陣馬山・景信山・高尾山
行動記録
行程図
東京都環境局東京の自然公園ホームページより作成
■12月3日(土)
自宅(6:30)== 鶴川(6:16)+++町田(6:23,6:30)+++八王子(6:55,7:04)+++藤野駅(7:24,8:02)==和田(8:22)
和田登山口(8:30)--1:10--陣馬山(9:40,9:50)--0:30--奈良子峠(10:20)--0:10--明王峠(10:30)--0:10--底沢峠(10:40)--0:15--堂所山(10:55,11:00)--0:40--景信山(11:40,12:45)
--0:25--小仏峠(13:10)--0:20--城山(13:30,13:45)--0:45--高尾山(14:30,14:35)--1:10--高尾山口駅(15:45)
高尾山口(16:35)+++高尾(16:00,16:11)+++八王子(16:17,16:20)+++町田(16:47,16:51)+++鶴川(16:57)==自宅(17:10)
天気図
■12/3(土) 日の出 6:36, 日の入り 16:31 晴れ時々曇り 12.4℃/3.1℃ 1.8m/s 北 0.0mm
天気図、衛星画像 日本気象協会より転載、気象データ:気象庁@東京都 八王子
アプローチメモ
行動記録
オリパラボランティア登山部では10月に高尾山で初山行かつボランティア打上げビアパーティを実施したが、その時に紅葉を楽しむ山行もしようということになり、高尾山の奥にある陣馬山は、という希望が出てきた。
そこで登山初心者もいることなので、陣馬山にはもっとも近いアプローチとしてバスで和田から登ることとし、
陣馬山から一応高尾山に向けて縦走するコースを計画した。
このコースは途中で下山できるいくつものエスケープルートがあるので、柔軟に対応できる。
最初11月23日(祝)の勤労感謝の日に計画したがあいにく天気予報は雨、そこで26日(土)に延期したが、その日もお天気は雨、結局12月に入ってしまい3日(土)となった。参加者も3人と約半数となった。
【12/3(土)晴れ時々曇り、微風】
3度目の正直で天気予報は晴れ、ただ朝から青空を期待したが空には薄雲がかかっている。
予報では午後からは晴れ渡るとのこと。この日の朝はこの冬一番の寒さということであるが、まだ12月なので、5~6℃といったところか。
ただし電車に乗って中央線の藤野駅に着くとさすが山中、かなり寒い。
藤野駅には集合時間の8:00の30分前に到着、缶コーヒーと朝食のあんぱんを食べて皆さんを待っているが、藤野駅で下りる登山者の数に驚かされる。次の電車で大勢の登山者とともにNさんが到着、バス停はというとすでに長蛇の列。まだYさんはまだ到着していないが少々焦って我々も列に並ぶ。やがて予定のバスが来て乗客が乗り込み出したが、我々の前の人でバスは満杯。が、すぐに臨時バスが来て我々は席に座れる。そのうちLINEでYさんから駅に着いたとの連絡が入り、我々だけ先に行ってるよと返事、臨時バスが出るからと伝えて出発した。
20分ほどで和田バス停に到着し、そこでYさんを待つ。ほどなくして臨時バスが和田に到着しこれで全員集合。
さて全員揃ったところでバス停から道路しばらく登ると右手に陣馬山登山口の案内標識。そこから民家の庭先に沿って急な登り。やがて枯葉の林間の中の山道になったが、Yさんを先頭にNさんもガンガン登っていく。途中暑くなって上着を取る。そこでYさんは9月にもこのコースを歩いたと聞かされた。どうりで地図もなにも見ずどんどん先に歩いていくはずだ。
登っていくうちに身体が温まってきたので、半袖になる。晴れてはいるが陽あたりはない。 稜線に出てからはなだらかな広い道となり、最後にちょっと長い階段を登って陣馬山に到着。
陣馬山に着くと大勢の登山者。以前ここで餅つき大会をした茶屋は閉鎖していたが、そのほかの茶屋は通常通り営業していた。ここで記念写真でもと思い白馬像の前をうろうろしていると、なんと会社の先輩と出会う。なにせ山岳会のハイキングということで、総勢37名の大パーティでそのサポートをしているとのことであった。
先輩によると景信山まで行くとのことで同じコースである。大パーティに巻き込まれたくないので、我々は先に出発した。陣馬山からは関東ふれあいのみち(鳥のみち)となり、道もなだらかで大勢の登山客が歩いている。明王峠でひと休みしていると先輩の山岳会パーティもやってきたと同時に我々は先出発。この道はわざわざピークの巻道もあるが、堂所山はちょっとしたピークのようなのでしっかり山頂を踏む。山頂で記念写真を取っていると山岳会の大パーティも到着。山岳会はここで昼食ということで、これでやっと追いかけられずに済む?順調に稜線の道を進んでようやく景信山、ちょうどお昼前に到着したので、さっそくベンチを確保して昼食に取りかかる。
景信山には茶店もあり、大勢の登山客がテーブルについて食事している。
景信山は昨年のKMT忘年登山で餅つきをしたところで、今年も同じくここで忘年登山と餅つきが予定されている。
2週間後に再びくることになり、もう馴染みの場所となった。
昼食を済ませ、さてまだ下山するには時間的に余裕があるのでとにかく高尾山を目指すこととする。ただしここからは少々アップダウンがある。城山に到着し、ここが最後のエスケープルート地点となるが、全員下りる雰囲気はまったくなし!
高尾山に近づくほど登山道は整備されていて歩きやすい。高尾山には長い長い石の階段を登ってやっと高尾山山頂に到着。この長い階段を登ったせいもあるが、陣馬山から高尾山で踏破したことに達成感を感じる。先月来た時もそうであるが相変わらず人が多い。展望台にいってみると少々霞んだ富士山が遠くに見えていた。
高尾山を制覇しいざ高尾山口まで下山となるが、高尾山には下るコースはいろいろあるが、せっかくここまで縦走したのだから最後のコースも当然稲荷山コースということになった。先月登ってきたコースであるが、先月の山行を思い出しながら下る。結構長かったがしゃべりながら歩いていたのでそんなに苦痛を感じることはなかった。ようやく高尾山口駅に到着した時は少々心地よい疲れを感じた。
感 想
オリパラボランティア登山部として先月の高尾山は入門編として、今回は本格的なハイキングということで陣馬山を選んだが、まさか高尾山までの縦走となるとは思わなかった。
今回のグループでNさんは一番若いので元気だったのは当然であるが、確かYさんは今年1月の高水三山が最初の登山だったと思うがそのYさんがまったく疲れを知らずに歩いていたことに驚く。Yさんによれば、その山行から数回山行を重ねており、この陣馬山~高尾山コースも9月に達成しているとのことで、私も2015年にTさんとふたりでこのコースを踏破したが、我々も相当こたえた印象をもっている。今回は12月ということで気温が低かったので体力的な消耗が少なかったかもしれない。とにかくいいトレーニングとなった。
それから陣馬山の山頂会社の先輩と出会えたこと、そして景信山を過ぎたところで前方になぜか寿司屋の出前らしき後ろ姿を見かけた。後でネットからの情報で有名な登山者らしい。そんな訳で思いがけない人との遭遇もあり、奥多摩主要コースの縦走といい内容の濃い山行であった。