十勝岳
◆ 山行記録
山行概要
報告
概要
北海道夏合宿、大雪山旭岳に続きもうひとつの活火山である十勝岳に行ってきました。
山行日 2014年7月21日(月)
望岳台より十勝岳
天気 7/21(月) 晴時々曇り微風
コース
概要
望岳台 ⇔ 雲ノ平 ⇔ 昭和噴火口 ⇔ 十勝岳山頂
装備 5-6kg[日帰り]
同行者 Tさん
企画 個人企画
行動記録
【7/21(月) 晴時々曇り、微風】
望岳台駐車場(4:55)--0:45-- 雲ノ平分岐(5:40,5:50) --0:35-- P.1400付近(6:25,6:33) --0:30-- 昭和噴火口(7:03)--1:00--十勝岳山頂(8:03, 8:30)--1:05-- P.1400付近 (9:35,9:40)--0:23--避難小屋(10:03) --0:10--雲ノ平分岐(10:10)--0:35-- 望岳台駐車場(10:45)
望岳台駐車場(11:00) ==0:20== 白金温泉(11:20,12:30) ==4:30== トムラウシ温泉(17:00) == 短縮登山口駐車場(17:30)
行程図

地図データは 他人のヤマレコ から使わせていただきました。
天気図

【衛星画像】 日の出 4:15, 日の入り 19:10

【7/21(月) 晴れ,27.3/15.6℃,51%,S 7m/s,0.0mm】
Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @岩見沢
◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・天人峡~美瑛~白銀温泉~望岳台(約2時間)
駐車場 望岳台駐車場    約100台、無料 トイレあり
温泉 白金温泉 700円
◆ 日誌と写真
行動日誌
【7/21(月)晴時々曇り、無風】
 北海道山行の初日、大雪山旭岳を無事こなし、次の百名山である十勝岳に向かう。
 天人峡谷温泉から途中美瑛の街に寄ったが、そういえば富良野、美瑛というのは北海道の一大観光地だけあって旅行客が多い。 道の駅に立ち寄ったが観光客でごった返ししていたので、街のスーパーに行って今晩、それと翌日の朝、昼の食料を買い込む。 それから白金温泉目指して車を走らせるも白金温泉に後5~6kmというところで、なぜか大渋滞、車が一向に進まず。 そのうち仕方がないので、そのうち白金温泉に行くバイパス道路という標識が出ていたので、遠回りであるがその道を通って白金温泉経由し、望岳台駐車場に6時頃に到着。 それにしてもなんだったんだろう。北海道で渋滞とは。 後で白金温泉のおじさんに聞いたら、「青い池」と呼ばれる観光地があってそれを目当てに来る車で最近は渋滞なんだそうです。 そういえば富良野、美瑛といえばラベンダー畑の富良野ファーム、ケンとメリーの木、セブンスターの丘とか観光スポットが点在し車でないと回れない。 昔家族でドライブした時、これらの観光スポットは大方回ったが、「青い池」というのは聞いたことはなかった。 温泉のおじさんによれば最近話題となったそうで、池の色が2つの川が合流してその川の成分が合成され独特の青色になっているとのことでした。
 模範牧場の中を経由してやっと望岳台駐車場に着くと駐車場から十勝連峰が真近に見える。その山頂には噴煙が上がっている。 駐車場には20台くらい車が駐車しているが、普通の観光客以外に山屋もその半分くらいか。その晩は、スーパーで買ってきたジンギスカン&ビールを堪能する。
 天気も快晴、翌日の天候も期待できる。

望岳台の登山口

最初は広い登山道
 車の中で寝たが途中寒くなり、また夜中トイレで外に出てみると満天の星、また富良野平野の街明かりもきらきら輝いていた。
 4時起きの予定であったが、北海道は朝が早いので3:50に起きだし、軽い朝飯を終え4:55に出発。空は快晴。 広い道をとにかく一直線に登っていく。振り返ると広大な模範牧場や富良野の風景が望める。そのうち、美瑛岳への分岐に出くわす。

ひたすら一直線に登っていく

雲ノ平分岐(美瑛岳との分岐)

避難小屋(水、トイレなし)

昭和噴火口淵を歩く

美瑛岳が美しい

もうすぐ山頂。あの左のピーク。

狭い十勝岳山頂

美瑛岳(裏側は絶壁だった)

十勝岳山頂から富良野方面を望む。

十勝岳山頂からトムラウシ、裏大雪方面を望む。こちらは見渡す限り雲海
 今日は登っている間ず~と夏の太陽が降り注いでいて結構暑かったが登るにつれてだんだん風が出てくる。 そして山頂に着くと強い風が吹いていてヤッケを着ないと寒いくらい。山の反対側は雲海で風があるのはそのせいかもしれない。 それにしても本土の山と違って景色は雄大。北海道の山を全部見渡しているのではないか、という気になる。 とても写真では表現しきれない雄大さである。山頂は狭く寒いので、時間的にまだ早いので食事は下山してから下界で取ることとして下山することとした。

さて登ってきた道を下山

もうすぐ望岳台駐車場。下るにつれ暑くなる。
感想
 北海道の山は本州の山と比べて樹林帯地域が低く1,500m~1,600m程度である。でもここはこれまでの山と違って樹林帯がない。 また登山道はとにかく登るだけで下りはなし。天気がよかったので、振り返ると登山口の望岳台、白銀温泉、それに富良野平野が見渡せ、登った分だけ広大な景色が広がる。  山の方に目を転じると噴煙が2か所から湧いている。そこを通るのかと思いいきや結局噴煙の出ている噴火口は回り道していて山頂に着くと噴火口の白煙は眼下であった。 それこそ、緑の自然というよりも原始の地球の上を歩いているっていう感じかな。
 山頂では風がきつく、休んでいると寒くなったので、360度の景色を楽しんだ後、早々に引き揚げる。 結局、登山口に戻ってきたのは10:45とまだ午前中であった。さっそく白金温泉で汗を流す。それにコインランドリーがあったので、洗濯も併せて済ます。
 食堂でラーメンを食べて富良野経由、トムラウシ温泉を目指す。車で5時間半かかる。 途中上富良野のスーパーで夕食(今晩はジンギスカンはやめて焼肉)、明日の山の行動食を買い込む。 国道38号線を快適に走り、狩勝峠を超え新得町に入りトムラウシ温泉までの、それこそ北海道の道路というべき自然の中の一本道をひたすら走る。 対向車もたま~に行き違うだけで大雪山の山奥にひたすら入りこむ感じであるが、原生林の中の道路を突っ走っているとなんと小学校に出くわす。 後で資料をみると富村牛小中学校とのことで2014年3月、15名の生徒がいるとのことです。こんな大自然の中の学校ではさぞ純真な子供が育っているものと思う。
 そのうち砂利道になってくねくねした道になり、いい加減うんざりしたところで、急にりっぱな国民宿舎であるトムラウシ温泉「東大雪荘」に着く。 ここで、今晩は車泊であるが、明日も車泊だと味気ないのでこの国民宿舎に泊まれないか尋ねたところ、運よく空いているとのことでさっそく予約した。 それに安心して、ここからまだ8km先にある短縮登山口の駐車場に向かう。(車で約20分)
 トムラウシへ

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