鎌倉アルプス
行動記録
行程図
■12月03日(日)
自宅(7:25)== 鶴川(7:36)+++藤沢(8:18,8:25)+++大船(8:29,8:46)+++北鎌倉(8:49)
北鎌倉駅(9:10)→明月院入口→勝上獄展望台→十王岩(11:45)→大平山→天台山→獅子岩→瑞泉寺→鶴岡八幡宮(12:30,13:25)→小町通り→鎌倉駅(14:30)
鎌倉駅(16:42)+++大船(16:44,16:49)+++藤沢(16:53,16:57)+++鶴川(17:29)==自宅(17:40)
天気図
■12/03(日) 日の出 6:33, 日の入り 16:30 晴れ 14.9℃/5.2℃ 南西 3.9m/s 湿度 56%
天気図、衛星画像 日本気象協会より転載、気象データ:気象庁@神奈川県 横浜
アプローチメモ
行動記録
鎌倉アルプスは一昨年職場の方と来たので2回目である。またこのハイキングの前日、ワングルのOBで姫路に住んでいるU君が上京し鎌倉見物したいというので、東京地区の同期で集まって鎌倉駅の近くの呑み屋でささやかな同窓会をした。ということで、連日の鎌倉詣であった。
【12月3日(日)曇り】
集合は9時に北鎌倉駅集合であるが前日鎌倉駅に来ているので、なんか横須賀線に馴染んできた感じがする。天気予想では風が少々強いものの一日中快晴とのことであるが、上空は曇り空で日差しがない。北鎌倉駅は細長いプラットホームであるが、紅葉シーズンのせいか大勢の人が続々と降りてくる。
以前来た時は建長寺から登ったが、今回は明月院の裏手から登る。建長寺の方が正式なルートであるが、寺の境内の中を通っていくので入館料を払うこととなる。今回はどこの境内にも入らないので無料である。
明月院の入口を左手に入り境内の裏側から登山道となる。ここから瑞泉寺の登山口までの約10kmが鎌倉アルプス天園ハイキングコースとなる。街に近いので、ハイカー、トレイルランナーなど多数の人とすれ違う。
登り始めてすぐに勝上獄展望台に到着。この真下に建長寺、その先に鎌倉市街、遠くに光輝いた由比ケ浜を一望できる。この頃になると予想通り空がなくなり、日差しも出てきたので登りで汗をかき、防寒具を脱いだ。そこからは緩やかなアップダウンを繰り返し、途中岩に穴が開いている不思議な洞穴を多数見かける。時折左側の展望が開け鎌倉の住宅街や横浜市街が望める。また十王岩といわれるパワースポットがありここで全体写真をパチリ。
さらに踏みなれた山道を進んで大平山に到着したが、標高が159mなのでちょっとした丘の上といった感じ。市街地の丘なので横浜市街が広がっていて、その先に相模湾、そして伊豆半島が遠くに霞んでいる。大平山の側にゴルフ場があり、山を下ったところに広場があり、のんびり休んでいる人がいる。その広場に下りて後ろを振り返ると遠くの方に富士山が望めた。空にはトンビが気持ち良さそうに宙を舞っている。ゴルフ場のフェンス越しにプレーヤーのティーショットをしばし見学。
広場の先に休憩所があり、数人がランチしていた。幹事のTさんによればその先に天園という茶屋があるはずということで、少々探したが見つからなかった。Tさんがハイカーに聞いてたら脇道を入ったところにあるということで立ち寄ったが、茶屋は改修のため閉鎖していた。そろそろランチタイムであるが、さらに先に進む。
しばらくすると獅子舞という有名な紅葉スポットがあるというので、少々谷を下る。獅子岩というところに行くのであるが、その場所が分からずどんどん下る。さすが紅葉スポットということで沢山の人とすれ違う。黄色く色づいた林の中でしばし休憩、あたりはまだ少し紅葉の最盛期には早いが、黄色く色づいた林の中で 時折風に吹かれて色づいた葉っぱが一斉にパラパラと舞い降りてくる風景は何とも言えない秋の光景である。その場所から元来た道を引き返したところに獅子岩があった。
さて昼食する場所を探しながらも山道をどんどん下ると、しまいに市街地に出てしまった。こんな住宅街で昼食する広場などあるはずもなくどっかのお店に入ろうという話も出てきたが、とりあえず近くの瑞泉寺の境内に入ることとした。入園料も200円と安い。境内に入り参道の階段を登って行くとお寺の脇に藤棚があり、その下にベンチがあるではないか。ちょうどランチするにはベストな場所であった。
ランチを食べた後、境内を散策。法事が行われているせいか木魚の音がかすかに聞こえる。梅の木がたくさん植えられ、また境内の奥には岸壁の洞窟を背景に池があり、京都などでよく見かける日本庭園とはちょっと趣の異なる庭園があった。 夢窓国師によって作られたという。入園券に記載している解説によれば、岩盤を彫刻的手法によって庭園となした「岩庭」とも呼ぶべきこの庭園は、書院庭園のさきがけをなすものであり、鎌倉に残る鎌倉時代唯一の庭園とある。
瑞泉寺を後にして鶴岡八幡宮を目指す。途中公園を経て住宅街の道路をとぼとぼ歩いて鶴岡八幡宮に出た。そこはまさしく観光客や修学旅行なのか学生の団体などでごった返ししていた。
その後は鶴岡八幡宮をひととおり見学して小町通りに入る。ここも大勢の人が行き交えっている。ここで食べ歩き組、そのまま鎌倉駅行き組とそれぞれ分かれ、我々呑み仲間はしらす丼のお店に入りビールで乾杯とあいなった。打ち上げの際、呑み仲間のひとりが万馬券を的中した人がいてびっくり。
感 想
一昨年はNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で鎌倉は一躍観光ブームとなり、その影響で職場の人と鎌倉に行こうということとなり鎌倉アルプスを縦走し源頼朝のお墓にも訪ねた。その後、小町通りで打ち上げということでお店を探したがどこも一杯、こちらは4人であるがそれでもなかなかお店は見つからずやっとのことで鎌倉駅近くのチェーン店の居酒屋で席が見つかった。とにかく人が多かった印象がある。今回もやはり鶴岡八幡宮や小町通りはやはり人が多かった。
紅葉の行楽シーズンなので仕方がない。今回は10名の大パーティなのでランチ休憩の場所については前回の記憶から大平山の先にある休憩所広場が適切と思っていたが、幹事のTさんからその近くに茶店があるということで、そこは残念ながら閉店中だった。その先に休憩するような広い場所がないことを知っていたので、案の定とうとう市街地まで下りてしまった。しかし瑞泉寺に入り境内にベンチ席があり、ちょうとお昼を食べるには最適な場所が見つかった。また瑞泉寺自体、梅や千両や万両など花木も豊富な庭園であまり観光客もいないので静かで落ち着いた雰囲気を醸し出していて良かった。
また一昨年急逝した会社の元同僚のお墓参りということで、この6月に元茨城衛星通信所勤務の連中と鎌倉の本覚寺に訪れている。ということで、昨日のワンゲル同期会といい、こうも何回も訪れることになるとは思わなかった。ともかく今回のハイキング、最初は曇っていたがすぐ青空になり秋晴れの中、自然豊かな鎌倉を楽しむことが出来た。