第41回神奈川マラソン  2019年2月3日(日)
2年ぶりに神奈川マラソン(ハーフ)に参加してきました。
 一昨年は無念の途中リタイヤ、昨年はエントリー遅れで参加できず、よって2年ぶりの出場となる。先月の谷川真理ハーフで2時間1分台というタイムだったので、今回は2時間切れを狙って練習を積んできたつもり。 といっても、土日のLSDプラス週一の代々木公園ラン程度といったいつも練習量を復活させただけである。 ただ1週間ほど前に、fitbitというスポーツウォッチを購入したので、それを付けると走っているとき心拍数などがモニターできる。 試してみたところ、思ったより走っている間の心拍数が上がっていたことが分かった。ただ正確かどうかはまだ分からない。とにかく新兵器を手に入れたので、このレースで試してみることとした。
 今年の神奈川マラソン、例年はいつもはスタートまで寒くて震えあがっているが今年は運よく暖かい。よって、調子よく走れるかなという思いがよぎる。最後にトイレを済ましておこうと思ったが長蛇の列を見て諦めた。
スタート地点はEグループで最後尾である。その道端では若い太鼓の連中が連太鼓を披露していた。リズミカルな太鼓の音で気分が高揚してくる。
 さてスタートの号砲がなるも最後尾なのでぜんぜん進まない。5分ほどしてようやくスタートラインを通過した。そこで例のfitbitのスタートボタンを押す。最初はランナーの数が多いため思うように走れない。 特に東京ガスや電源開発センター内は道幅も狭くなかなかマイペースで走れない。そのうち3km付近で早くも折り返してきたトップ集団がパトカーの船頭に続いてものすごいスピードで通り過ぎていった。 さすが大学陸上部で迫力ある走り姿に圧倒される。トップ集団には例の緑のランニング姿の青山学院大の選手が多い。こちらはスピードが出ないせいか息もぜんぜんあがらずちんたら走りが続く。 息がまったく上がらないので楽ではあるが尿意が収まらない。工業団地内で折り返した後、堤防の釣り場にトイレを見かけたが、5〜6人並んでいるのであきらめる。
 工業団地を抜け国道に出て出発地点を通り過ぎると今度はIHIの工場敷地に入る。その敷地内の9kmを過ぎた地点でなんと転倒してしまう。平坦な道路なのになぜ躓いたのかよく分からない。 左の手のひら、膝に少々傷をおった。また倒れた拍子にろっ骨を打ったせいなのか左胸が痛い。でも走れないほどではない。左腕にはめたfitbitの表面に少々の傷、またタイツも左膝付近に小さい穴が開いてしまった。
 IHI構内では折り返し地点まで少々長く感じた。途中工場内のトイレも使えるようであったが、尿意は我慢できる程度に収まってきたので我慢してやり過ごす。 それよりも前半は楽に走っていたので、後半は気合を入れて走らにゃいかんという気になっていた。再びスタート地点の連太鼓の前を通り過ぎると、今度は子供たちが一生懸命太鼓をたたいていた。 再び元気をもらい最初の東京ガス、電源開発センターの工業団地を目指す。2回目の折り返しがちょっと遠く感じたが、風もなく息もそんなにあがらず走りに専念する。 そして、国道に出て後残り2km付近に来たところ、後ろからサイレンの音、消防車、救急車がけたたましいサイレンを響かせゴール付近に向かっている。 せっかく最後の追い込みというところでコース係員から誘導を受けたため少々ペースが落ちる。また気持ちも少々萎える。救急車はゴール付近で止まりサイレンも止んだので再度ゴールにめがけて全力疾走する。
結果は次の表のとおり。

測定ポイントスプリットラップ通過時刻
スタート地点00:05:18-11:35:18
10km地点01:04:400:59:2212:34:40
フィニッシュ地点02:07:271:02:4713:37:27

 

 上記は速報値であるが、ネットタイムで2時間2分9秒とわずかながら2時間は切れなかった。先月の谷川ハイテクの2時間1分より少々下回り、少々がっかり。しかし一昨年の途中リタイヤのリベンジは完全に果たすことができた。
 ところでfitbitの結果をみるとなぜかGPSが働いていない。心拍数の変化は記録されていたが、肝心のラップが計測できていなかった。ほんとうは携帯スマホのGPSを使って地図で走ったコース、それにラップも出るはずなのにまったくGPSが機能していない。1kmラップが計測できなかったのが残念である。やはり使い方がまだ慣れておらず習熟訓練が必要である。
 この神奈川マラソンは、箱根駅伝で活躍した大学生の走りを間近で見れるのもこのレースの魅力である。 若いランナーが必死の形相で体力を使い果たしてなだれ込んでくるのを見ていると、若さをあそこまで使い果たす姿にある種のうらやましさを感じる。 大いに元気をもらったレースであった。

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