大室山
行動記録
行程図
■3月30日(土)
自宅(6:15)==鶴川(6:35)+++海老名(6:56,6:58)+++新松田(7:29,7:31)+++小田原(7:45,7:56)+++熱海(8:19,8:23)+++沼津(8:41,8:59)+++熱海(9:17,9:40)+++伊東(10:02)
伊東駅(10:05)==一碧湖(10:41)
一碧湖(11:00)→一碧湖神社(11:15)→さくらの里(12:15,14:00)
大室山(14:08)==伊東駅(14:41)
伊東(14:55)+++熱海(15:21,15:26)+++湯河原(15:31)
湯河原(18:47)+++小田原(19:03,19:15)+++鶴川(20:18)==自宅(20:30)
天気図
■3/30(土) 日の出 5:34, 日の入り 18:04 晴れ 25.1℃/14.4℃ 西南西 6.7m/s 湿度 36%/24% 降水量 0.0mm
天気図、衛星画像 日本気象協会より転載、気象データ:気象庁@網代(静岡県)
アプローチメモ
日帰り温泉
行動記録
昨年10月に城ヶ崎海岸に行った時のこと、門脇崎灯台から円錐形の美しい大室山が見えたこと、また観光ガイドマップに大室山は桜の名所という文言が目に入り、桜の季節に大室山を訪れようということになった。今年に入り幹事の方で桜の開花時期にあわせるため3月30日あるいは4月6日の両方を候補にあげていた。なおかつ、もう一つ桜の名所ということで秩父琴平も候補としてあげられていた。開催時期が近づくにつれ、幹事の方から桜の開花予報を送られてきて、結局30日を大室山、4月6日は秩父ということで2週連続桜見物ということに決まった。
今年の3月は大変暖かい日になったと思ったら急激に寒くなったり、当初30日には大室山の桜はとっくに開花しているはずであったが、この2~3日前の寒さで30日でやっと開花との予報に切り替わった。ただ30日は快晴しかも気温も大幅に上昇するとの予報で、暖かい春を楽しめると期待した。
【3月30日(土)晴れ】
集合場所の伊東駅までは遠いので、前日に時刻表を調べていて予定通り小田急で小田原に行き、そこでJR東海道線に乗換えて熱海駅まで来た。そこでJR伊東線に乗り換えるべきところをそのまま熱海駅始発の東海道線に乗ってしまったようで、車内で仲間からのLINEをみたら海が見えるとの写真付きスレッド、そこで窓の外に目をやるとなんと富士山が近くに見える。電車はすでに三島を出て沼津に入るところであった。あわてて沼津駅で下り反対方向の電車を待つも都会のようにすぐには来ない。スマホで時刻表を確認すると当然集合時間に間に合わないが、どうやら皆さんの熱海駅発電車から1本後で行けそうで30分程度の遅れと分かった。すぐにLINEで先に行ってもらうよう連絡した。
次に気になったのは伊東駅からのバス便、またバスから降りて皆さんに追いつくと言ったものの初めての場所なので果たしてひとりでコースを辿れるのであろうかと気になった。これまでコースや道案内など幹事に任せっぱなし、手掛かりはLINEで送られて来た小さなコース案内図のみである。まあ観光地みたいなところのようなのでなんとかなるであろう、などと思いながら伊東駅に着いた。
スマホのナビでは伊東駅発一碧湖行バスの発車時刻まではほんの2~3分ということで、駅から改札口を出て急いでバスターミナルに行くとたくさんの観光客に複数のバス停があり、それらしいバス停でバスの運ちゃんに一碧湖に行くかを尋ね「行くよ」との返事であわてて乗車した。バスは超満員、若い人や家族連れが多いなか老夫婦もちらほら。当然座ることも出来ず、窓からまぶしい初夏みたいな風景が流れているがどこを走っているかさっぱり分からず不安になる。そのうち小室山というバス停で大方の乗客が下りて車内は空いてようやく座ることが出来た。小室山の麓は公園になっており、家族連れにとってレクレーションに最適といったところで、山頂に向かうリフトも動いていた。
ここからバスで15分程、やっと一碧湖のバス停に着いた。バスから下りて道路をちょっと進んだところに一碧湖の看板を見つけた。坂を下りていくとなんとYさんが近づいて来たのでびっくり。皆さん、私を待っていてくれていた。
幹事のTさんによれば大室山のリフトが強風のため運休しているので大室山で過ごす時間が余るということで私を待っていてくれたとのこと。そこまでしなくても、と思ったが待っている間皆さん湖畔の喫茶店でソフトクリームを食べていたとのこと。怒り狂っているかと思いきやちょっと安心した。全員揃ったところで一碧湖の遊歩道から湖畔巡りとなる。
一碧湖は森に囲まれた静かな湖で湖面には小さいな赤い鳥居が立っていた。その先が一碧神社でその前がちょっとした広場になっていた。
一碧神社の広場で写真を撮ってから道路に出て大室山へ向かう。最初は民家が点在した道路をぶらぶら歩いていたが、やがて幹線道路に出た。そこからはやたら車の往来が激しい道路を歩く。歩道がないので一列になって車に注意しながら進む。計画では途中龍雲寺に立ち寄る予定であったが、時間的にロスとなるので、そのままさくらの里を目指すこととなった。行く手に大室山が目に入るがちょっと遠い。
長い長いロード歩き、それも緩やかな坂道にいい加減飽きてきたところ、やっと賑やかな音楽が鳴っているさくらの里に到着した。
さくらの里は大室山の麓で広い芝生の公園で、ところどころに立派な桜の木があり、ちょうど開花したところで、家族連れや若いグループなどがベンチや芝生の中で寛いでいる。ただ音楽がうるさいと思ったら横のイベント会場でダンス大会を行っていたようで、そのイベントが終わると静かになった。我々も桜の木の下でランチとなる。
我々のランチを取っている側で新婚さんが写真撮影をしていた。着物姿が青空の下、満開の桜をバックに映える。最後に両家の両親、それに赤ちゃん、愛犬も交えてさぞ良い写真が撮れたものと思う。
ランチも済ませ、洞窟があるというので見に行ったが大したことがない。もうすることがないのでバス停に向かうも帰りのバスにはまだ時間があるので、またまた公園に引き返し缶ビールで乾杯して時間つぶしをする。なんかこの陽気でここに着いた時よりも桜の花が多く開いている。
バスは大室山発だったせいかほぼ満席で座ることが出来ず。途中で地元の人が下りたので幸い座ることが出来た。
伊東駅について熱海に向かうが、ホームには展望車が停車していた。特急券が必要かなと思ったが特に案内もなく通常通りドアから乗り込んで展望席が空いていたのでほとんどのメンバーが座れることが出来た。展望席だけあって熱海まで優雅に海を眺めながら快適な旅気分を味わった。
さて熱海駅に到着後、解散となったがいつものNさんから事前に湯河原の魚のおいしいお店を予約してくれていて、それに賛同した呑み仲間4人でそのお店で打ち上げすることとなった。ただ開店が5時からなので、熱海から湯河原に着いてもまだ3時半過ぎ、それまで湯河原の日帰り温泉に入って時間潰しした。その温泉はホテルの温泉で浴衣に着替えてから風呂に入るという形式で、ラドン温泉などいろいろな湯舟があり風呂上がりにはこのままこのホテルに泊りたいという気分にさせられた。温泉から出て歩くこと15分くらいでお店に到着、予定通り5時から新鮮なお刺身と日本酒を楽しんだ。
Aさん、Mさんは日曜日に用事があるので6時20分までとの固い決意での参加であったので、予定通りお開きにしてお店を出て、ほろ酔い気分で夕暮れの道を湯河原駅まで歩き、予定通りの電車に乗って帰宅した。
感 想
いやはやとんだドジである。伊東まで乗車時間が長いので図書館から借りた本「やっぱりインフレがやって来る」を読んでいたら熱海駅での乗換に注意が至らなかった。調べてきた時刻通りの電車の乗ったので安心していたらまったく違う電車だった。そういえば昨年大楠山に行く時も京急線安針塚駅に行く電車を乗り間違えた。これからはあまり馴染みのない場所に行くときは電車や乗換を事前にしっかり頭に叩き込んでおこうと思った。
ということで今回は出鼻で大失態を演じたが、大室山へ登ることが出来なかったのが非常に残念である。こんな晴れ渡った日に富士山とか相模湾などの雄大な景色をみたかった。沼津駅からみた富士山は、雪が半分程かぶっていてとても大きく美しかった。まあそれにして暖かくて花見酒を楽しむことが出来たので結果的に良しとしよう。