鉱泉い続く道路を下って、 道路脇への駐車となりました。9:00過ぎに駐車場を出発し、唐沢鉱泉からちょっと入ったところにある小さな橋(しゃくなげ橋)を渡ります。 | |
稜線分岐( |
第一展望台 |
登山口からは八ヶ岳特有の苔むしたやや湿った感じの樹林帯の登りです。途中背負子に赤ちゃんを背負った外人さんとその家族に出会いましたが、
まだ生後八か月でおむつがとれていないとのことです。樹林帯の登りでしたがだんだん暑くあり、やっと稜線の分岐に到達。
そこからはやや傾斜がゆるくなり、やっと展望の開けたところにでる。八ヶ岳の麓の原町や南アルプスの麓は望めますが、山頂付近は雲に隠れております。
またこれから登ろうとする天狗岳も雲の中です。かろうじて根石岳山荘が見えますが、荒々しい硫黄岳や赤岳方面は雲の中でまったく見えません。
展望台から稜線なのでちょっと下ってまた登りきったところに第2展望台に出くわします。ただ麓しか望めません。そこから西天狗岳の登りになりますが、
岩が多くなり歩きにくい、また大きな岩の連続で疲れてなかなか山頂に辿りつかない。ようやく人声が聞こえて山頂につくと、10数名の登山客がお昼を
楽しんでおりました。こちらもさっそく昼飯にしてちょうど食べ終えたと思ったらなんだかポツポツ、そのうち雨粒も大きくなり急いで合羽を着こみ、
またザックカバーもして集合写真を撮り、東天狗岳を目指す。 | |
西天狗岳にて |
東天狗岳にて |
西天狗岳からはやはり岩だらけの道でしが、ほどなくして東天狗岳に着く。雨は一向にやまず休憩なしで黒百合平に向かおうとするも
ガスのため方向がわからず、というか道標の矢印がどうも違っているようで、時間を費やした。磁石を取り出して方向を確かめようとするも
雨の中ザックの中をひっかけまわすもなかなか出てこない。そのうち仲間がこっちだよとの声で、磁石を出すのをあきらめてそれに従う。
磁石を持ってきていながら雨の中でさっと出せなかったことは反省である。雨とガスの中で地図と磁石で方向を確認する作業が億劫になってしまっていた。 | |
黒百合平小屋 |
唐沢鉱泉山荘 |
東天狗岳から黒百合平へは下りなので、すぐに着くだろうと思っていたが、大きな岩だらけの道で、また雨も降っていたので滑って転んだり、
また岩の間に入り込んで捻挫したりしないか、非常に気を使った。先月ジョギングの帰りに駅のエスカレータで転倒して頭部損傷したせいか、
非常に神経質になった。山で転倒するとそれこそ救急車も来ない。また最近年取ったせいかバランスが悪くなっていることを自覚する。
岩と岩の間を渡り歩く感じであるが、なかなか脚が出ない。飛んで歩くなどもってのほかである。そのせいか、この区間は地図のコースタイムで
1:00のところが15分余計に時間がかかってしまった。 黒百合平からの下りでは雨には合わなかったが、沢沿いの道でやはりコケ蒸した岩が多く歩きづらい。どうしても滑って転んで転倒し頭部損傷の トラウマから抜け切れなかった。そのうち沢沿いの道から外れて普通の山道となったが、唐沢鉱泉までの道のりは遠くに感じた。 | |
感想 | |
先月の甲武信ヶ岳と同様、山頂からの景色を楽しむことが出来ず、さらに今回は雨にも降られさんざんであった。 7月の中頃に台風が来たり、また記録的な豪雨や高温注意報がでたり最近夏場の天気はおかしいと思う。 ただこういう天気でも八ヶ岳で多くの山ガールに出会う。それも天城山のような年配者ではなく、若い女性が多い。 ただその多くは男性とのカップルではあったが。 |