南高尾山稜
行動記録
行程図
■11月22日(金)
自宅(6:45)==鶴川(6:45)+++町田(6:51,7:02)+++八王子(7:29,7:32)+++高尾(8:03,8:09)+++高尾山口(7:56)
高尾山口駅(8:13)→四辻(8:30)→草戸峠(9:40)→草戸山(9:45,10:00)→榎窪山(10:20)→三沢峠(10:25)→泰光寺山(10:45,11:00)→入沢山(11:20,12:10)→中沢山(12:35,12:43)→金毘羅山(12:56,13:05)→大洞山(13:10,13:15)→大弛水峠バス停(13:35)
大弛峠バス停(13:39)==相模湖(13:59)
相模湖(14:15)+++八王子(14:36,17:43)+++町田(18:11,18:27)+++鶴川(18:33)==自宅(18:45)
天気図
■11/22(金) 日の出 6:26, 日の入り 16:33 晴れ 18.3℃/5.6℃ 西北西 1.7m/s 降水量 0.0mm
天気図、衛星画像 日本気象協会より転載、気象データ:気象庁@八王子(東京都)
アプローチメモ
行動記録
この山行は私が11月24日の丹沢湖マラソンに向けて練習をしていていつものジョギングばかりでなく山登りで筋肉を鍛えたいとオリパラ登山部のYさんに話したことから始まった。これまで春と秋にはオリパラ登山部で簡単な山登りをしていたこともあり、Yさんが南高尾山稜という地域で企画してもらった。練習にはちょうど良いコースである。ところが皆さんの都合で当初12日に予定されていたが私が風邪を引いてしまいドタキャンの連絡をするとなんと皆さん22日に延期していただいた。12日のお天気が良かっただけに次の22日のお天気が心配であったが、幸い予報は快晴であった。
【11月22日(金)曇り】
お天気は心配されたがまずまずのお天気。私の方はなんとか症状がなくなったので間に合った。ただこの2週間ほとんど運動らしいことをしていないので、大人しく皆さんの足を引っ張らないよう心がけることにした。
金曜日なので電車の中は通勤や通学性が多い。高尾山口駅に真っ先に到着した。例年この時期の高尾山は大混雑であるが平日のせいか駅前は閑散としている。そのため、高尾山口の駅舎がこんなに洒落た建物ということを初めて知った。予定の8時に全員集合したので、おもむろに出発。
最初は日影で暗い細い山道を稜線まで登る。汗をかくほどではないが、四辻に出てからなだらかな稜線を歩いていると陽当たりのよい場所もありだんだん暑くなってきたので、上着をとる。
樹林帯の稜線歩きが続いていているが時折ピークを越える。7つのピークを制覇しなければならないと聞いていたがその最初のピークがなかなか現れない。
ずいぶん歩いてやっと最初のピークである草戸山に到着した。後から我々と同じような年代のパーティもやってきた。
先に進むとかなり急な階段が現れる。巻き道もあるがやはりピークを目指さなければということで直登の階段をあえぎあえぎ登る。やっと標高475m泰光寺山の山頂。小さなスペースにベンチがいくつかあるが、眺望はあまり良くない。
泰光寺山を過ぎてそろそろ昼飯時になっていた。そこで本道から離れたピークに向かう。そこは入沢山というとこでベンチとテーブルがあり、眼の前は開け眺望も良い。さっそくそこで昼食タイム。眺めがよいのでゆっくりと1時間近く昼食とコーヒーを楽しんだ。
昼食を済ませ荒れた山道を下り、本道と合流。その先を少々進むと右手にベンチ、左手は開けたと、南高尾山稜で一番の展望スポット「見晴台」に出た。眼下に津久井湖、遠方に丹沢山塊が見える。登山者が2~3人ベンチで休んでいて、その中には眼の前の風景を見ながら昼食を取っている方もいた。陽ざしがたっぷりで暖かくて気持ちが良い。
そこからまたピークを目指して少々登ったところが標高494m中沢山。山頂からの眺望はないが、そこには立派な観音様の像が建っていた。
少々時間が過ぎていたので、山頂でゆっくりせず次のピークを目指す。しばらくして金毘羅山に到着。標高514m。金毘羅山にもベンチとリュック掛けがあった。金毘羅山を出ると、笹の葉の生えたなだらかな道になる。大洞山に到着。南高尾での最高峰で標高536mである。
大洞山の山頂でNさんが今宵集まりがあるので、これまでゆっくりペースだったせいで大垂水峠からバスに乗って帰る予定だがこのままだとバスの時刻に間に合わない。といことで、我々を残して先に下山してもらう。その後、我々も後を追って下山したが、歩いているうちに我々もこれ以上高尾山にまた登るのもしんどいとの思いが急に沸き立ち、我々もバスに乗って帰ろうということになり、そこからペースをあげて下山する。
大垂水峠までは下り坂だけでどんどん標高を下げていく。ただ我々のペースではさすがNさん若いだけあって追いつけない。でも我々も時間を気にしながらやっと峠を通る国道20号線が見えてきた。とお思いきや、崩れた斜面の擁壁工事なのか架設の階段に出くわし、最後にこの階段の登りが非常に辛かった。でもやっと国道20号にかかる歩道橋(大垂水峠橋)を渡って国道に出たが肝心のバス停が見つからない。最初は相模湖側に下ったが見つからず、引き返す。そのうちNさんからLINEメッセージがあり、バス停の場所を教えてもらい合流。我々はバスの時刻は過ぎていたが、幸いにも到着が遅れていてラッキー、やがてバスが来て全員無事乗ることが出来た。
バスの中でこのまま高尾山に行っていたら今頃疲労困憊で高尾山中をうろついていたであろうな、と言うと企画したYさん曰く、大垂水峠からバスというのはエスケープルートなんだがな、などと呑気な話で盛り上がった。
20分程でJR中央線の相模湖駅に到着。Nさんは集まりがあるというので、そのまま東京に帰ったが残りの我々3人は八王子駅で途中下車。打ち上げということで駅近くのガストに入る。まだ時間が早いせいかハッピーアワーということで生ビールが安い。そこで2時間ほどグタグタしゃべった後、さらに喫茶店でコーヒーで酔いを冷まし家路についたのであった。
感 想
南高尾山稜、高尾山のイメージとともにそれぞれのピークも標高として400~500mなので大したことないと思っていたが、いやいや稜線と言えどもピークを越すためのアップダウンがかなりあり少々疲れた。首都圏自然歩道ということで整備された稜線歩きとなるが、ほとんど樹林帯の中なので見晴らしはあまり良くないが、紅葉のシーズンなので秋の雰囲気を味わうことが出来た。
トレーニングにはなったが、病み上がりだし2日後の丹沢湖マラソンはやはり棄権かなと思うのであった。(その続きは丹沢湖マラソン日記へ。)