坪山
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 坪山(1,103m)に行ってきました。
山行日 2016年4月16日(土)
坪山山頂にて全員集合
天気 晴れ、無風
企画 KMT
装備 5-6kg (日帰り)
同行者 Kさん、Tさん、Kさん、Uさん夫妻ら総勢14名
コース
概要
八田→(西コース)→坪山→分岐→びりゅう館
行動記録
【4/16(土)晴れ、微風】
自宅(5:50)== 鶴川(6:08)+++ 上野原(7:28, 7:50)== 八田(8:45,9:45)--0:30--東屋(10:30,10:40) --0:30--坪山(12:00,13:15)--分岐(12:15)--0:30--びりゅう館(15:10,15:30)== 上野原(16:20, 16:40) +++八王子(17:30, 19:30)+++鶴川(20:00)==自宅(20:10)
行程図

天気図
【4/16(土)】 日の出 5:07, 日の入り 18:15  晴れ 20.9℃/10.1℃, 52%, 南東 6m/s, 降雨量 0.0mm
   
Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @東京

◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・小田急  鶴川~町田:    154円
・JR   町田~上野原:   756円
・バス   上野原~八田:   970円
◆ 日誌と写真
行動日誌
【4/16(土) 晴れ、微風】
 KMT4月の定例登山は春山ということで、イワウチワ、ヒカゲツツジなどの山の花が有名な坪山ということになった。 坪山とは初めて聞く名前である。どこにあるのか分からずいつもの昭文社の山地図で確かめるもなかなか見つけることが出来ず、奥多摩の地図にはなく高尾山の地図で上の方にちょこと登山ルートが記載していた。 中央線の上野原からバスで1時間程ということで、電車に行くには駅から遠い。 春になったせいか今回は参加人数がなんと14名、それも女性が半数という昨年の忘年登山以来のことで、そのせいか山頂でお汁粉でも、という話になった。
 バスが上野原駅発が8時10分で、それを逃がすと相当遅れるのと、バスはこのシーズンは満員とのネット情報だったので、集合時間が8時であったが1本早めの電車で上野原に着く。 すると、バス停にはすでに長蛇の列、またTさん、Kさんはすでに列に並んでいるではないですか。 今回我々のパーティは14名なので、無事バスに乗れるか気になったが、そこはバス会社、臨時便の増発ですでに並んでいる者からバスに乗車できた。 世話役のTさんは誘った女性がまだ来ていないので、後のバスで行くとのことで、我々男性陣は先発でバスに乗り込んだ。
 天気も上々、春の里山の中をバスはどんどん奥に入っていく。終点のひとつ手前の八田というところで下車。なぜかというと、唯一公衆トイレがあるので、女性にはありがたいところである。 その周りは少々鄙びた集落ではあるが、桜がとても美しい。都会ではすでに散ってしまっているが、ここでは今が満開のシーズンであった。道端にはつくしが顔をのぞかせる。

八田のバス停付近の桜並木

たんぽぽとつくし
 案の上トイレには長蛇の列、それにバスも満員の臨時便で次から次に来る。坪山という里山に近い山であるが、大勢の人である。 こちらも大パーティなので、文句は言えないが、先発隊と後発隊の2手に分かれて登り出す。 双方Tさんが持っていきたトランシーバで連絡を取り合うこととする。里山に咲く赤紫色のミツバツツジが美しい。
 山の麓の回って東尾根、西尾根の分岐点から谷あいを登って行く。ほどなく先発隊と追いついてしまう。今度は先発隊と後発隊があべこべとなって登って行く。 道はだんだん急斜面になってくるが、イワウチワが道端に咲いている。小さな花であるが花びらの形が特徴的で覚え易い。 それにしても登山客が多い。もっともこの花を目的に来ている。

ミツバツツジ

イワウチワ
 また山道の両脇にヒカゲツツジの群生も現れ、それこそ花の真っ盛りである。このヒカゲツツジ、色は薄黄色である。 自然でこんなに咲いているのは珍しい。

ヒカゲツツジ

ヒカゲツツジ
 山頂に到着するとものすごい人でとても我々14名もの大パーティが一緒に座るところがない。 仕方がないので、もう少し先に行って下ったところで広い場所がないか、Kさんらとちょっと下見に行く。 しかし、この山、結構険しくて広い平な場所はない。結局、山頂で昼食をとっていた大パーティが下山するので、場所が空きそうだということで、引っ返す。 山頂で待っていた仲間が場所を確保してくれていた。いつものようにジェットボイルでお湯を沸かしカップラーメンをすする。 またTさんはお汁粉、それにお餅を焼いてくれている。今日は天候もよく暑いくらいであるが、山では甘いものはうまい。 すると突然女性陣からデコレーションケーキが出される。この4月で定年退職したTさん、Kさんのために準備したとのこと。 なんと山の上でケーキが味わえるなんてめったにない。いつものカップラーメンであるが、お汁粉、それにケーキという贅沢な昼食となった。 それで私はというと、またまたジェットボイルでお湯を沸かして皆さんにコーヒーを振る舞った。

お餅入りお汁粉

サプライズ
 さて豪華な昼食を済まして山頂を下るが結構道幅は狭い。昼食の場所を探すとなると相当下らないと広いところはなかったので、山頂で待っていたのが正解であった。 びりゅう館というところに下るのであるが、登ってきた東ルートのようにヒカゲツツジやイワウチワなどの花もなく、樹林帯の山道であるが、ミツバツツジがきれいに咲いているところがあった。 結構斜面が急なところを下るので、足の筋肉に効く。 やっと麓に下りてみたら「びりゅう館」というりっぱな建物でトイレのほか、お土産や食事も出来る道の駅のような場所である。 バスは臨時便であるが、運転手が休憩しており、3時半出発とのこと。それまでKさんが持ってきたという焼酎を呑んで待つことにする。 そのうち隣に座っているビールを呑んでいるおっさんからビールのおすそ分け、なんか宴会ムードになってきた。 時間が来たので、お開きとなったが、その余韻が帰りの電車で八王子駅で途中下車して本格的な宴会となってしまった。
感想
 天気もよく桜をはじめ、イワウチワ、ヒカゲツツジ、ミツバツツジなど花を愛でる山行を味わうことができました。 また山頂でのパーティ、それに下山してからの呑み会など12月の忘年登山に匹敵する春の宴会山行となりました。 それにしても老人会みたいなパーティが多かった中で、我々のパーティだけが少々若手パーティだったというのが 良かったですね。
 また東京からほんの1時間程でのどかな里山で上野原市西原というところですが、 「びりゅう館」では水車で曳いた蕎麦粉を手打ちした本格的な蕎麦が味わえるとのことであったが、 まったくの宴会になってしまって残念なことをした。

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