都留アルプス
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 都留アルプスに行ってきました。
山行日 2020年3月15日(日)
長安寺山山頂にて
天気 晴のち曇り、微風
企画 KMT
装備 7-8kg
同行者 Tさん、Sさん、Fさん、Mさん、Uさん夫妻の総勢7名
コース
概要
都留市━金毘羅神社━蟻山━白木山━長安寺山━天神山━千本桜植栽地━楽山公園━都留文科大学前駅
行動記録
【3/15(日)曇り、微風】
自宅(6:35)==鶴川(6:10)+++町田(6:00,6:10)+++八王子(8:04)+++高尾(9:10)+++大月(9:25,8:45)+++都留市(9:05)

都留市駅(9:40)→金毘羅神社(9:50)→蟻山(10:30)→白木山→長安寺山(11:00)→天神山→友愛の森(11:40:12:50) →千本桜植栽地(13:00)→楽山公園(13:00)→都留文科大学前駅(13:30)

都留文科大学前駅(14:03)+++大月(14:31,14:47)+++八王子(15:38,15:42)+++町田(16:09,16:17)+++鶴川(16:23)==自宅(16:35)
行程図

駅にあったハイキングマップより
天気図
【3/15(土)】 日の出 5:57, 日の入り 17:53  晴れのち曇り 12.5℃/0.4℃, 降雨量 0.0mm,
   
日本気象協会より転載 @山梨
◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・小田急(鶴川-町田):        600円(IC切符)
・JR(町田-大月):        1,166円(IC切符)
・富士急行(大月→都留市):      468円(IC切符)
     (都留文科大学前→大月):  561円(IC切符)
◆ 日誌と写真
行動日誌
 KMT幹事のTさんから都留アルプスというあまり聞いたことがない名前を知らされ、東京の西側で自宅からも近いので参加した。 低山ながら富士山の眺めも期待できそうである。
【3/15(日) 晴れのち曇り、微風】
 当初、山行は14日の土曜日であったが雨の予報だったので早々に翌日曜日に変更された。
 JR中央線の大月で富士急行に乗り換え、集合場所の都留市駅に着いた時には周りの山は昨日降った雪で白く化粧されていた。 集合した皆さん、昨今の新型コレラウィルス騒ぎでマスクをしていた。

富士急行 都留市駅

皆さん、マスク着用です
駅にハイキングコースのパンフレットが置いてあり、そこに今回のコースが示されている地図が掲載されていた。マイナー山なので「山と高原地図」シリーズにはこの地域の地図はない。 その地図を頼りに金毘羅神社の登山口からスタート。

都留市駅を出発

登山口の金毘羅神社
 金毘羅神社からは山道になり樹林帯の中を登っていく。青空も見えるがなぜか上からぽたぽた水が落ちてくる。 木々の枝に着いた雪が解けて水滴となって落ちてくる。開けたと思ったら富士山展望台に到着。残念ながら富士山は雲に隠れていた。

樹林帯の中を登っていきます

富士山展望台
 そこからは水力発電所の横を過ぎ、やがてアンテナ鉄塔のある蟻山に到着。そこから都留アルプスらしく標高600m程度の山々が続く縦走路となっている。

ちっやな雪だるまが睨みを利かせています

第1のピーク、蟻山にきました
 蟻山を過ぎて白木山、長安寺山を過ぎてパノラマ展望台に到着。富士山方向に都留市の街並みが見える。 高低差はあまりないが、下り坂などぬかるんだ場所が多く気をつけないと滑ってしまいそうである。 またところどころに黄色い花をつけた木があり、最初はミツマタかなと思ったが、誰かが調べてくれて「アブラチャン」という花であった。

パノラマ展望台

水道橋「ピーヤ」
 水道橋「ピーヤ」というところを過ぎ天神山(580m)を超えたあたりから空模様が東側の空模様な気になりだした。Tさんの天気予報では午後から雨とのことである。 友愛の森に着くと東屋があったが、中高年の登山グループがすでに昼食の用意をしていた。仕方なくその先に行くと、展望が開けたベンチのある場所があり、そこでランチタイムとすることとした。

友愛の森で昼食

スパークリングワインで乾杯
 ベンチにてそれぞれ各自食事の準備を始めていたところ、驚くことにワイングラスが配られ、そこにスパークリングワインが注がれた。 サプライズ企画でこの3月でTさん、Mさんが定年退職されることでご苦労さん会である。 当人にはもちろん知らされておらず、みんなで乾杯した後、ささやかな記念品も贈呈した。 さらに女性陣が作ったチョコレートケーキもふるまわれ、豪華な昼食となった。 このケーキを熱いコーヒーを入れて味わった。

お疲れさんケーキ

長い間お勤めご苦労様でした

楽しいランチが終わって記念写真

広い稜線を下ります
 大満足のランチを終え、さらに都留アルプスを進みますが、お天気具合が気になったので楽山公園分岐で縦走路から下りることにした。 この分岐付近は地図では千本桜植栽地とあったが、桜が咲いているのかと期待したが山の斜面は桜の苗木で占められていた。 10年後にまた来れば一面桜並木となっていることであろう。
 楽山公園は高台の公園でつつじや紫陽花が植えられており5月、6月になれば一面つつじや紫陽花を楽しむことができるであろう。 そこから都留文科大学の傍を通って下山口から都留文科大学前駅に向かい、登山終了となった。
 雨が降りそうな感じもあったが、どうにか下山まで持ってくれた。

楽山公園

都留文科大学前駅
 駅で20~30分ほど待つ間も少々寒い。やっと電車が来て大月駅に向かっている途中、空が急に暗くなったと思ったら窓外を見ると激しいヒョウがいきなり降ってきた。 大月駅で乗り換える時も冷たい雨が降っていて乗り換える時も寒い思いをしたが、高尾駅に着くとそんなに寒くなく周辺も雨が降った形跡がない。やはり山梨県と東京都でお天気も変わっていたのだと思い知った。
感想
 新型コロナウィルスというやっかいな感染症が流行りだし、ニュースでは濃厚接触は危ないということで電車の中はみんなマスク着用している昨今である。 山行は濃厚接触もなく体力維持にも都合がよい。趣味として登山であって良かった。 それにしてもコロナ騒ぎで出場予定していたマラソンレースが次々と中止になり、欲求不満が募っていたが、山に来てちょうど良い息抜きになった。
 今回は3月で卒業シーズン、メンバーのTさん、Mさんが再雇用終了を迎え、いよいよ仕事からリタイヤされるとのこと。ほんとに長い間、お勤めご苦労様でした。 最近、会社で定年を迎えても昔みたいに周りから祝福してくれる雰囲気はなくなってきた。せめて同好仲間で労い新しい出発をお祝いできてよかった。

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