南高尾山稜
行動記録
行程図
■4月27日(日)
自宅(6:05)==鶴川(6:16)+++新百合丘(6:51,7:02)+++小田急永山(6:51,7:02)+++京急永山(7:02)+++調布(7:29,7:32)+++高尾山口(7:56)
高尾山口駅(8:10)→登山口(8:26)→高尾山(8:30)→一丁平(10:20,10:25)→大垂水峠(11:15)→大洞山(11:30)→金毘羅山(11:45)→中沢山(12:05)→見晴台(12:10,12:50)→入沢山(13:00,13:10)→西山峠(13:25)→泰光寺山(13:35)→三沢峠(13:50)→榎窪山(13:55)→草戸山(14:15,14:20)→草戸峠(14:35)→四辻(15:35)→登山口(15:45)→高尾山口駅(15:50)
高尾山口駅(16:06)+++高尾駅(16:08,16:21)+++八王子駅(16:40)
八王子(17:43)+++町田(18:11,18:27)+++鶴川(18:33)==自宅(18:45)
天気図
■4/27(日) 日の出 6:26, 日の入り 16:33 晴れ 18.3℃/5.6℃ 西北西 1.7m/s 降水量 0.0mm
天気図、衛星画像 日本気象協会より転載、気象データ:気象庁@八王子(東京都)
アプローチメモ
行動記録
昨年11月に企画した南高尾山稜でしたが、大垂水峠で断念、バスに乗って下山してしまいましたが、Yさんがリベンジということで企画していただいた。前回参加したオリパラ登山部の面々のうち北海道に帰っているNさんを除く3名に加えて、KMTのYさん、それにNさんのラン友も加わり総勢6名、さて無事制覇できますか。幸いお天気は快晴の予報。今回は前回とは反対で、高尾山から登る反時計回りのコースによる挑戦である。
【4月27日(日)晴れ】
まったくの快晴で少々寒いくらい。高尾山口駅には集合時間より20分程早く着いたがYさんはすでに到着していた。集合時間の8時には全員集合、予定通り高尾山口のお馴染みの道路を登山者と共に歩き出す。
高尾山には何回も来たことがあるが、今回は6号路ということで初めての道である。最初の計画では稲荷山コースであったが、閉鎖中ということで6号路となった。ただこのコース、登山者にはもっともポピュラーな登山道ということで大勢の登山者で少々数珠つなぎ気味。そして最後に長い階段を登って高尾山山頂直下のトイレ前に出る。山頂は相変わらず大勢の登山者で、山頂標識がある場所は記念写真を撮るために長い行列が出来ていた。こちらは並んでられないので、富士山展望テラスでとりあえず記念写真。
高尾山を過ぎるとぐっと登山者が減ってしまう。新緑の稜線を一丁平へとまっすぐ進む。暑くもなく寒くもなく快適である。一丁平の展望台からも富士山が綺麗に望めた。
一丁平から大垂水峠へと下るが、樹林帯の中で歩きやすい道で気持ちがよい。大垂水峠まで意外に時間がかかったが、前回大垂水峠でバスに乗れなかったらこの道を登ることになっていたことを思うとほんと前回は断念しておいて良かったと思った。
懐かしい大垂水峠橋を渡り、いよいよ南高尾山稜に入る。休憩する場所がないので、そのまま大洞山へと進む。
前回ほぼ走って下りてきた大洞山への登り、最後で息絶え絶えになった大垂水橋付近の架設ハシゴやなだらかな道など思い出しながら登る。大洞山に到着し、やっと休憩に入る。
大洞山から金毘羅山は意外と近い。そのまま通り越して次の中沢山に向かう。中沢山には観音様が建っていて、そのまわりには山つつじが咲いていた。ここまでのペースは順調で、計画した時間どおりこなしている。
中沢山を過ぎて、南高尾山稜唯一の展望スポット「見晴台」に到着。予定より早く到着しているが、12時を過ぎておりちょうどベンチも座る場所が空いていたので昼食タイムとする。 景色を見ながら昼食を済ませ入沢山に向かう。ここからは少々険しい山道だったと記憶している。稜線の道をまっすぐ進むが地図で入沢山付近に左手に行く細い道があり、前回はここを下りてきたはずだということで、ここから狭くて急な山道を登る。前回は急坂を下ったが今回はその逆でゆっくり登ると意外にも早く入沢山に出た。入沢山のテーブルにはひとりの登山者が昼食を楽しんでいた。ここから高尾山方面の景色が開けているので少々休憩、記念写真を撮って再び山道を下って稜線に出る。さてここから四辻まで長い稜線歩きが続く。
西山峠付近では例の龍やフクロウの彫刻に出会う。次のピークは泰光寺山であるが、前回ここを登るのに急な階段で閉口したものであるが、今回は反対からなのでなだらか登り道であった。山頂から例の急な階段を転げないよう注意して下る。階段を下ると広い稜線の道となる。
三沢峠を過ぎ、榎窪山はあまり登りを感じることなくすぐに到着。山を下ってここからも広い稜線の道である。
前回は草戸山までずいぶん遠かったとの印象がある。草戸山の山頂は広く小さな神社があった。標識をみるとなんと町田市と相模原市とある。地元町田市がこんなところまで伸びていたのかと改めて知った。鳥居の向こうに市街地が見えるがおそらく町田の市街地なのであろう。(俺たちの町田!)
草戸峠までやってきた。さてここから四辻までひたすら稜線歩きであるがところどころ小さいピークを越えていく。途中何ヶ所か分岐があるが、どこを下りても高尾山口駅となるので、結局稜線上を歩くほかない。足に疲れが溜まってきたのか、下りで足が攣るのではないかという不安を感じてきた。
四辻からの下りでは足に少々違和感を感じながらもやっと登山口に到着。リベンジ達成の記念写真を撮ってぶらぶら高尾山口駅まで歩く。打ち上げということで内々メンバーに探ってみたがラン友はあまりお酒を好むタイプでなかった。仕方がないけど男性だけで打ち上げということとなり、八王子で途中下車して前回と同様「ガスト」で打ち上げして家路に着いた。
感 想
南高尾山稜、前回途中でリタイヤしただけに少々わだかまりを感じていたが、Yさんのお陰で制覇できて満足している。総距離16kmということで最後の方は足がつるんではないかという感じがしていて下りでは慎重に足を運んだ。やはり足の筋肉が長距離に耐えれなくなっているのかもしれない。5月下旬に山中湖ロードレースにエントリーしているが、この調子だとちょっと不安が残る。とはいえ、YさんやNさんは今度は陣馬山~高尾山コースとか塔ノ岳バカ尾根だとか、ちょっときつい山行に目覚めたようであった。そういう私も年齢による筋肉の衰えを防ぐうえで挑戦したいと気持ちも少々湧いてきた。 最後にこのコース、前回の時計回りはやはりきつい。最初だらだらした登りが延々続き、後半にピークを何回も越えていくので体力的、精神的に辛い。その点、今回の反時計回りでは最初高尾山に登るものの大垂水峠から元気なうちにいくつかのピークを越え、最後は稜線上を下るだけということで精神的な楽である。といっても長い稜線歩きであることには違いない。