大野山(729m)
行動記録
行程図
■4月14日(日)
自宅(7:15)==鶴川(7:27)+++新松田(8:37)===松田(6:47)+++谷峨(9:02)
谷峨駅(9:20)→登山口(10:35)→634m地点(11:25)→大野山頂上(11:50,12:50)→まきば館(13:10)→旧共和小学校(14:40)→山北駅(16:00)
山北駅(16:13)+++松田(16:22)
新松田(18:33)+++相模大野(19:17,19:19)+++鶴川(19:21)==自宅(19:30)
天気図
■4/14(日) 日の出 5:12, 日の入り 18:18 晴れ 22.7℃/9.7℃ 北西 1.5m/s 湿度 77%/38% 降水量 0.0mm
天気図、衛星画像 日本気象協会より転載、気象データ:気象庁@小田原(神奈川県)
アプローチメモ
行動記録
先週の秩父琴平ハイキングに引き続き、今度はKMT登山ということで大野山に参加した。大野山は5年前にKMTで行ったことがあるが、そんなにきつい登りはなく山頂からの見晴らしもよく富士山を望むことが出来る。なによりも小田急で簡単に行けるということで参加した。前回も3月であったが富士山の印象はあまりないが、御殿場線の山北駅付近の桜並木が素晴らしかったことを覚えている。今回は天気も良さそうだし、桜も少々時期は過ぎてしまっているが暖かい春山を楽しむことにしたい。
【4月14日(日)晴れ】
天気予報どおり晴れ渡っている。町田駅でまたまた急行を乗り損なったが急遽引き返して予定通り小田急新松田駅に到着、そこから御殿場線の松田駅のフォームに行くとYさん、Nさん、それにAさん夫妻に出会った。NさんによればAさん夫妻はお昼を用意していないとのことで、遅れると連絡のあったNさんに新松田駅前のコンビニでおにぎりを購入するよう伝えた。松田駅のプラットフームからは富士山が綺麗に見える。
谷峨駅に着くとNさん以外にYさん、Aさんも1本遅れるとのことであった。御殿場線は1時間に2本なので30分以上待たされることになるので、集まった者たちでぶらぶらとのんびり出発しようということになった。
駅から真下に見えた田んぼ道を歩いて山に向います。途中吊り橋があり定員10名とある。確かに古く鉄骨に錆が出ている。そこからしばらくアスファルト道を歩くと登山口の標識があり、そこから山道となる。
途中林の中から遅れてきた3人が田んぼの中を歩いているのが見える。こちらもゆっくり登りながら、汗をかいたところで休憩を取り3人を待ってやっと合流。そこから再びアスファルトの道路に出てしばらく歩くと右手に大きな桜の木、頼朝桜と呼ばれている。そこを過ぎるやがてトイレのある登山口に到着した。
登山口からやがて林がなくなり展望が一気に開ける。スタート地点の谷峨駅付近の集落、東名高速道路、箱根方面の山々など春らしい風景が広がっているが、残念ながら富士山は裾野は確認できるが山頂付近は薄い雲がかかっていた。春になったせいかやはり全体的に霞で霞んでいる。朝に御殿場線の駅から全容が綺麗に見えていたので少々がっかり。
山頂に近づくと林道が現れ、その先に広い芝生の広場に出た。広場にはところどころに桜の木が花を咲かせていた。ここで花見しながらランチとなるが、その前に大野山山頂で富士山をバックに記念写真。先ほどまで富士山の山頂付近に薄い雲がとれ、雪に覆われた真っ白な富士山が大きく顔を出していた。広い山頂では多くの登山者が寝転んだりしながら休憩している。我々も大きな桜の木の下でさっそくランチ。目の前には相模湖、その周りを丹沢の山々がよく見え、少し風があったが初夏の陽気を思わせる暖かさを感じながら昼食を取った。
小1時間ほどのランチ休憩を終え、下山へと稜線に沿った林道をしばらく進む。イヌクビリというところで、以前はそのまま直進し牧場の端を通って下山したが、今回は別ルートということで、右手に折れてそのままアスファルトの道を下る。途中塀に囲まれた牧場があり黒い牛が2~3頭休んでいた。またお店もありアイスクリームや牛乳など提供してた。
牧場を過ぎてずいぶん下ったところで小さな里山に出た。数件の民家があり、そのお庭には綺麗な花桃、また綺麗に選定された茶畑が美しかった。
途中、山北方面から大野山への登山口に出会う。前回はここに下りてきた。今回は黙々とアスファルト道路を下ってきたが山道の下りの方が早くて良かったかもしれないと反省。
それにしてもアスファルトの道を延々と歩き少々両足の筋肉に違和感を感じてきた。やっと麓の国道246号線に合流し、そこから246号線はトンネルとなるが山北駅には旧道を進む。するとしばらくして山北の住宅街に入り御殿場線沿いの道に進む。線路の両側の土手に植えられた桜は少々時期が過ぎていたが、御殿場線を跨ぐ陸橋に行くと撮鉄がカメラを携えて電車が通るのを待ち構えていた。こちらも時刻表をチェックし電車が山北駅を出発するまで待ち、やっと電車が通過したところを写真に収めた。
少々歩き疲れて山北駅に到着。温泉もあるが全員そのまま帰るという。山北駅からJR線に乗り、松田駅でそのまま国府津まで乗る人、新松田で下りて小田急に乗る代える人と分かれ、新松田駅では打ち上げする人とそのまま小田急線に乗って帰る人と分かれた。私は当然いつものメンバーとの打ち上げ参加で新松田駅から線路を渡りNさんがあらかじめ見つけておいたという呑み屋に入る。そこで生ビールで乾杯、刺身がおいしいと思ったら、松田は小田原漁港など意外と海岸に近いので新鮮な魚が食べられるということを知った。それに地元の日本酒をひととおり味わって我々も解散となった。
感 想
先月から桜の花見ハイキングに続き今回は大野山で時期は少々過ぎた感があったが、花見だらけのKMT企画であった。これに全部参加したメンバーとは毎週顔をあわせたということになり、またきっちり打ち上げなどしてぐっと親しくなった感がある。大野山の桜も山北駅付近の御殿場線沿いの桜も良かったが、途中の集落で黄色や桃色の花木や綺麗に刈り込まれた茶畑、日影で咲いているシャガの群落など色とりどりの花々に出会えた山行であった。ただ下山での延々と続く長いアスファルト道路歩きにはちょっと辟易した。
ところでA夫妻、2月の都留アルプスで知り合って今回が2回目、都留アルプスでは富士山がちょっとしか見えなかったので今回は霞んでいながらも富士山の眺望を十分楽しめたに違いない。が、なんと来週には日本を離れドイツに行ってしまうということで、せっかく知り合ったのに残念である。今回の山行が日本の思い出になったら幸いである。