丹沢湖マラソン(10km)  2018年11月25日(日)
 毎年恒例の丹沢湖ハーフマラソンに参加してきました。
といっても今年はハーフではなく10kmコースにエントリーした。これまでハーフに出場してきたが成績はどんどん下がってきて昨年の成績たるや2時間9分となる。2時間切りはもう夢のまた夢。それによりもこの成績になると周りの選手が少なくなり、ゴールしてもすでに宴の後のようなわびしさを感じてしまう。昨年、私がレースを終えて着替えようとすると周りで僕よりお年寄りの方がすでに着替え終わってたりしてちょっと引け目を感じてしまう。そういえば10kmの部というものがあって、このお年寄りもハーフでなく10kmコースに出場した方という風に推測した。10kmの部はハーフよりも先にスタートしているので、先にゴールしているということである。私もこの大会ではもう年配の部類なので、今回初めて10kmの部にエントリーして様子を見てみようと思った次第である。
 さて10kmの部は11:00スタートなので、バス便がある新松田駅には9時ごろに着けばよいという頭でいた。が、しかし甘かった。駅に着いてみるとランナーは少なく会場に向かうバス停も閑散としていた。バスが出発していつものように渋滞にひっかかり中々進まない。9時15分ごろバス(実は最終バス便であった。)は駅を出発したが、渋滞で時間を費やし、また丹沢湖に近づいた時点で10:00スタートの5kmのレースが出発したせいか交通規制に引っかかってしまった。バスが止まって10分ほど経過し、乗客の中にバスから降りて徒歩で会場に向かう人が出てきて、どうしようかと悩んでいたところ規制が解除になり、バスは10:15に会場に到着した。急いで着替えて10:40の集合時間に間に合った。朝から少々焦ってしまった。

 10kmコースは初めてであるがコースはこれまで走っているコースなのですべて頭に入っている。11:00ちょうどにスタートしたが最初は人込みでゆっくりしたペース、これでは1時間を超えてしまうので、人混みを避けるためコースの端を選んで追い抜いていく。なにせ10kmなのでペースは少々きつめでも最後まで持つだろうという考えで走る。しかし、このコース、鬼門である大仏橋から中川橋への登りでやっぱりペースがダウン。しかし、思ったよりも早く中川橋に着く。そこからは下りなので快調に飛ばすも、トンネル前の登りでまたまたペースがダウン。トンネルを抜けてやっとゴールである山北高校の校舎が見えてペースがあげる。最後の高校入り口手前も下坂であり、ペースをあげるともう呼吸が最高に苦しくなる。いつもの練習でもここまで息が上がったことがない。最後は全速力でゴールを駆け抜けた。

 記録は57分04秒と1時間を切った。マイ計測では56分30秒であった。

 

 コースが短い分、ペースを上げてしまってゴールしてからも呼吸が元に戻るまでしばらくしゃがみこんでしまった。ただその後は疲れもなく、やはりハーフに比べ負担が少ない。
時刻は12時過ぎ、ゴールした校庭はランナーで一杯でにぎやかである。さっそく着替えて名物のしし汁をいただいて、帰ろうとバス停に向かうところで、ハーフの先頭集団がものすごい勢いで学校正門になだれ込んできた。ハーフはスタートが11:20なので、トップランナーがちょうどゴールする時間帯にあたる。なおまだ10kmの部の選手もちらほら帰ってくる。
 バス停に向かう途中、無料マッサージの旗が目に留まる。時間も早いのでここはやはりマッサージを受けて帰ることとした。10月の夢舞マラソンで受けたマッサージがこれまで経験していなかった効果があったので、今回も背中をもんでもらうこととした。マッサージ師に丁寧にもんでもらい身体もすっきりした。マッサージも終わり、バス停に向かうと今度は地元のおっちゃんからみかんを2つもらった。これでレースのエントリー代はかなり元が取ったという気になった。

 
   学校正門に向かって校庭でゴール               青空と雲と湖と紅葉

 最近自宅で電動マッサージ器で背中を揉んでいるせいか背中や腰の痛みがない。そして今日のレースは10kmといつもの練習並みの距離で、最後は少々苦しかったが、天気もよくこれまで感じていた腰痛もなく程よい疲れで、それも走った後のマッサージでなんか身体がすっきりした感じにさせられたレースであった。これからも10kmでいくか。

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