第20回ハイテクハーフマラソン  2019年1月13日(日)
 毎年恒例のハイテクハーフマラソンに参加してきました。この大会、いつのまにか「谷川真理」の言葉を消えて「ハイテクハーフマラソン」に大会名が変わっておりました。
 昨年の丹沢湖マラソンではハーフをやめて10kmコースに変更したので、ハーフマラソンのレースは久しぶりであった。  またいつもこのレースに参加している会社の先輩のSさんがもう「引退」宣言をしまい不参加、またいつものメンバーであるYさんも当日の朝になって取りやめの連絡が入り、ことしは3名だけの参加となってしまいちょっと寂しい。
 さて天気予報では最初週末は雨模様、東京では雪の可能性もあるとことであったが、だんだん予想が曇りのち晴れに変わってきた。当日の朝家を出てみるとやはりあいにくの曇り空で陽ざしもなく寒そう。 会場には9時過ぎに到着したが、すでにYさん、Gさんが着替えて集合場所のひな壇に待っていた。私は10:30スタートなので、そこでゼッケンをつけてさっそく着替えた。 寒そうなので、厚手の長袖にした。Yさん、Gさんは上流コース、私だけが下流コースである。Gさんが10:00スタートなので、はやばや出発し、その後Yさんも上流コースのスタート地点に移動した。 私も荷物も預けてトイレを出て済まして下流コースのスタート地点に向かった。この頃になると空は急にとれてなんと青空、お日様も顔を出している。
 下流コースは始めて走るが、荒川河川敷は風の向きが通常上流から下流へ吹いているので、最初は追い風であるが折り返してからアゲンストになる。やはり上流コースの方が走りやすいと思う。 スタート地点で待っていると大会アナウンサーのトークで、記録が悪かったせいを気温のせいにしたり風のせいにしたりするが、気温については5度以上、15度以下であれば関係なし、また今日は風がないので、そういうのはすべてランナーの言い訳に過ぎない、ランナーは記録が悪いといろいろ言い訳を考えるもんだと言っていた。 なるほど、言い得ていると思いながらも私の場合年齢を考えるとむやみに頑張ると筋肉離れや痙攣、はたまた心臓や頭の循環器系など恐ろしい病気に陥るかもしれないとの懸念も頭によぎる。 というようなことを思いながらも、10:30に明るい陽ざしの中スタートした。
 最初の5kmはちょっと長く感じた。また思ったより寒くなく厚手の長袖ではなく薄手の長袖にすべきであったと後悔する。ただ5kmのラップを見ると意外にキロ6分ペースを悠々下回っている。ラップタイムの記録を失敗してしまったが思ったより順調、10kmのラップが56分04秒とこれまたキロ6分をはるかに下回っている。 そして折り返し地点で59分11秒だったので、この調子だと後半をこのペースを続ければ2時間を切れるという思いに駆られた。また折り返してみて向かい風もあまり感じられない。 これで2時間は切れると思ったが、12km、13kmと標識は1kmごとついているが、その間隔が長く感じる。やはり日頃12km程度までしか走っていないので、走っていない距離になると精神的につらくなっている。 天気もいいので、頭の中では何も考えずにぼぉ〜とペースの維持だけ専念する。やっと16km付近にある最後のエイドでスポーツドリンクを飲んで、残り5km、キロ6分を切るつもりで最後の追い込みということで気を引き締める。 ところが下流コースの最大の関門である岩淵水門のアップダウンで大幅ペースが乱れる。 この水門、スタートしてからいきなりアップして水門を通過し、しばらく荒川の真ん中を通っている土手の上を走る。 そしてその土手を下っていくコースであったことを覚えているので、ここをどう突破するかは頭の中では重々覚悟していた。しかしやはり最後の鬼門であったことは間違いなく、 ここでペースは乱れペースがぐんと落ちる。ゴールが見えてきても最後の踏ん張りも出来ず、結局ゴールして腕時計をみると2時間01分12秒とわずかながら2時間オーバーしてしまった。 後でネットで確認したらネットタイムが2時間01分47秒であった。ただ昨年は2時間2分11秒であったので、昨年の記録を上回ったことはうれしい。
 その後、みんなといつものように呑み屋で反省会をしたが、そこでなんと昔の茨城勤務時代の仲間であるKさんと出会う。 Kさんは会社を早期退職して現在いわき市で鍼灸師をやっており、会うのはほんとに10数年ぶりであった。今年はいつもこのレースに参加している仲間が少なかったが、Kさんに出会えてよかった。

 

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