北アルプス表銀座縦走・燕岳(2,763m)
◆ 山行記録
山行概要
報告概要 KMT北アルプス表銀座縦走 燕岳編
山行日 2007年9月21日(金)~23日(日)
燕岳
天気 9月21日 晴れ、微風
企画 KMT
装備 5-6kg
同行者 Kさん、Tさん、Uさん、Kさん、Hさん、Jさんの総勢7名
コース
概要
中房温泉登山口→合戦小屋→燕山荘→燕岳→燕山荘

行動記録
【9/21(金)晴れ、微風】
自宅(4:30)==鶴川(4:53)+++大宮(6:24,6:54)+++長野(8:06,8:16)+++明科駅(9:18)==中房温泉(10:15)

中房温泉登山口(10:35)→第1ベンチ(11:05,11:17)→第2ベンチ(11:40,11:50)→第3ベンチ(12:17,12:43)→富士見ベンチ(13:20)→合戦小屋(13:47,14:05) →燕山荘(15:10,15:38)→燕岳(16:00,16:30)→燕山荘(16:45)

行程図

国土地理院地図より作成
天気図
■9/21(金) 日の出 5:49, 日の入り 17:49  晴れのち曇り 15.3℃/3.5℃
 
天気図、衛星画像 日本気象協会より転載 @東京
◆ 山行資料
アプローチメモ
交通手段 ・JR信越線・篠ノ井線(大宮-明科):   4,000円
・上越新幹線(大宮-長野):        2,590円
・タクシー(明科駅→中房温泉):      10,000円
山小屋 燕山荘:     9,500円(1泊2食)
◆ 日誌と写真
行動日誌
 いつもジョギングやレースに出ている仲間のTさんから、北アルプスで有名な表銀座コースを誘われた。 本格的な山行は会社勤めしてからしばらく遠ざかっているので、少々不安を覚えたが、山小屋どまりということで参加した。
【9/21(日) 晴れのち曇り、微風】
 お天気は晴れ、朝早く大宮駅に行って新幹線で長野、それからローカル線に乗り継いで明科駅に着いた。  これまで長野駅からローカル線に乗ったことがないが、途中電車はスイッチバックして登っていくし、晴れ渡ったのどかな田園風景を満喫できた。  明科駅からタクシーで分譲して登山口のある中房温泉に到着した。 学生の頃に行った北アルプスは松本から大糸線というのが定番であったので、このようなルートで登山口に入るのは初めてでまだ地図での位置関係がわかっていない。
 中房温泉から燕岳の登りは北アルプスの3大急登と言われているので、覚悟して登る。空は快晴、今日の燕岳は間違いなく絶景が見れると確信して登っていく。

中房温泉の登山口

第1ベンチ
 このコースは登山口から第一、第二、第三ベンチ、そして富士見ベンチ、合戦小屋と休憩ポイントがある。急な坂が続くが、ちょうどよいタイミングでベンチや休憩所がある。 第一ベンチでは水場があり、ミネラルのたっぷり入った美味しい水が飲める。

第2ベンチ(1,820m)

第3ベンチ
 富士見ベンチに到着すると、先に休憩していた人があれが富士山だよと教えてくれ、遥か彼方の雲の上に富士山が見えた。
 合戦小屋に息を切らしながら到着すると、すでに名物の西瓜販売は終わっていた。

富士見ベンチ(2,100m)

合戦小屋
 合戦小屋を過ぎると森林限界に近づき展望が徐々に開けてきて、ところどころで槍ケ岳がみえる。空は全く雲のない青空。 さらに高度を上げていきます。燕山荘がすぐそこに見え最後の急な坂を登りきってやっと稜線に出た。

最後の登り

やっと着きました!

燕山荘

燕岳への道
 宿にザックを置き身軽な状態で燕岳に向かう。イルカ岩に再会し、きれいな山肌をもつ頂上には20分程で到着した。 頂上には一人しかいなく、上空は真っ青な快晴、360度の大パノラマ展望、温度は半袖ででも気持ちいいくらいの陽気である。

燕岳から燕山荘から大天井、槍ヶ岳に続く稜線

イルカ

北アルプス連峰

隊長とビールで乾杯

豪華な夕食
 燕山荘の夕食では振る舞い酒が飲め、山にいるとは思えないような美味しい料理を食べ、食後はオーナの長さ4mのスイスホルンを聴き、ためになるお話を聞いて初日が終わった。
 大天井岳へ続く
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