◆ 山行記録 |
山行概要 | ||
報告概要 | 雨呼山でスノーシュー登山をしてきました。 | |
山行日 | 2020年2月15日(土) | 雨呼山山頂にて |
天気 | 晴れ、微風 | |
企画 | KMT | |
装備 | 7-8kg | |
同行者 | Kさん、Kさん、Kさん、Yさん、Sさん、Fさん、Uさん夫妻の総勢9名 | |
コース 概要 |
雨呼山遊歩道入口━雨呼山山頂━龍棲洞━風神岩━雨呼山━雨呼山遊歩道入口 |
行動記録 | |
【2/15(土)曇り、微風】 | |
自宅(5:00)==子供の国(5:10)==荻窪駅(6:00,6:10)==練馬IC(8:04)==水上IC(9:10)===MAX大穴ベース(9:25,9:45)==駐車場(10:15) 雨呼山遊歩道入口(10:30)→雨呼山山頂(11:00,11:10)→龍棲洞(15:20)→風神岩付近(12:00,13:00)→雨呼山遊歩道入口(14:00) 駐車場(15:29)==MAX大穴ベース(15:52,17:30)==水上IC(9:10)==練馬(17:30)==子供の国(18:30)==自宅(19:00) |
行程図 | |||
国土地理院の地図をもとに作成 |
天気図 | |
【2/15(土)】 日の出 6:33, 日の入り 17:24 晴れのち曇り 15.9℃/6.3℃, 降雨量 0.0mm, |
|
日本気象協会より転載 @前橋 |
◆ 山行資料 |
アプローチメモ | ||||||
交通手段 |
・東名道(横浜青葉IC→東京IC): 600円(ETC料金) ・関越道(練馬IC→水上IC): 3,090円(ETC料金) ・首都高4号線(永福IC→高井戸IC): 300円(ETC料金) ・中央道(高井戸IC→稲城IC): 490円(ETC料金) |
◆ 日誌と写真 |
行動日誌 | |
KMTでは2月はスノーシュー登山を計画してくれている。
とても一人ではスノーシュー登山までは行く気にはなれないが、このようにスノーシューレンタルまで含めて計画してくれると寒い雪山でも行く気になるのでありがたい。 今回は雨呼山ということで、何度も地図で探したのであるがなかなか見つからない。国土地理院の地図でも山名までは出てこなかった。 水上ICを降りて日光の方に向かう途中の山のようであるが、ネットでは初心者でもスノーシュー登山が楽しめるとの報告があった。 やっと雨呼山、それにスノーシューをレンタルするMAX大穴ベースを地図で見つけることができたが、もう上越国境に近い宝台樹スキー場、水上高原藤原スキー場付近であった。 私の車はスノータイヤに早々に交換していたが、暖冬でわざわざタイヤ交換する必要があったのであろうかと思っていたが、この山行で役立つこととなった。 一緒に行く近所に住んでいるS君は車はスノータイヤに代えてないというので、今回は私の車で行くことにした。また練馬に住んでいるYさんも荻窪駅で拾っていくこととした。 |
|
【2/15(土) 曇り、微風】 | |
スノーシューをレンタルするMAX大穴ベースというところに9時集合ということなので、朝5時に自宅を出発。
それからS君の自宅経由、Yさんを誘いに東名経由、環八を通って荻窪には6時前に到着。
そこから関越道の練馬ICから入って心配された鶴ヶ島JCTは思った程渋滞はなかったが、なぜか前橋ICあたりが混んでいて集合時間に少々遅れる。
その集合場所のMAX大穴ベースに到着したが、なぜか店は閉まっている。
Tさんがオーナーに電話すると土合駅の近くのお店ということで、そこから急いで土合駅まで行く。
そこでスノーシューとストックをレンタルして、目的の雨呼山の登山口にある駐車場に行く。 やっと現地について、いざスノーシュー装着、スパッツ装着など、やはり普段と登山と違って準備に時間がかかる。 ただそんなに寒くないので、手がかじかむことがなかった。 |
|
スノーシューレンタルしたMAX大穴ベース |
スノーシューを付けたり準備が大変 |
さて準備が出来たのでさっそく出発。まず看板の案内図でコースを確認。 | |
昔なつかしい輪かんじきの人もいます |
雨呼山遊歩道案内図 |
やっと準備が出来ました。遊歩道入口で記念写真 |
雪がかろうじて残っています |
登山口からスノーシューをつけて登りだすもところどころ土が見えていて、なるべく雪のあるところを見つけてスノーシューで踏み込んで進む。 もう雪が残っていない急坂もありスノーシューをつけているのがもどかしい場所もあったが、ほどなくして狭い雨呼山山頂に到着した。 そこからは宝台樹スキー場や上州武尊山も見えた。 | |
雪のあるところを選んで登る |
雨呼山山頂。遠くに見えるは上越国境の山々 |
山頂より宝台樹スキー場、その向こうは上州武尊山 |
北斜面はどうにか雪原 |
山頂で記念写真を撮った後、さらに進むと尾根伝いはまあまあ雪が残っていた。 そこから龍棲洞というところを目指したが、谷筋でその付近は道も細くあまり人が立ち止まるスペースもないようなので、先発隊だけが行ってもらって我々は雪原でおしゃべりして待っていた。 先発隊の話によれば、洞があり氷筍が見られたとのことで、当方は写真を見せてもらって満足した。 |
|
龍棲洞の氷筍 |
ランチタイム |
さてさらに |
|
駐車場より至仏山方面 |
駐車場より上越国境方面 |
感想 | |
スノーシューということでは、一昨年の高峯山に行ったがその時と比べ今年はやはり暖冬のせいか雪が少なくスノーシューをするにはギリギリ限界という雪の状態であった。
もう少し晴れていれば遠くの方に見える至仏山など上越国境の山々も真っ白に輝いて見えるかもしれない。
ただ寒さが苦手は私にとっては、寒くないのが良かった。 ここで雨呼山の由来です。 山間の田畑に日照りが続けば、山の水が枯れて作物は、全滅の被害を受けてしまう。 藤原の人々はこの災難を避けるために、村の中央にあるこの「雨呼山」に登り大きな声で天に向かって雨を呼んだ。 時には、麓の山寺(應永寺)より、太鼓を担ぎ出して山に登って叩き雷神の雲を呼んだ。やがて、照り輝く青空も一天俄かに掻き曇り雷鳴とともに雨が降りだしたのだった。 秘境の地藤原村は、五穀豊穣、平穏無事の生活が出来たのである。 また、ある時、麓の山寺(應永寺)の本堂にあった彫刻の「龍」が、夜中に寺を抜け出し、寺山からこの雨呼山に登り、山頂の三つ岩山であばれた、その為に 大嵐となり、大水により山津波が起き、村や田畑をうめてしまった。 困り果てた村人たちは、寺で眠っている龍を縄で縛り上げ、寺の本堂に吊るしてしまった。 今も、應永寺に伝わる伝説で縛られた龍は、本堂天井に吊るされているという。 水上町、藤原区 小さな村にも昔の天災に因んだ民話があるのですね。 |