丹沢湖マラソン 2024年11月24日(日)

 昨年の丹沢湖マラソンは右足に不調を感じたが無理して完走したが、それ以来右足に違和感、その後も今年2月の神奈川マラソン、3月の立川シティマラソンに出場しなんとか完走しているのであるが、ハムストリングが不調でその後のハイキングでも明らかに以前と違ってしんどいと思うようになっていた。それが今年8月の半月山登山に行った帰り、下山して足が痙攣しかかったが、その後数日たって足がなんだか元に戻った感じ。それでこれなら練習さえすれば丹沢湖マラソンに出場できるのではないかということでエントリーしてしまった。それからというものの11月に向けてランニングを再開、といっても1週間おきに5km、その後10km走とだんだん距離を伸ばしていった。ただ転倒が怖いのでゆっくりペースのキロ8分台であった。
 さて10月に入り、練習ランもこれまでの12.5kmと距離を伸ばして走っていたが、疲れが出たせいか風邪を引いてしまった。これまで風邪をひいたことがなかったが、今回は喉の痛みから始まって咳、それに鼻水と1週間以上も苦しんだ。熱はなかったが練習は皆目出来ず。それでようやく収まってきたので22日(金)に予定されていた南高尾山稜のハイキングに参加した。久しぶりの山登り、それもランニングもやめていたので少々しんどかった。またハイキング仲間にも24日(日)の丹沢湖マラソンは当然棄権すると話していた。
 ところが翌日の23日は筋肉痛もなく、風邪の症状もほとんどなくなってきた。そこでやおらせっかくなので練習のつもりで走ってみようと丹沢湖マラソンに参加した。ただ制限タイムが75分とあるので、そのことが気になっていた。

天気図

■11/24(日) 日の出 6:28, 日の入り 16:34  晴れ 15.3℃/7.9℃   2.0m/s 北北東 0.0mm

天気図、衛星画像 日本気象協会より転載、気象データ:気象庁@海老名(神奈川県)

日 誌

 新松田駅からバスで丹沢湖の会場に行くのであるがその道路がいつも混雑しているので余裕をもって朝早く家を出て7時頃には新松田駅に到着した。まだバスは最初の便らしく満員にならない状態で新松田駅を出発した。丹沢湖には8時に到着し、会場はまだ係員が準備の最中といったところ。着替え場所は今年も校舎が解放されていて教室に入ると石油ストーブが焚かれていた。教室には3~4人といったところ。ゆっくり着替えて9時から始まる開会式、それにエアロビックの準備運動にもきっちり参加した。
 さてスタート地点では後ろの方に陣取る。10時きっかりにスタートしてから最初は集団と同じペースで走る。いつもの練習よりも少々早いペース。1km地点で時計をみるとキロ6分ではないか。どうりで少々息が上がっていた。このコースは何回も走って熟知している。ちょっとペースを緩め、玄倉での長い下りで体力を回復させる。玄倉川橋を渡ると今度は丹沢湖の反対側の湖畔の曲がりくねった道を走る。カーブが多くて期待を裏切ることが多いので観念して無心に走る。会場の高校に至る大仏大橋は渡らずそのまま今度は上流に向けて走る。ここから上りになるので覚悟して走る。意外にも傾斜はきつくなく我慢していると中川橋に差し掛かる。ここが一番のピークでここからは一気に下る。スピードを出してタイムを稼ぐところ。時計を確認するとここまで7分ペースできたので、制限タイムの75分は十分間に合うことでひとまず安心した。ただ70分を切るにはちょっと無理かなと感じ。高校に続く坂道を下り、校庭に入りペースを上げてゴール。
 ゴールでポーツウォッチを直ちにストップしたが、疲れて朦朧としていたせいかなぜか再計測になっていてあわててデータ保存を選択したがちょっと遅かった。なのでマイ計測によるネットタイムは分からない。ただゴールした時に時計をちらっと見た限りでは1時間11分台というタイムが表示されていた。


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図1 10kmコース

 さてゴールしてバナナや水、スポーツドリンクをもらい、校舎の中で着替えいつものようにしし汁をいただく。量はあまり多くないがあったかくて疲れた身体にしみわたる。その後、無料のマッサージを受ける。会場に入ると約2人くらいしか並んでいない。特に筋肉痛もないが一応背中を揉んでもらうことにした。 マッサージを終えて外にでるとハーフの先頭ランナーがゴールするところであった。こういう早いランナーを見ているだけでもパワーをもらえる。バス停に向かう途中、道路脇のモミジが真っ赤である。また丹沢湖を取り囲む山肌は黄色に包まれて紅葉のまっさかり。走っている間も目に入っているのであるが、やはりのんびり眺めてみると改めて秋を感じる。
 帰りのバスの中でネットでタイムを検索したら、記録1時間11分45秒とあった。家に帰ってパソコンでGarminの記録から心拍の変化を図2に、またBody Batteryの変化を図3に示す。
 心拍については走り始めてから150近辺で変動していてだんだんて上昇し、ゴール付近のラストスパートで161と最高の値を記録していた。またBody Battery については明らかにレースにより低下し、その後は5%のままである。Garminのスポーツウォッチがどの値を測定して算出しているか分からないが、このBody Batteryは疲れ切っている感覚とよくあっている。

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図2 心拍

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図3 Body Battery

 風邪のせいで2週間もまったく練習せず出場したので記録はまったくだめであったが、来年3月にエントリーしている立川シティマラソン10kmに向けは十分気をつけながら調整していきたい。



会場の鹿島山北高等学校

丹沢湖

真っ赤に色づいた紅葉

湖の中にある鹿島山北高等学校