愛犬チコ逝く

2012年10月14日(日)

 我が家の愛犬チコが10月11日亡くなりました。15歳と9ヵ月の命でした。
 我が家の愛犬チコが来たのは、ちょうど娘が中学校に入学した時、お祝いにおばあちゃんがペットショップから買ってきたのが最初です。 まだ2-3ヶ月の子犬でしたが、すぐに我々家族に馴染み大事に育てられました。 その後近所のミニチュアダックスと結婚して4匹の子犬を産み、ご近所に子犬をもらっていただき、ご近所中親戚になりました。 4匹のうち1匹は、チコがひとりで寂しいであろうとのことで我が家に引き取り、"スズ"として飼うことにしました。 その後、結婚相手のクンクンが亡くなり、4匹の子供のうち2匹も親犬より先に亡くなってしまいました。 15歳を過ぎたあたりからさすが老犬となり、介護が必要となってきましたが、亡くなる1週間前までは良く吠えておりました。 小型犬はうるさいとよく言われますが、チコはとりわけよく鳴く犬でした。 我が家は角地にあり、また通りに面して出窓があって留守番している時でも道にお散歩している犬を見つけるとわめく、 また我々が食事するときもおねだりで吠える、またケージに入れられたら拘束されているせいかずっと鳴きわめていおりました。 その鳴き声は近所中に響きわたり、ほんとに手に負えない位うるさい犬でした。 しかもわがままで躾はなんども失敗し、とうとうこちらが根負けするくらい強情な犬でした。 しかし飼い主の贔屓目でしょうが、美人でとにかく人に可愛がられることが好きで誠に憎めない犬でして、そういうところで結構我が家では癒やしになっておりました。
 昨晩、火葬場でお葬式をしてきましたが、これまでやかましくほんとにわがままな犬でしたが、亡くなってから我が家にぽっかり穴があいたようで、妙に静かな家になってしまいました。 チコの存在の大きかったことを改めて感じざるを得ない日々を過ごしております。