日ノ出山・吉野梅林
行動記録
行程図
■3月16日(土)
自宅(5:15)==鶴川(5:32)+++登戸(5:45,5:57)+++立川(6:25,6:35)+++青梅(7:06,7:07)+++御嶽駅(7:27)
御岳駅(7:38)+++カーブル下(7:48)==滝本駅(8:00)+++御岳山駅(8:15)
御岳山駅(8:30)→日ノ出山(9:30,9:50)→高峰山(10:45)→梅の木峠(11:20)→要害山(11:25,12:10→三室山(12:30,12:35)→琴平神社(12:50,13:00)→登山口(13:30)→吉野梅林(13:45,15:10)→日向和田駅(15:30)
日向和田駅(15:57)+++立川(16:35)
立川(19:53)+++登戸(20:21,20:29)+++鶴川(20:51)==自宅(21:00)
天気図
■3/16(土) 日の出 5:53, 日の入り 17:52 晴れ 21.0℃/3.2℃ 南 1.8m/s 0.0mm
天気図、衛星画像 日本気象協会より転載、気象データ:気象庁@秩父(埼玉県)
アプローチメモ
行動記録
KMTのスケジュール調整でハイキング希望日については〇印を、山行希望日についてはいつも△印にしている。3月も同じく△印にしておいたが、日の出山・吉野梅林ということで、登りはケーブルカー、日ノ出山から吉野梅林まで下るという楽なコースだったので参加することにした。
日ノ出山は昨年7月にNさんと、それに昨年9月にオリパラボランティア仲間で行ったので最近になって3回目となる。また吉野梅林については10年前に吉野梅郷から三室山経由沢井駅という山行をした。その当時吉野梅林の梅がウィルスにやられすべて伐採する直前だったこともあり、今回どのように復活しているのか気になった。
【3月16日(土)晴れ】
お天気は快晴、それも暖かいとの予報なので雨具など持たずにザックを軽くしようとしたが、職場で非常食のアルファ米を10袋以上もらってきたので、それを皆さんにお分けすることにし人数分をザックに入れるとパンパンになってしまった。
立川から青梅線へ乗換、青梅線の電車が西立川駅を通過する際、窓の外から昭和記念公園が見えて1週間前の立川シティマラソンを思い出していた。そんなことを思いながら予定通り御嶽駅に到着した。
皆さんも同じ電車で到着、さっそくケーブル下まで行くバスに乗り込む。あまり登山客は乗っていなく座れた。ケーブル駅の滝本駅からケーブルに乗る。ケーブルカーは急斜面をスムーズに登って行く。下を覗くと昨年Nさんと歩いた道路が見える。また線路の脇には雪が残っている。ほどなくして御岳山駅に到着。駅を出て展望台に出ると東京方面は霞がかかっていて良く見えない。雲一つない青空なんだけど。ここで持ってきた非常食のアルファ米を皆さんに配り、やっとザックが小さくなった。
準備体操して出発、御岳山の宿坊街を通って階段の多い御嶽鷹神社に登らず神社前の土産売店がある参道の入口で左に折れ、日ノ出山に向かう。
宿坊のはずれに差し掛かり、後ろの方からカモシカがいるとの声。皆さんが指さす方向に目をやるとはじめはなんだか分からなかったが、よく見ると大きなカモシカがこちらを向いていた。回りは土色の崖なので見分けがつきにくい。こちらは8人も立ち止まって眺めているのにちっとも動じない。御岳山という登山客が多い山の中でこんな身近に見られてるなんて珍しいことでしょう。きっと慣れてしまっているに違いない。
日ノ出山への道は「関東ふれあいの道」ということで歩きやすい山道である。昨年ここを歩いた時はたいてい天気が悪い日が多かったが、今日は快晴で樹林帯の中ところどころ陽ざしを浴びながら快適に歩く。
御岳山神社をパスしたことにより宿坊から約1時間で日の出山に着いた。昨年はここでランチを取ったがあいにくの天気で景色はまったく見えず、今回は快晴ということで眺めを期待したが、残念ながら関東平野方面は霞がかかっていて見えない。しかし奥多摩方面の山々はきれいに見渡せ、大岳山など雄大な形をした山を確認することができた。しかし富士山は確認できなかった。
日ノ出山の登りで暑くなり半袖になったので青空の下で気持ち良い。時刻と言えばまだ10時前なのでランチ休憩には早すぎる。ランチは予定通り次の三室山でとることにし景色を十分堪能したあと日ノ出山を後にした。
ここからは下るだけと思っていたが稜線上をしっかり辿り多少のアップダウンを繰り返しながら梅の木峠に到着。
三室山まで1時間程度と思っていたところ、稜線に沿って巻道は通らずピークをしっかり踏んで来たので意外と時間がかかった。おなかも空いてきたのでどこかでランチしようということとなった。そこで眺めのいいところを探していると稜線の支線で広く伐採されているところが見つかり、そこでランチ休憩することとした。ここで切り株に座り雄大な景色を見ながらランチを取った。いつものカップラーメンであるが青空の下で旨い。
ランチの後三室山に向け山道に戻ると道の側に要害山という標識があり、地図には掲載されていないが山頂となっているようである。そこで若い女性に出会い、「日の出アルプス」を縦走しているとのことで、標識の番号に沿って100個登るコースを計画しここまでで76個登ってきたとのことであった。そこで足元を見ると小さな杭にそのような表記があることに気づかされた。こういう山歩きもあるかと思いながらも、日ノ出山まで登るということで体力のある女性である。
さらに稜線に沿って進みやっと三室山に着いたが山頂は林の中で見晴らしは良くない。また陽当たりもあまりなく、ここでランチ休憩しなくて良かった。10年前に来た時はもう少し眺めがあり、ここでランチしたはずであるが、10年も経つと辺りの木々も成長し様子が変わってしまったのであろう。
三室山からの稜線は下るだけ。美しい杉林の中を下っていると途中に大きな岩があり、琴平神社との標識。寄り道してみると小さな社があった。ここからは麓の集落や八王子方面への展望を楽しむことが出来た。お参りをしてさらに山道を下る。
山道の終点で琴平神社の鳥居をくぐり、そこから舗装道路を歩くこと10分足らずで吉野梅林公園に到着した。
梅林公園は観光客がちらほら散策していて登山者の姿はない。以前来た時も梅まつりをしていたが、立派な古い梅の木で日本庭園みたいな感じであったが、今日再度訪れて入口からしてなんだか明るい雰囲気であった。やはり梅の木々は小さいがそこらじゅうに小さな梅の花が咲いていた。梅の花もいろいろな種類があり、白、赤、黄色の花を楽しみながら丘まで登って公園をひと回りした。
ひととおり梅林を楽しんだ後、公園の前のお店で缶ビールと焼き鳥を買ってとりあえず乾杯。
疲れた身体を引きづりながら日向和田駅に向かい登山終了となった。
日向和田駅から青梅線に乗るとNさんの要請で立川駅で途中下車、Nさんの幼馴染がやっているお店で2次会とあいなりました。先月の子の権現も下山して飯能で2次会、こういうパターンが続きます。
感 想
御岳山、日ノ出山は昨年からもう3回目、すっかり土地勘も分かっていたが、これまでどうも雨男、雨女がいるようでお天気が悪く、今回は快晴、しかも暖かい一日で霞のせいでちょっと眺望はいまいちであったが春山を楽しむことが出来た。 吉野梅林も若い木々が可憐な花を咲かせており、これから木々も成長して立派な梅林公園になるのではないだろうか。それにしてもケーブルカーを使って登り後は下るだけの楽な山行と思っていたが、累計1,000mも下ったことにあり、翌日は少々筋肉痛を感じていた。