板橋シティマラソン(荒川マラソン) 2014年3月23日(日)
板橋シティマラソン(通称荒川マラソン)2014に参加してきました。
天気は快晴、比較的暖かい日でした。昨年11月の大井川マラソン以来のフルマラソンです。
出場者数はなんと17,000人以上ということで、昔からマラソンをやっている者にとってはほんとうに凄い人数です。確か小生が初めてフルマラソンに挑戦した那覇マラソンが17,000名程度で同じような規模だったかと記憶しております。その当時は、青梅マラソン(これは30km)、河口湖マラソンとかいくつかありましたが、時間制限は4時間半程度ですので、素人が安心してフルマラソンに参加できるのは那覇マラソンくらいしかありませんでした。そのうち東京近郊で制限時間の緩い7時間という触れ込みで荒川マラソンが始まったかと思います。
那覇マラソンは、沖縄本島南部の道路を走るのですが、この荒川マラソンは荒川の河川敷のコースですので、17,000名という人数はもう限界なんでしょう。朝9:00スタートなんですが、8時前に会場に到着し、着替えて荷物預けてトイレを済ませておこうと思い長蛇の列でしたが、4時間も我慢できないのでやっぱり並びました。そして、やっとトイレに到着した時はちょうど9:00スタートの号砲が鳴っておりました。スピーカからは「いってらっしゃ~い。」という女性の甲高い声が会場にこだましておりましたが、こちらはスタートラインに並ぶのに、それからはるか後方まで歩かされ、やっとコースのスタートラインを超えたのは、スタート号砲から20分後でした。スタート地点では有森裕子元選手が土手から手を振っておりました。スピーカーからは「いってらっしゃ~い。楽しんで下さ~い」と相変わらず連呼しておりましたが、こちらはフルはきつい!30kmからあの苦しさを味わうのか、やれやれという思いを胸にスタートしました。今回一緒に申し込んだ友人も練習不足で欠場し、孤独な修行や割り切って走ることにする。
さて今回はスマホのアプリを働かしていましたので、ラップタイムをグラフ化してみました。IT機器のおかげでだんだんデータ整理が充実してきます。
このデータとマラソンコースを見比べるといろいろ分析できます。
グラフをみるとやはり走りの感じがラップに現れております。折り返し地点まで極めて順調。折り返しで2時間を切っているので、これは昨年と同様のタイムはいける、と思ったのですが、折り返ししたとたんなんと向い風ではありませんか。それまではフォローだったので風を感じなかったし、ラップタイムもいいはずでした。それでも30kmまではなんとか走り続けていたのですが、確か32km付近のエイドが荒川マラソン名物のシャーベットだったな、との思いで我慢して32.5kmエイドに着いた。しかし、シャーベットはなく今年はもうなくなったのか、仕方なしに水だけ飲んで、それからトイレを済ませて、走り出しました。スピードはだんだん遅くなるし、苦しくなり忍の一字でひたすら走り続けて次のエイド(35.4km)に着いたところ、なんとここでシャーベットが供されているではありませんか。これを無視して走ればタイムもよくなるのですが、今日は天気も良いのでシャーベットの誘惑には逆らえません。ということで、河原の土手に座ってゆっくりシャーベットを味わいました。この状況もラップタイムに如実に反映されておりますね。11分30秒ですか。シャーベットが意外と凍ってて固かったのでたいあげるのに少々時間がかかりました。また座って長い間休んだ後に再び走り出すのは非常に苦痛です。またゴール付近はまだまだはるかかなたです。40km付近を過ぎると、後2km、後2km・・っと唱えながらもぜんぜんスピードは上がらないどころか、走る姿勢を維持しているだけで苦痛です。もう我慢の限界や、タイムなんてどうでもええ、と思いながらもやっとゴールのゲートが見えてきたのでそのままゴール。あ~しんど。ちょうど誘導係員がいたので写真を撮ってもらいました。
タイムはマイ計測ですが4時間28分ぐらい、腕時計とスマホの計測でしたので、秒単位はあいまいです。正式タイムは後で記録証が送られてくるので、それを待ちたいと思います。
走り終えた後は、着替えてからくたくたになった身体を横にして青空の下少々寝たのですが、汗をかいた後なので、身体が冷えてくるので帰ることとしました。JRの駅までトボトボ歩き、駅についてホームに上がったところ、ちょうど電車が来たので飛び乗りました。車内は結構混んでいて蒸し暑くそのうち気分が悪くなってきました。冷や汗もかいてきて池袋にもうすぐ着くというときになって、そのまま車内で倒れこんでしまいました。周りの乗客はびっくりして席を空けてくれましたが、駅に到着しましたので、すぐに下りてしばらくホームにうずくまっているとやっと落ち着きました。おそらく貧血だったと思います。
フルはやはりきついですね。このような状況になって、4月は恒例の武相マラソンです。
武相マラソンはこれまで15kmと新緑の季節でちょうど良い距離だったのですが、一昨年からハーフになり、この多摩丘陵のアップダウンするコースではちょっときついです。また5月には洞爺湖マラソンというフルマラソンに勢いで応募してしまっております。このアップダウンの武相ハーフコースを真剣に走って5月18日の洞爺湖フルマラソンに備えたいと思います。
その後完走証が送られてきて、記録とともに10km毎のラップも示されております。やはり30km過ぎたあたりから 急激にスピードダウンしているのが一目瞭然です。ただ年代別順位で858人中280位とまあまあの成績ではないかと思いますが。
天候:晴れ、気温:13.0°C、湿度:34%、風:西北西 0.9m/s
ゴール、走り終えて