今年も山中湖ロードレースに参加してきました。
いつものメンバーで湖畔荘に前泊しての参加です。でも今年の湖畔荘は食事の提供がないことで、前夜祭は隣りの飲み屋で行いました。
宿のおばさんの話によれば、ご主人が病気で退院したばかりで、とてもお勝手の仕事まではできないとのことでした。
またおばさん自身も親の介護で忙しいとのことで、やはり老人問題が宿の食事まで影響を及ぼしている昨今です。
隣の飲み屋では、あいにく我々みたいな大パーティは分散して席となりましたが、酒もそれなりに揃っているし、お値段も意外と安かったですね。
その後、宿の2階で例年のごとく宴会、我々高齢者は翌日のレースに備え10時頃就寝です。
今年も昨年に引き続きコースは山中湖1周するコースです。
翌朝、快晴、富士山も雲ひとつかかっていなく見事に見渡せます。その1週間前精進湖のパノラマ台に行ったときは、晴れていたものの富士山はかすみではっきりしなかったのと大違いです。
もう恒例となったモーターボートでの会場への送り迎えですが、晴れ渡った湖面をモートーボートで水しぶきをあげて、晴れ渡った富士山を見ながら会場に向かうだけでも得した気分になります。
5月の爽やかな風が吹き抜けます。
スタート会場に着くと相変わらず相当の人、人、人でトイレをするにも長蛇の列です。トイレはあきらめ、走ることとします。
山中湖にはこの2月にもKMT山行に明神山に来ましたが、その時は冬でありながら快晴、無風、それに雪の富士山が終日楽しめました。
ただ冬の山中湖は訪れる人も少なく、静かでしたが、今日のレースでは参加している大勢の人数で道路は埋め尽くされております。
そんなことを思い出していたら、KMTのTさんが後ろから声をかけてきて、そのうち追い抜いていきました。
もう彼にはついていけないくらい体力の衰えを感じております。やがてこのコース唯一の坂道を過ぎると目の前に湖面の奥に富士山が望め、絶好の撮影ポイントです。
数人が走るのをやめて写真撮影で、私も携帯カメラと取り出して撮影。こういう雰囲気が山中湖マラソンですね。
そのうち、湖畔荘の前を通ってスタート地点に戻り、最後のゴールまで若干の上り坂。マイペースで走ってきたので、ここはちょっと気合を入れて登り、息が上がったところでゴール。
タイムはそう熱心に走っていないにもかかわらず、昨年よりは少々早くなって1時間21分40秒。まずまずといったところでしょうか。
ゴール地点の小学校のグランドは、これまた大勢の人で、それも砂ぼこりが舞い上がっていたので、無料で提供されているトン汁など食べる気にならず、早く宿に帰って風呂を浴びることにしました。 それにしても人が多くてレース中は、Tさんに会ったくらいで、スタート前、ゴール後にこのレースに参加している他の人にもメールするも結局会えずじまいであった。 風呂を浴びて、心地よい疲れでロビーで皆さんが帰ってくるのを待っていたが、帰りの高速道路の渋滞も気になるので、早々に引き上げました。 おかげで中央高速は全然渋滞にかからず3時前に自宅に到着し、自宅近くの王将で遅い昼食を取りました。